女性文化研究賞

 5月の末から真夏のような暑さがやってきた。
 5月26日(月)のランチミーテングは総合教育センターと。どうすれば教養教育を充実させることができるのか難しい。13時半、14時、15時とそれぞれ来客や打ち合わせの後、歯医者へ。単に経過チエックと思っていたのにまた処置されて、明日、明後日と腫れるといわれてがっくり。
 27日(火)は来客の後、10時40分から学長室の打ち合わせ。そのあと全日空ホテルでアメリカ商工会議所のWomen In Business Summitへ。昼食会では前にご一緒した志賀俊之さんが隣だったが、知っている方がたくさん。尾原蓉子さんがいろいろな日本の団体に声がけをしたそうで、昨年はアメリカンクラブで外資系の方が中心だったが、今年は日本人女性が多い。ジャン・ヤネヒロやアツコ・フィッシュさんもアメリカから参加。パネルデスカッションの最初に「歯の処置の後が腫れていて、美貌が損なわれている」と謝ってからスピーチ。サキエ福島さんも森まさこ大臣も日本語だった。


自分のセッションが終わるとすぐ大学にとってかえって女性文化研究賞の授賞式へ。大沢さんはかねてから真摯な研究者として尊敬していたのでこんどの女性文化賞はうれしい。奨励賞の吉原さんも昭和女子大学の学部を卒業してアメリカの大学院へ留学した方なので教えた人たちも喜んでくださった。ブッシュさんご夫妻も見える。坂井さんからのギフトをすごく喜ぶ。


 28日(水)は午前中いろいろ打ち合わせ。13時世田谷区と包括協定を結びに区役所へ。


教育会議の前に名誉称号や感謝状、表彰状の贈呈式。比護先生が丁寧なごあいさつ。こうした丁寧で誠実な方々に支えられて今日の昭和女子大学があるのだと改めて感謝。教育会議の後、リーダーズアカデミーに顔を出す。それからアメリカ大使公邸でディナー。ケネディ大使は本当に率直で素敵な女性。メールでやり取りしているデボラさんにも初めて会う。久しぶりで山崎直子さんもごいっしょ。
 29日(木)は9時から大学部局長会。10半頃スペインのアルカラ大学から表敬訪問。責任者の方が半月板を痛めてホテルで静養中のため、担当者のみ。そのあとの学長室の打ち合わせを早めに切り上げて日本女子大学へ。特別教養講座という昭和女子大学の女性教養講座に相当する講座で、2、3年生だけ受講。世話してもらった黒沢さんとしばらく話してホテルオークラへ。斎藤さんがなかなか来ないと思っていたら1時間遅くと予定していたらしい。書くべき手紙かはがきを持ってくるべきだった。そのあと同友会の知日派プロジェックトへ。腫れはあまり目立たなくなりつつある。
 30日(金)はミャンマーで日本語学校を経営している土屋さんという方が見える。そのあと東日本大震災未来基金の高成田さんなどと昼食。佐野さんは相変わらず。1時半から女性生活協会の理事会、総会。会長を私の代で無給にしたので後任を見つけるのが大変でもう一期。
 31日(土)は昭和小学校の運動会を見てから八代さんの公開講座。明晰で明快。よるブッシュさんたちと渋谷で夕食。もうじき80歳だそうである。お金があり、健康であるだけでなく、人情に厚く温かく、あらまほしき高齢期。とても暑くなった。