2012年1月

真っ白!! [2012年01月30日(月)]

 1月24日の朝の東明学林から見た景色です。

 
真っ白です。

 

 
 
 
左の写真は、1月20日に降ったときの写真です。
このときには、雪が山の半分までしか積もっておらず、雪が降ったところと降っていないところがよく分かります。

今回は、全てが真っ白で、一夜にして世界が変わってしまったようです。

 
雪が積もった景色もとてもきれいですが、太陽が出てきて少しずつ雪がとけ、枝に積もった雪が木から落ちていく様子や、
雪がとけていくときの静かな音も風情があってすてきです。

音が聞こえてきませんか?

とっても寒いですが、外でずっと見ていても飽きない、寒いからこそ見ることのできる美しい景色です。

おとしもの

雪の上におとしものを発見!!
誰がおとしていったのでしょうか。

雪が降っては、かくれんぼはできませんね。
足がしもやけにならないように、気をつけてね!

 

 

 

 

 いたずら
誰かがいたずらをしました。

冬に水が凍らないように、水道を毛布でくるんでいるのですが、
狸かイタチか…誰かがかじったようです。
袋が破れ、毛布がかじられ、下には引きちぎられた毛布が…。


一体誰の仕業でしょうか。

まだ会えてはいませんが、ちゃんとここに住んでいるのですね。
ちょっとほっこりした瞬間でした。

 

 

つぼみ

これは何のつぼみでしょうか。

池の上にきれいな花が咲いています。
つぼみがふっくらとしていて、大きさは、大きいものから小さいものまで、
色も、赤やピンクや混合色(?)など様々です。


寒いけれど、晴れた日に外を散歩すると、色々な発見があります。
今日はさざんかに出合いました。
どんな植物も、つぼみを見ると、「がんばれ~!」と応援したくなります。

by兼子

木守り(きまもり)みかん [2012年01月22日(日)]

木守り(きまもり)みかん
会津地方には、柿の実を収穫するときに、すべての実をとらないで、幾つか残す風習がある。
会津地方だけでなく、東北地方にも同じ風習がみられるとは思うが、会津の人は、これを「木守り柿(きまもりかき)」と呼んでいる。

豊かな実りを与えてくれた自然と、神様へ感謝を表すためと話してくれた。雪が降りだすと、雪の白さに木守り柿の朱色が鮮やかに映えて、とても美しい。福島県会津坂下(あいずばんげ)生まれの版画家 齋藤清氏の版画や、会津キヤンプ村で使われている食器   (本郷焼 酔月窯)にも「木守り柿(きまもりかき)」がモチーフとして使われている。

前ふりが長くなってしまったが、東明学林でも、みかんの収穫を終えて、枝の剪定をするときに、みかんを1個、2個残している。今年豊かに実を付けてくれたお礼と、野鳥へのおすそ分けだ。

食べ物が少なくなってきた冬、モズやムクドリがよく食べにくる。彼らが食べた後を見つけると、なんだか神様が食べてくれたように思える。

神様(モズ)、 見つけやすく、食べやすいところに残してあります!


神様(モズ)が食べてくれたので、来年も豊かな実りは約束された気がする。
あれ!神様 葉っぱまで食べた!

 

鳥の巣
みかんの収穫が終わると、みかん樹の枝の剪定をする。陽の光が、みかんの樹 全体に行き渡るように枝の剪定をする。日なか一日、みかん園に「パチン、パチン」という鋏の音と、枝が切り落とされて地面に落ちる「バサッ、バサッ」という音が響く。

その作業中、鳥の巣が見つかった。大きさは、おおよそ直径20cm、深さ10cm位だ。表札は掛っていなかったが!モズの巣だと思う。巣の内側は細く、柔らかい枝が使われていて、外側は、丈夫な太い枝で枠組みが出来ている。

よく見ると、ところどころに細く裂いたビニールの紐で補強されて、巣が枝から落ちないように固定されている。材料となる枝を一本、一本選び、運んできたのだろう。労力と時間をかけて作ったんだ。

しかし、巣の中は汚れも、羽毛も全くない“新築”状態だ。巣が完成してから使われた形跡が見られない。苦労して作り上げた巣なのに、放棄してしまったなんて、なんかミステリア巣だ?

しっかりとビニールの紐で枝に結び付けられている。一生懸命作ったのに、なぜ使われなかったのだろう?


大きさを携帯と比較すると、その大きさが分かるかな?結構大きいのです。
いまこの巣は食堂に展示しています。

なにかいいことあるかな?
数日前 富士山頂に凸レンズ状の雲が二重にかかっていた。雲の図鑑(こんな図鑑もある)を見ると、珍しい現象で「笠雲」とあった。この雲が現れると天気が悪くなる前兆だとある。

すこし珍しい雲を見て、なにかいいことが起こりそうな気がしたのに… 健康デザイン学科の研修初日はみぞれになった!いままで35日間も連続 乾燥注意報が出ていたのに、健康デザイン学科のみなさん、ごめんなさい。

健康デザイン学科の野外労作は中止となり「館内清掃」となってしまった。が、清掃終了後、天候が回復したので希望者を募り、みかんの撤果作業を行った。撤果作業とは、みかんの樹に残っているみかんを取って、みかんの樹を休ませる作業だ。約50名のVolunteerによって、撤果作業は順調に進んだ。

撤果作業中、また「里山ガール」が現れた!嬉しそうな顔!あれ!これが、笠雲をみたときに感じた、いいことなのかもしれない?

朝 竹林がわさわさと揺れると、この雲は出てくる。


いまの季節 いつもこんな感じなんだよ…。

 

 

この笑顔が「いいこと」だったんだ!

by生天目

参考図書:「雲のカタログ(空がわかる全種類分類図鑑)」草思社 村井昭夫・鵜山義晃 著

新年 [2012年01月16日(月)]

1月になり、きれいだった紅葉も終わって、今はすっかり葉をおとしています。木々がとても寒そうです。
四季折々、本当に飽きることのない自然の姿に、日々驚き、感動させてもらっています。

 

新年を迎えるにあたり、昨年末に茂木さんが素敵な門松を作ってくださいました。
立派な門松です。
藁で竹の周りを囲っているのですが、それも全て手作りです。
この竹、よ~く見ると、笑っているように見えませんか?

「笑い竹」というそうです。笑い声が聞こえてきそうです。
見ていると自然に笑みがこぼれて、本当に福を招いてくれそうです。
こんなに素敵なものを数時間で作ってしまう茂木さんは、本当にすごいです。
これで2012年の東明学林にもきっと福がたくさん来てくれると思います。

 
富士山2012
1月6日に東明学林から撮影した、2012年最初の富士山です。
とても寒そうですが、やっぱり富士山を見ていると「ありがたいな」としみじみ思います。
富士山は、ほぼ毎朝顔を出してくれますが、気がつくと隠れてしまっていて、いつの間にか見えなくなってしまいます。
だからこそ、昼間に富士山が見えると「今日はいい日だな」と得した気持ちになります。

 

夕方、富士山は見えなくなってしまうことが多いですが、こんな風景に出合うことが多々あります。
雲の間から光がさし、その光がまちに注いでいます。
見る度に光のさす場所が変わり、「今あそこでは何か良いことが起こっている!」
と、いつも勝手に思い込んでいます。
美しすぎる自然の風景です。

 
2012年、東明学林は新しいスタッフを迎えて、良いスタートとなりました。
皆さまにもたくさんの福をお届けできるよう、今年もブログを更新させていただきます。
どうぞよろしくお願い致します。

by兼子

皆様へ [2012年01月06日(金)]

皆様へ
明けまして、おめでとうございます。
昨年は、このブログを見て頂き、本当に有難うございました。
今年も、東明学林の様々な出来ごとや、また自然の魅力をたくさん紹介してゆきたいと思います。
なにとぞ、よろしくお願いいたします。
                                          東明学林staff 一同

春よ、来い
冬の森は静かで、ゆったりとした時間が流れている。そこでは、すべての生き物が、眠っているように見えるが、実は新しい命たちが、春に向けた準備をしている。新しい命たちとは「冬芽」のことだ。

落葉樹は、秋に葉を落とし、春に芽を出すまで、冬の間 休眠する。だが枝の先には、再び活動を始める春にむけ、冬芽を作りだす。冬芽の中には葉や花のつぼみが小さく折りたたまれて、冬の寒さと乾燥から守られている。

森の中を歩いていても気付きにくい「冬芽」だが、あらためて観察してみると、不思議な形に驚き、感心してしまう。ファインダーをのぞいていたら松任谷由実の「春よ、来い」の歌詞が浮かんだ。「春よ 遠き春よ 瞼閉じればそこに…」。同時に「今年もがんばろう!何かいいことがありそうな気がする!」…そう思えてきた。


ポケットにルーペを入れておくと、不思議な「生き物」に出会える。これはなんだろう?
植物名もわからないが、春になり葉と花を見て、名前を探してみよう。

 

 


 

たぶん「イタヤカエデ」の冬芽だと思うが、名前の正確さよりも、その形の面白さに感心してしまった。冬のピエロだな!
鼻が赤く見えません?

 
  

 

 

 

梅の蕾が、ふくらみ出した。あと数週間もしたら梅の花が咲くのだろう。
やがて梅の花が一斉に咲き、梅林が香りに満たされるころ、春は明神岳を越えてやってくる。

 

 

冬の陽だまりに現れた、森の十一面観世音菩薩様だ!やまなみの道で見つけた「ヤマアジサイ」の冬芽だ。アジサイは、体の中に不凍液をためて、冬の厳しい寒さでも芽が凍らない工夫をしている。

 

 

鎧かぶとに身を包んでいるように見えるコナラの冬芽。周りを囲んでいる茶色のうろこ状のものは「芽鱗(がりん)」と呼ばれている。コナラは「芽鱗(がりん)」を重ね着して、冬の寒さ、乾燥、また病害虫から芽を守っている。

by生天目

参考資料:「冬芽ハンドブック」 文一総合出版 広沢 毅 解説  林 将之 写真
        図鑑「日本の樹木」 山と渓谷社