3月6日の学長ブログ

 あっという間に逃げる2月は終わり、おひなさまもしまわれた。暦では啓蟄。すっかり暖かくなり、夕方も5時を過ぎても明るい。授業はないが、就職説明会が始まったので黒スーツの学生がキャンパスで目につく。
 29日(月)午前中は特に予定もなく、女性文化研究所を見に行ったり、書類処理など非生産的に過ごす。外出して14時岡崎嘉平太国際奨学財団評議員会。宮崎さんが亡くなられて寂しい。片野坂社長と久しぶりに会う。新しい奨学生は全員女性。大学に帰って女性文化研究所で女性文化研究賞の選考委員会。夜は警察庁の人たちと会食。
 3月1日(火)は9時30分から学長室ミーティング。13時30分くらしの手帖創業者の大橋鎮子さんについてのインタビュー。4月からNHKの連続朝ドラのヒロインだそうだ。「すてきなあなたに」は魅力的なエッセイ集で、最晩年の大橋さんもとても素敵な方だったが、徹底的に私事、暮らしについてだけしか取り上げていない。本当は厳しい出版界を経営者として乗り切るご苦労は多々あったはずだが。女性は「天下国家はわがことにあらず」と、身ぎれいに生きることを理想とする価値観が私たちを縛ってきたのではなかろうか。夜は太子堂へ。
 2日(水)10時30分江口常務理事、12時過ぎに大学を出てヤクルトホールへ。農業法人協会のWAP100表彰式で記念講演。斎藤さんや池田さんに会えてよかった。講演も強い農業だけではなく優しい農業も目指してほしいといったのだが。15時過ぎには大学に帰る。17時リーダーズアカデミーのファシリテーターを務めてくださった方々やコーデネーターの教員と意見交換。18時15分、資生堂の末川さん。18時30分から「昭和女子大学×資生堂共創プロジェクト」の学生たちによる発表を聞く。9月の中間発表会よりだいぶ進歩している。19時に出て帝国ホテルへ。シットインディナーで順に発言する会だったのに大遅刻。帰り広中さん、岩男さんと。80歳を過ぎておられるがお二人ともお元気。
 3日(木)は附属高校の卒業式。とてもきちんとした立派な式典で特徴的。仰げば尊しも懐かしい。終わるのが12時15分になってしまい、法テラスの顧問会議には少し遅刻。13時40分に出て30分ほどでフジテレビへ。インターネットテレビは時間の制限が緩やかで、リラックスして話せたがあまり大学の宣伝、本の宣伝はできず。終了後、姉を文部科学省でピックアップしてわかなのところでおろす。せっかく上京してきたのに夜は会食が入って一緒できず申し訳ない。
 4日(金)は姉と朝食をとった後、わかなが車を運転し医療センターの1か月検診に付き合う。病気の人が多い中で健康に出産してくれて感謝。それから城南信用金庫で小原白梅育英基金の評議会。よい活動をしておられる。14時から学長室ミーティング。16時30分完成した「これからの女性の基礎力」文庫版が届いた。目黒で滝田会。日本経済について日銀の清水さんが立派なプレゼンテーション。そのあと皆さんと楽しく会食。
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 5日(土)は3月期入試。出願者471人で総計1万500を超え、過去最高。たくさんの受験者からよい学生が入学してくれるのを期待するのみ。とても温かくコートいらず。夕方ジムにいき、手紙を書きのんびり。
 6日(日)日曜日ものんびり。夕食は滋賀県から帰ってきた子供たちとお舅さんがこられてにぎやかに盛り上がる。