遺物を撮る

山本暉久です。
考古調査士(2級)資格取得関連科目の中に、後期開設している「文化財保護行政論」があります。歴文生の中で将来地方公務員として文化財保護行政に携わってみたい、あるいは関連する機関で埋蔵文化財の調査や保護に当たりたいたい人向けに開設している科目で、資格取得のための必修科目となっています。授業のほとんどは、文化財保護法にもとづいた行政事務の話がほとんどで、やや硬い科目なのですが、息抜きもかねて、遺物写真撮影の実習も授業に組み込んでいます。受講生が遺物を直に触りながら撮影するものなのですが、撮影の基本操作さえマスターすれば、みんなプロ並みに撮影することができます。近年は高精細のデジタル一眼カメラが出回り、ライティングさえ間違わなければ、だれでも素晴らしい写真が撮れます。下の写真は撮影実習作業中の写真と、受講生が撮影した遺物の写真の一部です。結構いけてる写真と思いませんか。資格を取得してみたいと思うはぜひ受講してみてください。
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