ネットでオープンキャンパス!~昭和女子の歴文ってどんな学科?~ その2

こんにちは、松田忍です。

「ネットでオープンキャンパス!~昭和女子の歴文ってどんな学科?~ その2」です。

さらにいろいろな話題について、歴文生のお話を伺っていきます!

学寮研修について

松田:次に学寮研修について。昭和女子には学寮研修(1年生から3年生までの3年間、毎年3泊4日で学年全員で泊まり込みをおこなう行事)があります。まず昭和女子大学公式サイトに掲載されている学寮研修の説明をあげておこうか。

学生全員に寮生活、団体生活を体験してもらおうと始まったのが、学寮研修です。
雄大な自然のなかで、教師と学生が寝食を共にすることにより、友情を広め、師弟の相互信頼を深め、また自主性、協調性や思いやりなどを養うことを目的とした、創立以来受け継がれている本学独自の「生活教育」です。行き先は、神奈川県足柄上郡にある「東明学林」と千葉県館山市にある「望秀海浜学寮」。12万㎡もの雄大な樹林に囲まれた東明は、富士・箱根の山並みと伊豆の海を一望でき、また、太平洋と霞ヶ浦に臨む望秀は、ヴィラ風のモダンな建物です。
学生全員が学科単位で、1年に1度どちらかの学寮で3泊4日の体験をしますが、授業だけではなく、野外活動や史跡見学などのフィールドワーク、また、夜には仲間や先生たちと人生や将来について語り合います。この体験は将来、貴重な青春の1ページとなるでしょう。

松田:概要は書いてあるとおりなんだけど、ネット上でも「学寮研修ってどんな雰囲気?」という質問がありました。学生視線からみてどんな感じ?

A:うーん、いくまではどんな風な3泊4日になるのかイメージできず不安だったけれど・・・。

E:修学旅行っぽい雰囲気といえばそうかなぁ。

A:集団生活だから、苦手っていう人もいるけど、、、いってみれば「怖れることはない」って感じかなぁ。

B: 確実に友だちは増えるよね。

A:そうそう、日々の生活の中で、仲のいい子は固定されがちになるけど、初めて話す子でも、学寮期間中に三日三晩語りあったりしていると、急に仲良くなったりして。

松田:ま、実際どんな意図をもって、どんなことをやっているのかというのは、歴文ブログにも大量の記事があるので、そちらを見てもらうことにしよう。学寮中の各種プログラムはいかが?プレゼン企画とか、美術館見学、寺社巡見、労作などなどありますが。

A:あ、美術館や博物館をたくさん回れるのは本当に嬉しい!

松田:かなりたくさんの美術館などを訪問することになるけど、どこが一番良かった?

ALL:うーーーん・・・(と考え)

A・B・D:ポーラ美術館!

松田:ああ、ポーラ美術館は、松田も学寮の引率ではじめていったけど、建物自体の工夫も勉強になるし、展示品も素晴らしいよね!

B:あと労作でバジル植えたの楽しかった笑

松田:そしてそのバジルは松田が食しました

A:他の学科は果物の収穫とかやってたりしていると聞くと羨ましい。

ALL:そうだよねぇ~。

松田:ま、労作でどんな作業をやるかは季節にもよるからな。歴文は12月に東明学林で学寮研修をおこなってたときは、みかん狩りをやってたんだけど、今は6月になっちゃったからなぁ。

クラス制度とクラスアドバイザー

松田:次に「昭和女子大学にはクラス制度があるけど、どんな感じ?」ってこともネット上で疑問が出されているよ。まずオフィシャルサイトの情報をみておこうか。

クラスアドバイザー制を採用しているのは昭和女子大学ならではの特徴です。とかく他の大学では一人ひとりがばらばらで行動して、友達ができにくい場合が多いですが、本学の場合、どの学科も少人数制のクラス別に編成されており、アドバイザーの教員が授業・進路等学生の相談、アドバイスを行います。毎週クラスルームがあり、行事などの際にもクラス単位で動くことが多いので、自然と先生や仲間との交流も深まります。卒業後も先生やクラスの仲間との交流が続いているケースも多く、クラスアドバイザー制で「生涯の友人」を見つけることができます。

松田:クラスは必要?

ALL:必要!

B:クラスはあったほうがいいと思います。

A・C・D・E:いいよね。

E:クラスを決めてもらうと、密に接する人が増えるから、友だちを作りやすい。

B:クラスと学寮研修が友だちづくりの基盤だなぁ。

松田:歴文では、入学する学生数にもよるけど、1年次には約33名×3クラス、2年次から4年次までは約50名×2クラスになってるね。それぞれにクラスアドバイザー(担任)の教員がついています。

B:特に入学した時の1年生のクラスは、その後の友だち関係につながっていく気はするね。

A:ただ歴文は必修の授業がそれほど多いわけではなくて時間割の自由度は高いから、みんな時間割は結構バラバラ。だから高校までとは違って毎日顔をあわせてベッタリというわけではないよね。週1回のクラス会で会うと盛りあがるっていう感じかな。

松田:そういや、この座談会自体さ、みんなが1年生のときに松田がクラスアドバイザーをつとめたご縁でよく話すようになって、そんななかから、たまたま時間の空いていた5人が集まってくれた会だもんね。学生間だけではなくて、学生と教員の間だって、クラスが人間関係の基盤になってるね。みんなが入りたいゼミは、仏教文化史、西洋史、民俗学、日本近現代史・・・とバラバラなんだけど、でも学問分野は違っても、たくさん話す友だちがいるってのは、良いなぁって思うよ。

助手さんについて

松田:皆さんの学業や大学生活を学生の一番近いところでサポートしてくださる助手さんについては、「厳しい!」「怖い!」という声と「優しい!」という声がネット上で相半ばしているんだけど、歴文の助手さんについてはみなさんどう?

ALL:めっちゃ、やさし~い!!

松田:もっと具体的に。

ALL:やさし~い!!笑

松田:具体的にいえよ!笑 あと、それに甘えて迷惑かけすぎるなよ!4人の助手さんで約400名の学生をサポートしていらっしゃるんだからな!

B:留学する時にはとても親身になって相談に乗って下さいました。それと教務との行き違いがあって、授業の履修データがおかしくなっていたときも、とことん対応して下さいました。留学中だったので、とてもありがたかったです!

松田:考古学を修めた助手さんは発掘調査のお手伝いをして下さったり、あるいは教員と学生のお散歩企画なんかにも、お休みの日なのについてきて下さって、実は学生たちより楽しんでいらっしゃる疑惑(笑)があったりして、本当に歴文は助手さんまで歴史好きだなぁってしみじみ思うよ。

A:やっぱ歴文の先輩だってことで、私たちのことをよく分かってくださるのがいいよね。

B:気持ちがぴったりあう感じがします。

E:歴文は研究館(という大学内の建物)に、事務室も教室も先生の研究室も全部集まってるから、家族感あるよね。チーム歴文的な。

小野寺:だーかーらー、家族とか、アットホームとか自分からいっちゃダメなんだよ!自分からいうと、逆に、旧態依然たる封建的な人間関係があるんじゃないかと思われちゃうじゃない!「家族」ってワードはそうしたことの隠れ蓑にも使われるんだから。

松田:さすが、小野寺先生!笑

ALL:あはははは。

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PCは買った方がいい?

松田:あとはネット上の細かい疑問に答えていってもらおうか。「PCは入学前に買った方がいいですか?」

C:私はパソコン好きだから絶対に必要だな笑

A:パソコン好きでなくても、やっぱりあったほうが便利だよね。

E:大学にも学生が自由に使えるPC端末はあるんですけど、試験期間とかになると、レポートを作成する学生で埋まっていたりして、結構あせる。

D:レポート書く機会はほんとうに多いですからね!

A:あと家族共用PCだと急いでいる時に困るよね。

松田:ノートPCのほうがいざというときに、図書館にもちこんで作業できたりするから良いかなあ。それとこれから買うなら、どこのメーカーでもいいけれど、パワーポイントがインストールしてあるPCのほうが、学生生活を送るうえでは便利っていう感じはするね。

インカレサークル禁止?

松田:あと昭和女子大学ではインカレサークル(いろいろな大学の合同サークル)に入ることが禁じられているという噂がまことしやかにネット上に流れているのだが・・・。

ALL:ほんとですかーー!?ないない笑

松田:ちなみにインカレサークル入っている人?

(3人手を上げる)

D:私はバドミントンサークルです。正確に言うと住んでいる区のサークルなので、大学のサークルではないんですけど、M大の人が多くて、実質インカレサークルですね。

B:私はスイーツを食べ歩くっていうサークルに入っています。W大とのインカレサークルですね。

A:私は旅行や観光関係のサークル、やっぱりW大とのインカレです。

松田:はい、3人とも学則違反で退学な!笑

3人:まじっすかー!?笑

松田:昭和女子大学は、かつてはアルバイトなどにも相当厳しかった時代があることも事実だけど、現在は、「授業はもちろん、サークルであれ、ボランティアであれ、アルバイトであれ、留学であれ、各種課外活動であれ、とにかくアグレッシブに動き回ろう、その経験を自らの力にしよう!大学側もチャンスを出来る限りたくさん用意するよ!」ってことで動いているんだから、インカレサークル禁止なんていう、そういう消極的なことはないよね笑

C:あ。ちなみに私は高校時代の合唱団にまだ顔出してます。そういうつながりも楽しいよ!

ジーンズ禁止?

松田:ついでに「昭和女子大学では現在もジーンズ禁止」という情報も流れております。

ALL:あははは。

松田:これも昔とは相当事情が変わってきているよね。いまは服装でどうこうなんてことは全くない。あ、髪の色もね。「時代に応じて新しくせねばならないところは新しくし、変えてはいけない部分は絶対に変えずに守っていく」ってことを考えて動いているからね。というか、今日集まってくれた5人のなかにもジーンズの人がいるよね。

B・E:はい!

松田:じゃ、証拠写真撮っておきますか?笑

B・E:撮りましょう!

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歴文生トークまだまだ続きます。