後期スタート

 台風一過、眩しい青空のもと後期が始まる。先週は学期初めのいろいろな会合が続いた。


 24日(月)は8週間ぶりの大学部局長会、人事案件など理事会と審議の順序が逆になる。夜は学長主催教育懇談会(非常勤教員対象の懇談会)。昭和女子大学の教育を担ってくださる大事な方たちへの感謝と、昭和女子大学の現状、教育方針などをお話しする。みなさん、教育に情熱を持って取り組んで頂いていて、いろいろな提言を頂いた。


 25日(火)はブラッシュアップキャリア塾の開講式。NHKのクローズアップ現代の取材が入る。女性教養講座来年度の講師について話し合い。学生推薦は例年のようにテレビタレントやスポーツ選手が並ぶ。知名度の高い人となるとそうなってしまうのだろうか。

 26日(水)は日本語日本文学科の児童文学賞選考委員会。

 27日(木)谷口さんの研究会で多様性時代の人材養成というテーマで講演。みなさん熱心に聴いてくださる。その後の企業の人事採用の話も面白かった。いつも採用される学生の立場で考えていたが、企業も「優秀な」人材をどうすれば採用できるかと苦悩しているのだ、と改めて認識。内定者が業界ランキングの上の企業に流れていくという話も納得。
 夜、メンターの集い。担当の教職員、ボランテイア精神あふれるメンターの方々のおかげでこの制度も回り始めたのでありがたい。

 28日(金)は午前に教育会議。「グローバル人材育成推進事業」の採択、「産業界ニーズ対応教育改善・充実体制整備事業」の採択、「大学院文学研究科文学言語学専攻博士後期課程」の設置など話すことが沢山。学生に勉強させてくれ、主体性を養ってくれというのは、私が毎度言っていることだが、中教審の答申を先取りしていたと内心自賛。
 午後は緊急就業支援事業について実地視察。どの大学も就職支援に力を入れているのだろうが、昭和女子大学のまじめな取り組みが高く評価されてうれしい。「就職の昭和」、「キャリアの昭和」と言いたい感じ。「グローバルの昭和」と2枚看板になりそう。

 29日(土)はNPO昭和(昭和ナースリー)の運動会。5歳児が力強く走り、跳び箱もこなすのに感心。0歳児から5歳児まで一番成長の顕著な時期を預かっているのだから、しっかり育てる責任を痛感。