2013年9月

9月24日の学長ブログ [2013年09月25日(水)]

 3連休が終わり、めっきり朝夕は秋めいてきた。暑い夏の間はなかなか咲かなかった我が家の庭の朝顔が今になって濃紺の大輪の花を次々と咲かせている。
 17日(火)はいつも通り、ナースリーに行き、午前中は学長室打ち合わせ。午後は松田弁護士、iPadの説明など。夕方、時間が厳しかったがナースリーのお迎えをしてから青山でアサヒビールの池田さんと女性幹部社員の人たちと会食。皆、元気で話が弾む。遅くなって神崎さんの会に顔を出せず。
 18日(水)は10時から森教授、白河さん、酒井さんと企業分析の打ち合わせ。CSR報告書もすべての企業を網羅していないし、異常値に平均が引っ張られるので注意が必要。お昼は学生支援機構の遠藤さんが来訪されて、歓談。昭和女子大学の学生もかなり奨学金をもらっているのに改めて感心。留学生の受け入れはこれからの課題。13時半から漆さん、熊平さんが来てくださり、アラジンプロジェクトを検討。力と意欲のある人たちなので計画がずんずん進んで気持ちがよい。16時からキャリア支援の在り方について意見交換。6時から帝国ホテルで朝日生命の佐藤社長ほかと会食。そのまま横浜のグランドホテルへ。山下公園の前の部屋で眺めは最高。一人で泊まるのはもったいないくらい。
 19日(木)はベイブリッジから昇る朝日を見る。8時から横浜銀行の取引先の社長さんたちに女性の活躍推進についてスピーチ。業種によって温度差はあるが、社長さんは皆社会のトレンドを理解しておられる。しかし、中間管理職をどう説得するか、どう勤続してきた女性を活性化するか、具体的方策面で課題は多い。車で送っていただき、11時前に大学に着く。13時から理事会。ボストンの学納金は親御さんに十分納得してもらう情報提供が必要。他の女子大の学生数が減っているのを見ると、女子大を取り巻く環境の厳しさが分かる。くまなく晴れた空に中秋の名月。
 20日(金)は職員採用面接。1,900名もの応募者から選ばれた方なので、それぞれ魅力的。
 21日(土)は朝物置の掃除をしてから、建長寺へ。鎌倉は大変な人出。大きい声での素読は禅を組んでいる感じ。素読を昭和女子大学に取り入れるにはどうすればよいか。安倍昭恵さんも参加。そのあと八千代市へお通夜に参列。少し早く着いたのでご両親ともご挨拶ができた。悲しみは深いだろうがしっかりしておられる。次女が久しぶりで家で泊まる。
 22日(日)は朝食を食べさせてから神戸へ。潮出版社の講演会。P&Gの遠藤さんがメークに来てくださる。講演もとてもまじめないい聴衆で反応もよく話しやすかった。そのあと筒井さんの家に。素敵な茶室で懐石料理をいただいてから、お薄。きりっとした着物姿で見違えるよう。パートナーの心と手間のかかった季節感あふれるお料理を堪能。まさに忙中閑。8時前に辞去して自宅には12時前に着ける、新幹線は便利。
 23日(月)は朝、本の整理をする。なかなか捨てられない。午後、ジムに行って、夕食は長女の誕生日の会食で家族10人全員が揃う。

9月17日の学長ブログ [2013年09月17日(火)]

 台風一過、急に秋めいて「空さりげなくすめる月かな」という感じだが、被害にあわれた方々には心からお見舞いを申し上げる。

 9日(月)から12日(木)の1週間は別の予定を入れていたのだが、キャンセルしたので、無聊をかこつ。

 9日(月)は叢書の原稿をチエック。見れば見るほど直したくなる。時間があるからよい論文になるとは限らず蛇足を加えているだけ。関連論文で社会福祉構造改革に果たした炭谷さんの役割を改めて感心。七十二候の原稿チエック。教員採用の面接。
 10日(火)はサハ共和国にご一緒した桜間さんたちと、世話をしてくださった里村さんにお礼。坂本代議士は福島原発の被害地が選挙区。
 11日(水)は「北國新聞」のコラムを書いた程度。「楽しいわが家」の原稿も書けばよいのに時間があるからと翌日に後回し。ゆっくり郵便物やいただいた本の整理。
 12日(木)の常勤役員会もなくなる。夜は警察の田中さん、電脳の方と会食。
 13日(金)は横浜銀行の寺沢さんと手の込んだフレンチの昼食。相変わらず快男子で、随所に主となるとはこんな人だと思う。夕食は付き合う会でお寿司。太るばかり。いくら暇があってもなすべき家の掃除はせず、ついつい本を読んでしまう。時間がないのでなく、整理する能力がないのだと暇があると自己反省ばかり。
 14日(土)は下村文科大臣との勉強会。多士済々。山口香さんの守、破、離はスポーツだけでなく、あらゆる分野の学習にあてはまる。スポーツ「道」にまい進した人が社会人として大成しないのも、「与えられる目標」に取り組んでいるからだと納得。15,16日は台風18号の影響で強い雨が降ったが東京は大したことなし。テレビ会議によるボストン理事会は取りやめになったが、午後、大学基準協会の学長セミナーは開催。面白い議論だった。連休の間長女と次女の家族がかわるがわる夕食に来る。

ヨーロッパ農業研修 [2013年09月09日(月)]

 9月2日(月)から農山漁村女性生活活動支援協会の研修の方たちと合流。協会の調査課長の安倍さんがスイス在住の日本女性農業ジャーナリストの兼坂さくらさんと企画している研修旅行で、参加者は約30名の農業経営者や研究者である。農業女性は健康で自分で切り盛りしている人が多いせいか、エネルギッシュで笑い声が絶えない。男性も4人参加。
 ミュンヘンはナチスの本拠地ということで第2次大戦のときは市街地の約70%が破壊されたらしいがそれを元通り修復している。街路樹やサイクリングロードも整備されている。町の広場の農家直送の野菜は新鮮だがスーパーより価格は高い。日本と同水準か。郊外のリゾートのキム湖畔の農家レストランで昼食。酪農では生活できないと廃業して主婦が中心になり家族でレストランと民宿を開業したそうである。すぐ近くのエッテンフーバー農場で畜産と穀類を組み合わせた有機農業(EM菌の話が出てびっくり)を見学。驚いたことに近所に住む前の駐日EU大使とそのパートナーの日本女性の戸塚さんがいらして私の本も読んでくださっているというので感激。絵にかいたように美しい牧場に牛が草をはみ、家はベランダに赤いゼラニュームが咲き乱れ、丸い頬の子供たちがトランポリンをし、おばあさんの家庭菜園には健やかな野菜が育つ。
有機農場
 アウトバーンでザルツブルグへ。もう日が暮れそうな頃に到着。翌日午前中はミラベル宮殿やモーツアルトの家などを観光後お昼は農家が共同で営む有機レストランへ。ハンバーグならぬ雑穀バーグ。そのあとより素朴な有機農業で牛を育てているデメータ農園に行く。現金収入は少ないらしいが、自分の信念の農業をして幸せそう。自家製の牛乳もとてもおいしい。晴れて日差しは暑くなり山が美しく迫ってくる。インスブルック近くの農家民宿やホテルに分宿。質素だがインターネットも部屋で通じプールまである。
インスブルック
 朝4時前に起きてみると素晴らしい星空。東京では見ることのできない天の川やスバルもくっきり。オリオンが東の空から昇ってくる。山から昇る朝日も美しく、「アルプスの少女ハイジ」の心地がする。朝は民宿まで20分余りというのでぜひ歩こうと提案したのだが徒歩20分でなく、車で20分だったらしく、1時間余り歩いてもたどり着かず、迎えの車に来てもらう。民宿は基本的に1週間単位でキッチンもついている。午後は老人ホームを視察。自己責任原則が徹底していて考えさせられる。そのあと旧市街地を見た後、農家が経営する農家レストランへ。野菜をたっぷり使ったサラダがうれしい。自家製の梨のリキュールやワインもふるまってくれる。この人たちにとっては大変な現金収入になるのだろう。
 今回訪れたグリーンツーリズムは人を雇わず、家族総出で働いており、商業主義でないのが気持よかった。もっとクラインガルテンや、医療や教育とコラボする農業も見たかったが、またの機会に。次の日も快晴で山々が美しい。私はイタリアに旅する一行と別れインスブルックからウィーン経由で帰ってきた。
 全体に睡眠時間が少なかったので、金曜日は大学へも行かず、休養。たくさん眠る。
 土曜日は新幹線で十和田奥入瀬へ。星野リゾートのウーマンサミットへ。ドイツの民宿と比べホテルは和風モダンできれいだが部屋ではインターネットが使えない。
 驚いたことに青森県が直轄で運営している事業で知事の肝いりらしい。実行委員長の八戸学院大学の大谷学長も、もとはベンチャーの経営者だったということで、なかなかの改革者。

ミュンヘンより [2013年09月02日(月)]

 日本はまた暑さがぶり返したようだが、ミュンヘンは初秋である。

 8月26日は帝国ホテルでMOT主催の下村文科大臣との朝食会。大臣から文科省の取り組む政策について網羅的に説明があった後、出席者全員が意見を述べる。私もかねてからの持論を述べる。大学へ帰って朝日エルの岡山さんたちと打ち合わせ。午後、一条工務店の社長が卒業生を連れて来てくださる。こうした社員を育ててくださる中堅企業に就職するのは幸せ。14時から明治大学の斎藤孝さんと対談。テーマからともすればずれて学生に授業にしっかり参加させるにはどうするか、新聞や本を読ませるにはという話になってしまう。アクティブラーニングの具体的実践例として大いに参考になる。
 27日(火)は9時半入試問題でアドミッション部長と打ち合わせ。11時入試委員会。ミスを認めできるだけ誠実に受験生に対応するしかない。追加合格の受験生と連絡取れ次第早めにホームページで公表する。お昼は前から約束していた新旧同窓会長と会食。おしゃべりが弾むが、同窓会の方々には本当にお世話になっている。14時から女性文化研究所プロジェクト研究の検討。そのあとオープンキャンパスの件で打ち合わせ。夕食は渋谷で久しぶりに前の高岡市長の佐藤さんなどと会食。お声も大きくお元気。古典ギリシャ語を勉強しておられるそうだ。首長次第で地方自治は変わることを改めて実感。
 28日(水)午前、ナースリーと銀行によってから出版社の方たちと本の打ち合わせ。11時45分久しぶりに陳さん来訪。お昼を食べながらおしゃべり。ベネッセとソフトバンクの比較など面白い。13時30分AEFAの方と打ち合わせ。16時から東京フォーラムでNPO法人【仕事と子育て】カウンセリングセンターの総会。引き続いて座談会。支える人を支えることが必要など話をしている中でいろいろなアイデアが浮かぶから楽しい。
 29日(木)はアサヒビール取締役会の後、大学で副学長さんたちと打ち合わせ。夏休み中にという人事の案件が多い。入試など問題があるのに当初の予定通り明日からヨーロッパへ。娘と子どもたちとタクシーで帰る。二人連れて歩くのは本当に大変。今週、女性叢書に乗せる原稿を完成させるはずだったのに終わらなかったので、今まで書いた分をUBSに入れて旅先で書くことにする。早く眠り、朝パッキングをして成田へ。
 30日(金)オーストリア航空でウィーンへ。機材もサービスもよい。機内で佐古さんの原稿に手を入れる。ウィーン空港で4時間の乗り継ぎ時間があるので、女性叢書のUBSで作業をしようとしたら記憶されていないとの表示。なぜだ!と思うが致し方ない。夜時刻通りサラエボ着。空港に山崎大使が迎えに来て車で公邸へ。時差で眠くてたまらないので失礼してすぐ就寝。
 31日(土)時差で早く目が覚めるのでメール。公邸は無線LANが入っているのでメールで娘にPCの原稿を送ってくれるように頼む。朝、公邸の周りを散歩。平和でブリスベンを思い出す。シェフのタイ人が帰国しているそうで奥さんが朝食を作ってくださる。肉食が多いらしい。新しくて広くて立派な公邸。一日、山崎大使にサラエボ市内を案内してもらう。3年前はオールドタウンの一角を見ただけだったが、いろいろ話を聞きながら回ると考えさせられる。オスマントルコ以来のモスク、スラブ系のセルビア正教会など教会が多い。戦争の犠牲者だろうが市内に広大な墓地がたくさん。天候は快晴で最低気温10度、最高気温は25度。スーパーマーケットやお店を見たり、サラエボオリンピックの行われた地区でトルココーヒーを飲む。3時過ぎにいったん帰ってお昼寝の後、市内の夜景のきれいなレストランでご家族と夕食。ボスニア料理もなかなかおいしい。しかしお嬢さんは日本の方が好きらしい。山崎大使ご夫妻は積極的に任地を愛して楽しんでおられて素敵だが、家族も含め生活は大変だろうと思う。
 1日(日)も朝早く目が覚めるので、散歩や仕事をして市内やトンネル博物館を見て空港へ。時刻通りミュンヘンに。初めての街だし市内への交通機関をインフォメーションの人が親切に教えてくれないのでタクシーでホテルへ。すこし高くて無駄だが必要経費と割り切ろう。ホテルにチエックインの後、2時間近く一人で市内観光。こちらは親切に教えてくれたので地下鉄で中心街へ。とても趣のある街できれいだが、日曜日はカフェ以外のお店は全く閉店。コンビニもない。夜早く寝ていたら他のグループの人たちが9時過ぎに到着したとの連絡。
ミュンヘンにて