2011年7月

前期終了、オープンキャンパス [2011年07月28日(木)]


 授業はいつもより早く終わったが、採点や人事など検討する会議や打ち合わせが多く、やっと今週で前期終了となる。台風が来たので先週に比べ気温は低いが湿度は高い。
 20日(水)経営協議会。
 21日(木)理事会、ボストン理事会、ボストン懇談会などびっしり会議。夜、オーストラリア大使の送別レセプションに出てたくさんの知り合いに会う。もっといろんなところに顔を出し、ネットワーク活動をするべきなのだが、つい本を読んで怠けていると反省。子どものころから本ばかり読んでないで・・・・とどれほど思ったことか。その後男女共同参画局の同窓会。
 22日(金)、ベネッセの直島に泊まり、地中美術館、家プロジェっクトなど現代アートを堪能。23日(土)福山市民大学で講演。立派なホールで2000人の方が熱心に聞いて下さる。鞆の浦に行きたいと思いながら、今回も時間がなく断念。

 24日(日)はオープンキャンパス。高校生と保護者の方にミニ講演。学生に勉強をさせる大学にしたいと強調(あまり脅かすと受験生を減らすかもしれないが)各学科とも来場者が多い。
 25日(月)、ハーバード時代の若い人との会合、青山社中の朝比奈さんも同席。みな働き盛りでたのもしい。
 27日(水)前期最後の教育会議でも、学生の能力を引き出してくださるようお願い。キャリア科目の履修モデルの中間報告。講座数を増やすだけでなく、展望を持って履修することが必要というメッセージが伝わればよいのだが。夕方、就職率押上げに頑張ったキャリア支援センター、キャリア支援部と大学部局長会の慰労会兼祝賀会。
 28日(木)部局長会、学長打ち合わせ、ほか来客多数。

就職率女子大学トップ [2011年07月19日(火)]

 先週は大ニュース。「サンデー毎日」(7月24日号)の大学の就職率ランキング(卒業生1,000以上の大学)で昭和女子大学が全国で24位、女子大では全国1位、都内では5位という。就職戦線は全国的に氷河期、保健福祉系、理工科系はいいが文科系は苦戦というなかでの快挙である。キャリア支援部・センターの頑張りで、昨年よりよかった、特に歴史文化学科や日本語日本文学科がよかったのは知っていたがこれほど高ランクになるとは思っていなかったので正直うれしい。たかが数字、されど数字である。これは昭和女子大学の面倒見の良さを雄弁に物語るエビデンスである。


 本格的な暑さの中で前期最後の授業。16日(土)には「ママチャレ!ブラッシュアップキャリア塾」(女性のための再就職・起業サポート講座)の紹介プログラムで修了生も多数参加。17日(日)は歴史文化学科創立20年記念懇談会。歴史文化学科は教員の方たちの団結もよく、学生たちも歴史が好きでいい雰囲気。卒業生が来てくれるというのは、大学にとって学科にとって、教員にとって嬉しいことである。卒業生が昭和女子大学卒ですと胸を張って言えるような大学にしなければと思う。

 プライベートでは、11日(月)に薬師寺と読売新聞主催のまほろば塾で講演。応募が多かったらしく、友人たちもはずれたという。みなさんとても熱心に聞いて下さる。14日は観世流女性能楽師の足立禮子さんと対談。86歳と思えぬ記憶力。絽の着物をすっきり着こなしてご立派。ボストンのメアリ―に100歳の誕生日お祝いの電話をする。少し耳は遠くなっているが、元気。本当に立派に生きているのに胸が熱くなる。人生の成功は地位や経済力より、立派に生きることが大事と実感する。18日(月)朝、なでしこジャパンが優勝。自信をなくしている日本に何よりのプレゼント。戦後富士山のとびうおや、湯川博士のノーベル賞が国民を力づけたように、女性の頑張りが日本を明るくする。

梅雨は明け [2011年07月11日(月)]

 まだ7月初旬なのに蒸し暑く、節電のため前期の授業を短縮したのも、まあ良かったと思えるが、その分レポートや補講で教員は慌ただしい。私もレポートの山と、試験の採点に悪戦苦闘。大教室で何百人も教え、採点するマンモス大学の教員の方はさぞ大変だろう。採点では授業で強調したことが伝わっていないことを確認させられる。社会人の学生の修士論文審査は、興味深く読む。先日亡くなった松島さんの遺族が挨拶に見える。大学院での勉学が本当に楽しそうだったと聞く。社会人の学生はそれぞれの人生とかかわる感じ。
 学生たちが作る調理実習の給食はいろいろ工夫を凝らしていておいしい。先日、管理栄養士、栄養士の資格を持っている人材が給食のメニューを考えているだけでなく、もっと外資系食品・薬品企業で働くべきだという方の話を聞いたが、資格を持てばそれでいいと考えている学生が多く、考えさせられる。
 5日(火)ウルグアイ大使が来訪。6日(水)、東京神通会。高校の同窓会に校長、知事も出席して大盛会。7日、ブリスベンのマーガレット一家と会う。私がブリスベンにいたときに3歳だったエリーがもう16歳のヤングレディ、もう13年たっているのだ。娘たちの家族も一緒で保育園のようににぎやか。英語はできないはずなのに、子ども同士仲良くしている。日本びいきのマーガレットが「日本人が元気がない」とさびしがってくれる。津波、原発だけでなく、今の政治を含め、日本は大丈夫なのか、私たちも心配。

グローバル化 [2011年07月05日(火)]

 6月29日(水)は黒川清先生(政策研究大学院大学教授・元日本学術会議会長)に女性教養講座で話していただく。グローバルに活躍しておられる先生の話は前向きで元気が出る。「休学してでも外国へ」というお言葉に触発されて、昭和ボストンに行かず休学してアメリカの大学へ行きたいと英コミの学生が言ってくる。昭和ボストンで学んで英語が上達してからの方が効果があるのではないかと思うが、きちんと要望として文書で出すように言う。
 夜は緑声舎のオープンハウス(寮生との交歓会)。1年生の入寮を義務付けなくなって入寮者が減ったが、寮生は上級生も一年生もとても感じよくエスコートしてくれる。カフェテリアの食事もよくなっていると好評。お茶や生け花、お琴のような伝統的な習い事を出張で教えてもらうのもいいことだが、もっとニーズに合うプログラムはないのだろうか考えてしまう。

 1日(金)は秋田の国際教養大学に行く。学長初めたくさんの方に話を聞く。アメリカの大学のようなキャンパスで、授業はすべて英語。教員は全員3年の任期制で給料も評価が反映する年俸制。一年生は入寮を義務付け留学生と共同生活、1年生の1学期は英語の集中レッスンで一定の水準に達しないと先に進めない、などいろいろ試みられている。4年で卒業できる学生は50%と厳しく教育するので学生がしっかり育つ。昭和女子大学では保護者の理解を得るのが困難だろうと思うが、初めからあきらめていてはいけないと自分を励ます。

 近所のスーパーで買い物していると、学生の保護者から話しかけられた。娘さんが昭和に入学して生き生きと学生生活を楽しんでいるといわれてうれしい。大学と学生の個性があえばハッピーなのだ。