2010年11月

冬仕度 [2010年11月29日(月)]

キャンパスがイチョウの黄金、桜紅葉の赤やオレンジに染められ美しい。

15日(月)夕方、アサヒビール消費者ダイアログで、祇園のもてなしについて聞く。舞妓さん養成の極意は「その場で注意する。褒める」ことだそうである。
16日(火)私の授業で、渡米前の忙しい時間を割いて橘・フクシマ・咲江さんがグローバルに活躍する人材の条件について話してくださった。彼女自身が、女子大学を卒業してから日本語教師、グレンさんとの結婚、スタンフォード大学でMBA取得後、エクゼクテイブ人材リサーチのアメリカ企業で働いてきた人なので、学生にはとてもいい刺激になったと思う。
16日の夜は来年の女性教養講座のお願いをする駐日ドイツ大使にレセプションに招かれそこで直接約束。18日(木)のボジョレ・ヌーボーの夕食会でご一緒した山崎大地・直子夫妻にお願いとせっせと来年の講師の予約を取る。
20日(土)はせっかく素晴らしい天気の神有月の出雲の松江に講演に行ったのに、空港と往復しただけで出雲大社に行く時間が取れず残念。
22日(月)の夜はハーバードのケネデイスクールの同窓会主催の蒲島熊本県知事の講演会に行き、レセプションでたくさんの知人に会う。参加者の一人が昭和女子大学卒業生と結婚しているとカミングアウト。「昭和の学生は温室の雑草」と言っているというのが印象的。私の解釈では、恵まれたいい家庭の育ちなのに、エリート意識がないということか。

15日、16日、「NHKラジオ深夜便」4時台に放送。だれも聞いていないだろうと思っていたら、いろいろな方から聞いたといわれ嬉しい。
17日(水)夜は丸善丸の内店で、26日(金)夜は東大駒場で新著「女性の幸福」(PHP新書)のプロモーションのミニ講演会とサイン会。読者の方に会うのは嬉しく励まされる。
冬季勤勉手当の最終査定。メリハリをつけるのは難しいが、よく働き貢献してくださる方に報いるべきである。

27日(土)、28日(日)は会津キャンプ村で理事会の合宿。正味1日だが、90周年を終え、100年をめざすいい話し合いができた。素晴らしい景色とサービスに改めて感謝する。

秋桜祭 [2010年11月16日(火)]

11月13日、14日は第18回の秋桜祭。天候に恵まれたくさんのお客さまで学園は活気に満ちていた。学長就任以来「学生の自主性を発揮させよう、学生自身で企画を立てさせよう、自分たちの責任でやり遂げさせよう」と言っていたのが少し浸透したかと思う。ホームカミングデーの集まりで2001年の卒業生が「今の学生は生き生きして自信を持っている」と言ってくださったのがうれしい。今年は『デザインする力』プロジェクトの予算があったせいか、展示も立派だった。企画、デザイン、縫製、モデル、演出まで、総て学生が行うファッションショーはこの学園祭の目玉の一つとなりつつあるが今年はテーマも上滑りでなくスキルに裏付けられた力作が多かったように思う。最後涙ぐんでいる学生がおり、それだけみんな燃焼してくれたのだとうれしくなった。

私にとってうれしかったのは人見杯の英語スピーチコンテストでAPECのWLNミーティングにボランテイアとして参加してくれた学生が、その経験を立派に活かしたスピーチで第1位になったことである。パワフルに活躍する女性達にふれて触発されたのがこの成果につながったのではないかと思う。今まで昭和女子大学の参加学生は発音など英語はうまいが内容に社会性がなくてさびしかったが、今回はグローバルな女性の変化を見据えていた。ほかの大学の参加者のスピーチもそれぞれ魅力的だっただけによくやったと誉めてあげたい。

そのほかいろいろなクラス、研究会、クラブなど力のこもった展示が多かった。またカフェなどの出店がとても多かったが、こうした手作りのお菓子は入学式などで売れないのだろうか考えてみたい。
ホームカミングデーには約500人の卒業生が集まってくださった。卒業後30年の参加者が例年より少ないのが気がかりだが、家族連れの参加も多い。11月5日の墓前祭に出席された遺族の話からも、家族から愛され尊敬されている卒業生は成功した幸せな人生だったのだと痛感する。

創立90周年 [2010年11月04日(木)]

後期が始まってあっという間に1か月が経ってしまった。9月は残暑が厳しい中UNIFEMのミーテングでウィーン、ApecのWLNミーテング、福岡、米子、前橋、金沢と海外や地方に出ることが多かった。学期が始まってもガールスカウト90周年、くまもと未来会議、福島、神戸、函館、石動、横浜、春日部女子高校、母子寡婦福祉大会と土、日は講演、平日も学内の各種会議であわただしく過ぎた。やはり夏休みより学期が始まると活気があって楽しい。この間大学は10月9日に保護者懇談会、10月22日に90周年創立記念式典が行われた。90周年の記念式典には福田康夫元総理に祝辞をいただき、インドのバーラティ・アシャ・チョードリさん(本学前身の日本女子高等学院に昭和20年代前半に在籍)の感動的なスピーチ、学生や生徒のパーフォーマンスがあって形式的ではない心のこもった式典になったと思う。

APECに17名の学生がボランテイアとして参加してくれたこと、渋谷駅で文化創造学科の学生が人助けをして感謝の電話をいただいたこと、など嬉しい知らせもあった。文科省の『大学生の就業力育成支援事業』のプログラムも採択され、キャリアデザインに本格的に取り組むことができる。何とか学生たちが積極的にいろんな活動にチャレンジする環境を作りたい。