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2016年7月

  • 2016年7月28日

スクールカラー

 夏らしい空が見られるようになりました。これから秋の終わりまで、晴れた日の空を見上げるのが楽しみです。夏は朝方、秋は夕方近くが良いでしょうか。青空を眺めていると、すごくスカッとした気持ちになりますよね。    上空が高気圧に覆われると、空が晴れます。日本では、夏は太平洋側から、秋は大陸側から高気圧が移動してくるのだそうで、海洋で生まれた高気圧よりも大陸で生まれた高気圧の方が空気中に含まれる水蒸気の […]

  • 2016年7月22日

望秀海浜学寮

 房総半島の南端に近い館山市に望秀海浜学寮が開設されたのは、1986年の3月、ちょうど本学の女性文化研究所開設の1か月少し前のことでした。「房州」でなくて、「望秀」と書くのは、「秀(たか)き理想を望みつつ励む」の意味が込められているからです。  「秀」の文字は、「禾(穀物の穂)」と「乃(なよなよする様)」の文字を組み合わせて作られたという説があり、その説によれば、穀物の若い芽が伸びる様子を意味して […]

  • 2016年7月15日

トルストイの『アーズブカ』

 「アーズブカ」はロシア語でアルファベットの「A, B, C」の意味です。この本はロシアを代表する作家レフ・トルストイ(1828年~1910年)がまとめたものです。トルストイの創作によるお話と、イソップの寓話や古い諺などをもとにしたお話が書かれています。    トルストイは伯爵家に育ち、広大な領地で農民達が働いていました。農民の多くは、文字の読み書きも、計算もできない人が多かったので、トルストイは […]

  • 2016年7月8日

光葉の大樹

 創立者人見記念講堂の第一緞帳は「躍動する光」というテーマで制作された作品であることを以前お話しました。そこには、霊峰富士、箱根の山、伊豆の海のはるか上空に、躍動するオーロラの光を受けて、3名の女性が世界に羽ばたいていく姿が織られています。  第二緞帳は「光葉の大樹」がテーマです。1980年の学報4月号には、そこに織り上げられている景色を「ほのぼのと輝き初める曙の薄桃色の空には無限の希望がひそみ、 […]

  • 2016年7月1日

カルガモ親子

 創立70周年を記念して造られた日本庭園「昭和之泉」。毎年、カルガモ親子の姿が見られるのを心待ちにしている方も多いことでしょう。カルガモは渡り鳥ではないので、1年中日本にいますが、移動はするのだそうで、昭和で生まれた雛が成長して必ず昭和のキャンパスに戻るという訳でもないようです。  カルガモの親は5~8月に水辺の草むらに巣を作り、卵を産むと2~3週間程じっと卵を抱きます。雛が孵ると、その日のうちか […]