2010年6月

男女共同参画週間 [2010年06月28日(月)]

 6月23日からの1週間は『男女共同参画週間』で各地でいろいろな行事が行われる。女性文化研究所で調査研究した大企業の女性登用状況等についてもホームページなどで公表。

http://net.swu.ac.jp/jyobunken-blog/archive/58/0

 6月20日は千歳市で講演。飛行場のすぐそばなので日帰りで十分往復できたが、6月の北海道に日帰りとは我ながらもったいない。公務員時代、母や娘がいたこともあり講演は日帰りが普通だった習慣がまだ抜けない。予定より聴講希望者が多く小ホールから大ホールに変えていただいたそうである。昭和女子大同窓会の方が約30名札幌からわざわざ来て下さる。

 6月22日は官邸での男女共同参画懇談会が5時半から。ところが前から頼まれていた世田谷区男女共同参画センター「らぷらす」での講演が6時30分。官邸ではたくさんの友人や知人に会えるので楽しいのだが官房長官と玄葉大臣の挨拶だけで乾杯もしないうちに失礼して下北沢に。熊本区長にご挨拶。世田谷区には何かとお世話になっている。聴衆はホールが小さく少なかったが、手抜きをしてはいけないと一生懸命話すが、最後に講演と関係のない外国人選挙権や教育基本法への意見を質問され困惑。

 6月23日はソウル女子大の学生たちが挨拶に来る。私の本の韓国語訳を付き添いの先生に差し上げる。学生部長から朝の通学時の道路事情について聞く。もう何らかの新しい対応が必要になっている。教育会議、今回は眠っている教員は目につかなかったが、授業で学生を眠らせない工夫をしてくださるようお願い。終了後すぐ女性教養講座の辻井喬さんの講演に行く。辻井喬さんは前から存じ上げていて私からお願いしたのだが、学生たちは辻井さんがセゾンの堤清二さんと同一人物だとか、父上が堤康次郎という西武グループの創業者で、堤義明氏は弟、学生運動以来日本の政治に深くかかわってこられたとか、全く知らないだろう。どんな態度で聞くか少しハラハラしていたのだが、わかりやすく話してくださった。現代の最高の知性の一人にふれたということだけでも意義があるのではないかと思う。その後、緑声舎(学生寮・「寮生との交歓会」)に行く。案内してくれた学生はとても礼儀正しい3年生だったが、「学長は大学に来る前は何をしていらしたのですか」と聞かれて当惑。普通は相手のことを少しはGoogleか何かで調べて案内役をするのだが「公務員をしていたのよ」と答えておく。

 6月24日木曜日は部局長会、人事等の打ち合わせ。午後、NPO法人「【仕事と子育て】カウンセリングセンター」のステーションについての発表。いくつか取材。対談のあと、夕方ある団体のパーティでたくさんの知人の中で昭和女子大学の方に会って驚く。

 6月28日日曜日は、昔からの知人の市長に頼まれて埼玉県の鶴ヶ島市で講演。

三茶子育てファミリーフェスタ・オープンキャンパス [2010年06月21日(月)]

 6月19日、朝方は弱い雨が残っていたものの午後は梅雨の晴れ間に「第5回 三茶子育てファミリーフェスタ」と、「オープンキャンパス」が開かれる。キャンパスに高校生と、親子づれが多くいつもと感じが違って見える。

(写真左上から時計回りに、オープニングセレモニー司会の学生、サクランボ販売、フェスタの会場風景、オープニングセレモニーで歌うサークルSing Song Societyの学生)
 今回は学生の参加が多く、いろいろな遊びのコーナーがあった。現代教養学科の本屋プロジェクトの学生が鶴岡市からの産地直送のサクランボを売っていた。宣伝はあまりうまくないが、ちゃんと売れただろうか。鶴岡市の教育委員会の佐藤さんも心配してみに来てくれた。そのほか健康診断、がん予防、防災、おもちゃの交換など盛況だった。オープンキャンパスに来た高校生は昨年よりかなり多かったようだが、この活気を見てくれたとおもう。

(写真左上から時計回りに、満員となった全体説明会/グリーンホール、オープンキャンパスとファミリーフェスタで賑わうキャンパス、留学相談・総合相談会場、学科紹介ブース)
 先週は様々な方たちと夕食。月曜日は国際派ビジネスの方たち、火曜日は金融OBで新しい形の教育機関を考えている人、木曜日はニュージーランドの男女共同参画大臣、金曜日はハーバード大学で一緒だった人たち。世の中を動かしている人たち、動かそうとしている人と会うとこちらも刺激される。ニュージーランドの大臣は上海生まれの移民の女性、キャシー松井さんのご両親は農業で成功した一世の日系人、日本のために国際会議で発言できる人材を養成しようというkさん。私もしっかりいい仕事をしなければとモチベーションが上がる。
 水曜日の文化研究講座はモーツアルトの協奏曲がすばらしかった。学生たちの態度もよかったのでほっとする。アンコールにこたえて2回もウィンナワルツ。

 朝日新聞からは埼玉の女性について、毎日新聞からは服装のマナーについてインタビュー。
 また、ふるさとの剣岳や津田梅子についての雑誌インタビューもあった。

小人閑居して不善をなす [2010年06月08日(火)]

 5月31日からの週は学科懇談会を4学科と行った。学科長、教務、学生、アドミッション、キャリア支援の委員の方たちと話すといろいろな実情がわかる。今週は資格関連の学科が多かったのだが、管理栄養士や保育士の資格を持っていても企業の総合職や一般公務員になっている人が多いなど、生の情報が聞けた。新入生歓迎オリエンテーションを学生主体で運営という方向は、学科により温度差はあるが定着してきているようである。また、英語コミュニケーション学科は学寮研修でEnglish activityに学生が熱心に取り組み例年より体調不良者が少なかったとか、福祉社会学科は館山市の社会福祉協議会と連携をとり民生委員の方たちの話を聞いたり聾学校のプール清掃をして喜ばれたとか、いろいろなGood Practicesがあるのでぜひ他の学科も参考にしてほしい。
 資格を取るためにたくさんの授業をとっている学生は、ボランティアやクラブ活動も熱心である。これは原因であり結果だと思うが、私の持論は「小人閑居して不善をなす」。立派な人なら暇でもしっかり勉強するが、私のような普通の人は暇だとだらける。自分にちょっと無理かな、と思うくらいの負荷をかけるほうがいろいろなことができる。

 月曜日午前中はBHNというNPOで途上国からの研修生に日本の家庭や女性のことを講義。何で高学歴の女性が働かないのか、活用しないのか不思議がる。夕方は輸入化粧品協会で講演。さすが美しい方が多く、私ももっとしっかり手入れをしなければと思うのだが、実行が伴わない。レブロンの浅見社長は昭和女子大学の卒業生の元秘書の方の話をしてくださった。彼女は日本文学科(現日本語日本文学科)を卒業して秘書をしているうちに英語を学ぼうと一念発起して、語学学校、語学留学を経てイギリスのレスター大学でマスターとMBAをとり、そちらで結婚して、その大学で働いておられるそうである。いろいろなところで卒業生が頑張っている。

 火曜日は小林麻耶さんが大学に来訪して「私の本棚」という番組を収録。本の話になるとついついおしゃべりになってしまう。ハーバードの学生が2人インターンで2カ月寮に滞在するあいさつ。ホストシスターをひきうけてくれた学生も一緒。一年生が多く頼もしい。別の日にUS―Japanのテッドも挨拶に来てくれる。
 先週東京女子医科大学で講演した礼状を学長からいただいたが、同封の学生の感想もしっかりしていてなかなか良かった。女性教養講座も講師に学生の感想を送っているのだろうかとか、他大学で話すのはあまり引き受けないのだが参考になり、考えさせられることも多い。

 

 土曜日は推薦指定校説明会(写真)、日曜日は附属中高部同窓会でスピーチ。