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建物

  • 2016年7月22日

望秀海浜学寮

 房総半島の南端に近い館山市に望秀海浜学寮が開設されたのは、1986年の3月、ちょうど本学の女性文化研究所開設の1か月少し前のことでした。「房州」でなくて、「望秀」と書くのは、「秀(たか)き理想を望みつつ励む」の意味が込められているからです。  「秀」の文字は、「禾(穀物の穂)」と「乃(なよなよする様)」の文字を組み合わせて作られたという説があり、その説によれば、穀物の若い芽が伸びる様子を意味して […]

  • 2016年6月24日

昭和学園記念室

 皆さんは、昭和学園記念室がどこにあるかご存知ですか。見学されたことはありますか。    創立者人見記念講堂の一階の入り口に向かって右側、講堂事務室に向かう階段を上がり、左手のガラスの扉を開け、すぐ右手に歩いて、初めの右手の扉の部屋が昭和学園記念室です。ちょっとややこしいですね。部屋が開いていない時は、隣の光葉同窓会事務室に声をかけていただくと、鍵を開けてくださることになっています。   (昭和学 […]

  • 2016年6月17日

昭和のタイムカプセル

 創立者人見記念講堂の前に建っているトルストイ像は、パンフレットや式典の次第などの学園の印刷物の表紙でもおなじみです。本学で学んでいる人なら誰でも、トルストイ像のことを知っていると思っていたのですが、先日、像の前を通りかかった学生達が、「これ、誰?」「創立者記念講堂だから、創立者じゃないの?」と話しているのを聞いて、びっくりしました。創立者の人見圓吉先生は、がっちりしていてとても大柄な先生でいらし […]

  • 2016年6月3日

オリンピック

 もう50年以上も前のことになりますが、1964年の東京オリンピックでは本学のキャンパスの中央にある体育館が、世界各国の体操選手の練習会場となりました。私が高校生の時のことです。外から覗くと、チェコスロバキアの選手たちが平均台の練習をしていたことを記憶しています。1993年からはチェコ共和国とスロバキア共和国が分離したので、チェコスロバキアという国があったことを知らない方もあるでしょう。「オリンピ […]

  • 2016年5月20日

図書館に行きませんか

 このアクアリウムはどこにあるがご存知ですか。カフェテリア、ソフィア?それともグローバル・ラウンジ?                  80年館3階の図書館です。ふつうは図書館には水槽のような物は置かないのだそうです。本学の図書館は、単に収蔵された図書などが閲覧できるだけでなく、さまざまな学びの場所として活用できる新し […]

  • 2016年5月13日

ビッグ・ベンとカリヨン

 イギリス、ロンドンにあるウエストミンスター宮殿(英国国会議事堂)にある、1世紀半以上の歴史を持つ有名な時計台(エリザベス塔)と大時計ビッグ・ベンは有名です。高校の英語の教科書の題材にもなっていますし、旅行で行かれた方もあるでしょう。そのビッグ・ベンを74億円もの費用と、2017年からの3年間という時間をかけて大修復を行うというニュースを読みました。  昨年の調査で、1時間に6秒の時間のずれが生じ […]

  • 2016年4月8日

記念講堂第一緞帳(ドンチョウ)

 創立者記念講堂(人見記念講堂)の舞台には2枚の緞帳がかかっています。緞帳とは、客席から舞台を隠すための幕です。開演までの間や終演後にかなりの時間、観客の目に触れるものなので、その施設の顔とも考えられています。  客席側にある第一緞帳は西陣織で、「躍動する光」というテーマで織られたものです。神奈川県大井町にある本学の研修学寮「東明学林」から望む富士山や箱根の山々と伊豆・相模の海が浮かびあがった図柄 […]