2012年9月

フィールドトリップ同行記<byM> [2012年09月27日(木)]

前回ご紹介したMさんによる一人歩き記に続き、
今回はMさんが同行したフォーカスグループ【ミュージアム】の
フィールドトリップ記録です。

まるで自分もトリップに参加しているような気持ちになれる、
詳細な説明と写真をお楽しみください!
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8/27(月)
ミュージアムグループのフィールドトリップに同行。
このグループは陽気でいつもバスの中でみんなで歌を歌っています。

最初に訪れたのはトリニティ教会(Trinity Church)です。


ロマネスク様式の立派な教会です。


教会のボランティアガイドの方の説明を聞きながら、館内をくまなく回ります。


広い館内のあちこちにステンドグラスや絵画が設置されてとても幻想的です。


学生たちがお土産コーナーで絵葉書を買っていました。
フィールドトリップ後はレポートが課せられ、
写真やイラストなども踏まえてまとめる必要があるようで、
そのためのものだそうです。

課題では、最初に表紙まで真っ白なノートが与えられ、
それに学んだことや、調べたこと、さらには今回の絵葉書のような
現地で得たものを盛り込みながら活動の記録を残していくのだそうです。
時には徹夜状態になることもあるそうですが、
後から見返すとよき思い出になることでしょう。

ちなみにここがコープリースクエア(Copley Square)という四角い広場で、
四方を
・トリニティ教会(ロマネスク様式)
・ボストン公立図書館(ボザール様式)
・オールドサウス集会場(ゴシック様式)
・フェアモントコープリープラザホテル(ルネッサンス様式)
と違った様式の建物に囲まれています。

さらにトリニティ教会の隣にはボストンで一番高く、
全身鏡張りのジョンハンコックタワーがあります。


ジョンハンコックタワーに映るトリニティ教会も素敵です。


広場に描かれていた落書きです。
世界共通の想いでしょうか。


次にトリニティ教会から広場を挟んだ向かいにある
ボストン公立図書館(Boston Public Library)を訪れます。


最古の公立図書館であり、美術館かと思うくらいの素敵な建物です。
どこか図書館に権威を感じます。


階段の踊り場にあるライオンです。
お尻に触ると幸せになれるそうです。


中庭でのんびり本を読むこともできます。


意外と中は近代的だったりします。


古さと新しさを融合した街「ボストン」を象徴するような場所でした!

約2時間程度のフィールドトリップでしたが、
英語を学びながら現地の文化的なものに触れていくという
普通の観光ではなかなか味わえない非常に中身の濃い内容でした。

日々このような形でボストンのあちこちのミュージアムに触れていくので、
学生たちは大変充実した日々送っているようでした。

ボストン一人歩き記-初心者編-<byM> [2012年09月24日(月)]

先月ご紹介したSummer Session Program。
今回は、その期間中出張で初めてボストンを訪れた情報システム担当Mさんによる、
現地での様子の体験記です。
昭和ボストンでの自由時間の過ごし方の参考になるのでは。

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Summer Session Programは午後にフィールドトリップが行われ、
フォーカスグループごとにボストン市内の関連施設を見学して回ります。

だいたい15時くらいに終了し、
その後はバスで昭和ボストンに帰るもよし、そのまま街を出歩いてもよしとなります。
今回は国際交流センターの方と同行したコンピュータ事務室のM(海外経験なし)が
初めてボストンの街を一人で歩いてみた様子を紹介します。

8/29(水)ボストン美術館で主に浮世絵の見学を終えて15時頃解散。


すぐ裏手にあるイザベラガードナー美術館を目指します。
美術品コレクター、芸術家のパトロンとして著名な
アメリカ人女性イザベラ・スチュワート・ガードナーが収集した
展示品が展示されています。

ボストン美術館の入場券があると割引になるようです。
チケットをもらうと手荷物をクロークに預けるように言われます。
広い中庭が素敵です。早速カメラを構えると警備員に怒られます。
警備はかなり厳しいようで、
先にフィールドトリップで訪れた学生はボールペンも持ち込み不可だったそうです。

その後近くの駅を目指しますが、よくわからず迷ってしまいます。
思い切って目立ちやすいフェンウェイパークを目指します。(歩くこと約30分)

ちょうど試合が終わったようで、閑散としています。
グッズ売り場に入ってみます。
Red SoxのTシャツはだいたい$40くらいするのですが、
なぜか2枚で$20で売っているコーナーがあります。


よく見ると前の週に突如ドジャーズに移籍となったゴンザレス選手らのものです。
シーズン途中の移籍でグッズが余って叩き売りになるとは、メジャーリーグの厳しさを感じます。
ある意味記念としてに買ってみます。


夕食の場所を探します。よくわからず結局マクドナルドへ。
箱にThird Pounderと書いてあります。
日本のQuater Pounderよりも大きいのでしょうか。
Apple Pieが2つ出てきました。これが標準なのかと一瞬思いましたが、
「Apple Pie ,Please」が「Apple Pie ,Two」と聞こえてしまったようです…。


地下鉄で帰路を目指します。
ボストン市内はT(ティ)という地下鉄が走っています。
チャーリーカードというプリペイドカードを使って乗ります。
最初はとまどうのですが、昭和ボストンでは最初にガイダンスがあるようです。
時刻表というものがそもそもなく、20分くらい待つこともあります。


昭和ボストンへの最寄駅はレザボア(Reservoir)という駅です。
夕方の車内は結構混雑しますが、降りるときは一番前の扉しか開かないので、
早めに前に移動しておいたほうがいいです。


レザボアの駅から昭和ボストンへはシャトルバスが1時間に1本程度運行されています。
シャトルまでしばらく時間があったので、あたりをぶらつきます。
レザボア周辺はそれほどにぎやかではないですが、
大きな公園やCVSストア、ダンキンドーナツなどが近くにあります。

CVSストアが昭和ボストンに滞在する学生たちの日用品買い出しの定番となっているようで、
何人かの学生たちとすれ違いました。
日本にはないお菓子を買い込みます。


ようやく帰ってきました。


こんな感じで私は最初はとまどいながらの行動でしたが、
1週間も滞在すれば、学生たちは当たり前のように街を歩きながら
買い物ができるようになっているようです。
毎日山のように紙袋を下げて帰る学生たちを目にしましたが、
帰りの荷物が大丈夫かと心配になるくらいです。

ボストンの街並みは公園も多く、イングランドからの入植者が多かったからか、
どこかヨーロピアンな煉瓦作りの建物の多い綺麗な街です。
昭和に入ったからには一度はボストンを訪れ、
ボストンの町並みを散策しながら眺めてみてはと思います。

EAIE2012 Dublin [2012年09月19日(水)]

この夏、大学として初めてEAIE Conferenceに参加してきました。 

EAIEとは、European Association for International Educationの略で、
年に一回欧州のどこかで、世界各国の大学および教育機関が集い、
会議や交流を行うイベントを企画運営しています。

今年は、アイルランドダブリンで開催されました。
 


会場では各国の大学紹介ブースの設置
や、スキルアップのためのワークショップ
さらには参加大学や機関による様々なテーマについてのセッションが行われ、
本学は、初参加ながらに韓国・台湾の大学の方と合同で一つのセッションのスピーカーとしても参加。
30人強の参加者に、本学のアピールをすることができました。
 
その他にも、以前ご紹介したTED(過去の記事参照)にもトークがアップされている、
Sugata Mitra先生Caroline Caseyさんの基調講演や、
アイルランド文化を理解するための、アイリッシュ音楽とダンスのショーなど、
教育に関する学びと文化交流/ネットワーキングを目的とした催し物が目白押しでした。 

■スガタミトラ先生のTEDtalkを見たい方はこちら
http://www.ted.com/talks/lang/ja/sugata_mitra_the_child_driven_education.html
 

今回このConferenceに参加して感じたことは、
もっと外に目を向けることの大切さです。 

教育機関を取り巻く環境は、グローバル化ITの進歩ソーシャルメディアの台頭と、
刻々と変化しています。

よりよい教育サービスを提供し、これからの社会を担っていける人材を育成するためにも、
世界規模で教育機関に求められていること学生が直面している現実などを
しっかり見つめ直す必要があると感じました。 

英語での授業やカリキュラムが充実しており、
大学間での学生の移動や単位認定/交換がスムーズかつ一般的な欧州に比べ、
日本はまだまだ閉鎖的で改善の余地がたくさんあります。

世界の女子学生に「学んでみたい」と思ってもらえる大学になれるよう、
ここで得たことを少しずつ国際交流センターの業務に反映し、
大学のグローバル化に貢献していければと思っています!


☆ダブリン(アイルランド)ってこんなとこ!
そもそもアイルランドってどこにあるかみなさんご存知ですか?
・北欧のあたりでしょー。
・なんか紛争があって危ないんじゃなかったっけ。
と、出張前に知人から声を掛けられましたが・・・誤解が多いので、確認しましょう!

アイルランド(正式:アイルランド共和国)は英国の西にあるアイルランド島の南部をさします。首都は今回訪問した、ダブリンです。
皆さんもよく耳にするU.K.(別名:北アイルランド)はその北部に位置し、英国領です。このU.Kの領土をめぐり、一時期過激派の活動などが報じられたため、「テロ行為がある」「危険」というイメージがある人も多いようですが、現在は和平合意が成立しており、欧州諸国の中でも凶悪犯罪が最も少なく、治安の良い国とされています。
公用語はアイルランド語ですが、ほとんどの場所で英語が通じます。最近では、英語留学圏としても力を入れて留学生を集めているようです。 

有名な観光名所があるわけではありませんが、歴史を感じる古い街並みと最新の施設が混在する、
小さいながらも素敵な街でした! 


「1日の中に四季がある」とも言われるアイルランドでは、
毎日のようにどこかで雨が降りました。
幸い市内を回った日は天気に恵まれました! 

ダブリンを表す写真を数枚ご紹介。 

左上:ダブリン市内の中心を流れリフィー川。
右上:ダブリン一番の繁華街。
左:クライストチャーチ大聖堂。

Summer Session② フォーカスグループ活動 [2012年09月07日(金)]

Summer Session Programの最大の特徴とも言えるのが、そのプログラム構成です。
1ヶ月間で集中的に英語力を磨くだけでなく、学生は興味関心に応じてフォーカスグループを選び
その分野におけるトピックスを英語で学ぶとともに関連施設などへの見学も行います。
内容が非常に専門的な場合も多いので、見学前には授業で事前リサーチをし、
当日は通訳の方も同行し、より深い理解のためのサポートをしてくれます。

私も毎日いずれかのフォーカスグループに交じり、施設見学や学外活動に参加しました。
今回はそのいくつかをご紹介しましょう。

心理学のグループと共に訪問したのは、「Perkins School fot the Blind」。
かの有名なヘレン・ケラーの学校(正確にはサリバン先生を派遣した学校)です。
当日は学校施設の一部を見学した後、目隠しを付けて歩くことで、
目が不自由な人のために作られている施設(床、音の反響、風通し)の構造を体感しました。

目や耳が不自由な人への教育の歴史や、学校での具体的な教育方など、
学生達は熱心にメモを取りながら講師の話を聞いていました。

その次に同行したのは、アメリカ文化グループの「Beacon Hill散策」。
歴史のあるボストン市内を歩き、歴史的な建造物や街並みを、講義を受けながら散策しました。

コンドミニアム式のアパートが立ち並ぶ様子を眺めながら、
ボストン一の高級住宅街にも足を踏み入れ、元市長の家なども見に行きました。

最後に、見学に出掛けたのが「マサチューセッツ工科大学(MIT)」です。
ちょうど新学期が始まる時期だったため、キャンパスにはフレッシュな新入生が大勢おり、
先輩達からキャンパスツアーやレクチャーを受けている様子も伺えました。

さらに驚いたのが、MITのキャンパスの開放度合い。
教室棟をはじめとするほとんどの建物が出入り自由で、
MITの学生達に交じって研究室が並ぶ廊下や、講堂にも入ることができました。

有名なドームの前に辿り着くと学生達ははしゃいで記念撮影。

昭和の学生ももちろんですが、
立命館大学から参加している理系の男子学生がとにかく感銘を受けたようで、
いつかMITに留学したい!」と、
今回のプログラムを通じて新しい目標を見つけた学生もいたようです。

ここでは、私が同行した施設の一部をご紹介しましたが、
7つのフォーカスプログラムの内容に合わせて、昭和ボストンでは話題のスポットや、
日本とは異なる取り組みを実践している施設などを積極的にピックアップして、
課外学習先としてプログラムに盛り込んでいます。

教室でみっちり英語の講義を受けるような単なる語学留学では得られない、
違った角度から英語とアメリカ文化、さらには自身の専攻テーマについて学ぶことができる
とても魅力的なプログラムだと改めて実感しました!

Summer Session①英語の授業 [2012年09月04日(火)]

8月20日から9月17日まで行われている昭和ボストンでのSummer Session Program。
今回はその内の一週間を学生と共に過ごすことができましたので、
プログラムの特徴と共にその内容をご紹介します。 

Summer Session Programの一番の目的とも言えるのが、英語力の強化
その要となるのが午前中に実施される英語の授業です。
学生の選択テーマ別にクラスがあり、人数が多いテーマは英語力テストでクラスのレベル分けを行います。 

授業の基本は“Interaction”
昭和女子では、もともと少人数制での授業がとても多いですが、
昭和ボストンではそれよりもさらに少人数で、実際に先生と会話をしながら授業が進みます。
時には隣同士で文章を読み上げる練習を繰り返したり。
時には一つのテーマに対して質問や意見を求められたり。 

 

英語のスキル向上のために必要なことは、文法や発音の正確さよりも、
まず自ら思ったことを伝え、発言する意思です!

そのため、ここでは”Are there any questions?” “What do you think?”等と、
先生達が学生の発言を引き出すべく、常に問いかけてきます。

また、時には教室を飛び出して授業が繰り広げられることも。
この日も、私が見学したクラスは図書館に行ったり、レインボーホールに行ったり・・・

それぞれに、
–図書館の本の中から知らない単語を探すことで語彙力を増やす。
–レインボーホールに隠された謎を解くことで、英語で考える力を養う。
という目的があり、みんな楽しみながら学んでいるようでした。

1ヶ月後、どんな成長を遂げてみんなが帰国するのか
今から楽しみです!