【シムゼミ】「東京ジャーミィ・トルコ文化センターでイスラム教に触れる」

皆さん、こんにちは!シムゼミ3年の大塚と齋藤です!私たちシムゼミ3年は11月2日に、代々木上原にある「東京ジャーミィ」というイスラム教の礼拝堂であるモスクに行ってきました。そこで学んだことや気付いたことを簡単にまとめてみました。

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皆さん、イスラム教と聞いてなにを思い浮かべますか?現代社会はキリスト教に基づく西洋的価値観で構築されつつありますが、実はイスラム教はキリスト教に次いで信者が多い世界宗教なのです。また、そんなイスラム教徒はアラブ諸国に多いというイメージがありますが、6割が東南アジアの信者であり、実は日本にとても近い宗教なのです。

 

イスラム教ではモスクでメッカの方向に向かって礼拝をします。その際に、男女は別々の場所で礼拝をすることが決められています。これについて、「男女差別」を問われることがあるそうです。しかし、そうではありません。神とまっすぐ向き合う時、異性を意識してしまうことは、神の前に置いて男女平等ではないとされているのです。すべての人が平等に神に対して礼拝するためには、男女が横に並んで礼拝することは認められません。また、礼拝の時は肌の色や貧富の差は関係ありません。縦に並んで格差を作るのではなく、すべての人が横に並んで神に礼拝をします。これにおいても、神の前ではすべての人が平等であることが示されているのです。

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私たちは今回の見学を通して、イスラム教のイメージが180°変わったような気がします。イスラム教は、日本にも身近な宗教であったのにも関わらず、日本からは遠い宗教だと思い込み、私たちはネットやメディアの情報だけを頼りに勝手なイメージを自分たちで作りあげていました。しかし「何でも自分の目で見て、感じること」。これがとても大切なことだと、改めて感じることができました。今後も、自分で疑問に思ったこと、またもっと知りたいと思ったことには、進んで調べ学習をしていかなければなりません。自分の目で見て五感で感じることができたとき、初めてその情報は確信のあるものになるのです。

 

最後に!!!

イスラム教の文化を知りたい、行ってみたいという方、ぜひ「東京ジャーミィ」で検索してみてください。

 

以上、シムゼミ3年の大塚と齋藤でした。ありがとうございました!

 

(記事:シムゼミ大塚・齋藤)