2012年5月

出る杭を作る [2012年05月28日(月)]

出る杭を作る
気になることや、アイディアをノートに書き溜めてきた。2年前、このノートに、1つのアイディアを書いた。「わかりやすい道標、楽しい道案内板を作る」だ。このアイディアに、やっと手を付けることができた。

塩ビ パイプを二つに縦割り、型枠を作った。その中にモルタルを流し込み、補強のために鉄筋も入れた。モルタル練りは、あのアンティークミキサーを使った。散歩道名の看板、巨木の案内看板、危険場所の警告看板、避難経路の指示看板、自然観察の説明看板、ロープ手摺、階段 疑似木など、おおまかに計算して、これから看板の支柱100本、手摺の支柱100本、階段の疑似木100本を作る。

何でもない看板や手摺であっても、自然に触れるための支援設備、研修に来た人たちを守る安全システムへと変化する。手間はかかるが、こんな「ものつくり」は楽しい。後期から、オリエンテーリングもできるようになる。

失敗のリスクを考えれば、何もしないという選択肢もある。が、これでは我々が責任を負っている人たちへ貢献できない。10のアイディアを試し、1つでもうまくいけば、それでよし!ということで、ノートのメモは増えていく。

ふと気がついた。いまやっているのはコンクリート杭作りだが、実は東明の「出る杭作り」ではないか?打たれても折れないよう、ここにも鉄筋を入れ、強度を高めておこう。


散歩道名の看板柱や、警告看板柱は、地中に埋め込む部分を計算し、高さ1.8mにした。
塩ビ パイプ枠は、各5セットあるので、これから夏にかけて少しずつ作る。


塩ビ パイプを二つに縦割り、モルタルを流し込む。完成した杭がパイプから剥がれやすいように潤滑油を塗布している。補強のために鉄筋も入れた。

 

完成した散歩道の階段疑似木。まだ先は長い。塩ビ パイプを剥がすときには、ドキドキしたが、なかなかいい出来だ。自画自賛!

 

 

 

 

ハナムグリ
ヤマボウシの花に虫が潜り込んでいる。どうやら花の蜜を吸っているようだ。先ずシャッターを押して、記録した。あとから昆虫図鑑を調べてみると「ハナムグリ」というコガネムシ科の甲虫だった。「春から秋にかけて各種の花に飛来し、背面は緑色で、体長は14~20mmほど。花の受粉に深く関わっている昆虫」とある。和名の由来は花に潜り、花粉や蜜を取ることによるもので、漢字で「花潜り」と書く。面白い名前だ。
 
普通甲虫は、夜行動するものが多いようだが、ハナムグリは大胆に昼間行動している。
それに、どうも白い花が好きらしい。お尻の斑点がかわいい。

 

 

 

 

コバノタツナミ
広葉樹の若葉の緑が濃くなると、森の中、木漏れ日がゆらゆらと差し込む場所に淡い紫色の小さな花が咲き始める。その花の名前は「コバノタツナミ」。シソ科の多年草で、高さは5cm〜10cm 位の小さい花なのだが、妙に存在感がある。

植物図鑑で、この名前を見たときは、なんだか歌舞伎役者の名前のように思えた。漢字では「小葉の立浪」と書く。同じシソ科のタツナミ草という花と比較して、葉が小さく、花が波のように見えることから「小葉の立浪」と名付けられたそうだ。

葉の裏にビロード状の毛がたくさんあることから「ビロード タツナミ」という別名もある。
こちらは、木漏れ日のスポットライトを浴び、「私を見て!」と主張する宝塚スターのようだ。とにかくオーラのある花だ。

  

コバノタツナミは、淡い光が好きらしい。

 

 

  
 
 


花は同じ方向を向いて咲いているので、これは宝塚のレビューみたいだ。

 

 

 
 
 
スカイツリー
説明なしに、東明のスカイツリー。タケノコは、土の中から芽を出すと、その後 数日間で5m〜6mまで一気に成長する。タケノコの皮は、タケノコが10m程度になるまで、その幹を覆っている。

タケノコを覆う三角の葉がきれいだ。

 

 

 

 

by生天目

英語コミュニケーション学科 [2012年05月21日(月)]

ツバメの巣
前回のブログで、去年のツバメの巣にツバメがかえってきたことをご報告しました。
ご報告したばかりなのに、ツバメたちに悲劇がおきました。
                          

ツバメの巣が壊されてしまいました。

 

 

 

せっかく卵もあったのに…非常に残念です。
犯人はカラスだろうとのことですが、今年こそはツバメのヒナがかえることを期待していたので、とてもとても残念です。
自然の中で起こることなので何とも言えませんが、どうしてもツバメの方に気持ちがいってしまいます。

 

巣が無くなってしまって、もう来てくれないかなと思っていたのですが、昨日、巣が落ちてしまった場所に、また巣の材料を持ってツバメが来てくれたそうです!

今度こそ他の生き物に壊されないように、シートをかけてあげようとしたところ、それを怖がって逃げてしまったそうです。
なかなか気持ちが通じあえず…難しいですね。
もう一度来てくれるといいのですが。
事務室近くを飛んでいるツバメを見るたびに、「あのツバメかな!」と気になる日々です。

 
英語コミュニケーションの避難訓練
5月14日~5月17日で 英語コミュニケーション学科のみなさんが来てくれました。
どの学科でも毎回行なわれる避難訓練ですが、今回はいつもと違います。
足柄消防組合の方が来てくださいました。
学生の避難訓練を見ていただいた後、消火器の使い方を教えていただきました。
消火器は見たことはあっても、なかなか自分で使う機会はないと思います。

学生の方が1人、代表で実践されました。
とても貴重な体験ができたと思います。

 

 

 

お茶摘み
今回は労作で「お茶摘み」をしていただきました。
この日は夏のように日差しが熱く、みんな麦わら帽子をかぶって頑張ってくれました。
お茶畑から摘みたての茶葉を運んでもらい、一度4階玄関に広げてゴミ等を取ります。

 

 

 

 

 

袋から茶葉が出た瞬間に、ふわっとお茶の良い香りが漂います。
思わず手が止まり、幸せな気持ちになります。
摘みたての茶葉は、とても柔らかく、日の光をたくさん浴びたせいかちょっと温かかったです。
この茶葉を今度は工場にお願いをして、加工してもらいます。
工場からかえって来る日が楽しみです。

 

富士山に感動
5月16日の朝、富士山がとても美しい姿を見せてくれました。
英語コミュニケーション学科の先生方も思わず事務室から外にでて、写真撮影です。
素敵な朝の1コマです。

 

 

 

by兼子

つばめの巣あります [2012年05月14日(月)]

つばめの巣あります
つばめの巣あります!とは言っても、中華料理のメニューではない。
去年の巣にツバメが戻ってきた。同じつばめかどうか判らないが、巣に手を加え…正確に言うなら「口を加え」かな? とにかく快適に暮らし始めている。

つばめは、人間の居住空間に巣を作ることでカラスやヘビといった天敵から身を守ることを選んだ鳥だ。自分の子供の頃は、つばめが巣を作ると「来客が多くなる」とか、「運が良くなる」と教えられた。が、いまはその糞害ゆえに、巣作りが邪魔されたり、巣が壊される事が多いと聞く。人は、人に寄り添うつばめを受け入れる余裕を失ってしまったようだ。

喜んで居住スペースを提供した東明学林だが、巣の下を通りかかった人が「落とし物」に驚かないようにお願い看板を作った。付かず離れず見守って行こうと思う。


ひさしの下に配管された水道管の上に巣がある。つばめが巣を作ると「来客が多くなる」という話をしたが、そう言えば「来」という漢字は、つばめの姿に似ている!


 

 

 

 

つばめが話せるなら「うぐいすの糞は喜ばれるのに、どうして私たちは…」と言うかも。

 

 

 

 

東明 圃場
今年 大井町役場を介して近隣の畑を借り受け、さつま芋を作っている。ほぼ30年、同じ畑でさつま芋を作ってきたため、収穫量が落ち、実も小さくなってしまったからだ。

いままでさつま芋を作ってきた畑に、野菜の種を蒔き、苗を植えた。トマト、茄子、インゲン、胡瓜、ピーマン、枝豆、トウモロコシ、南瓜、オクラ、ゴーヤ、唐辛子、ジャガイモ、しそ、西瓜と、なんでもある。東明圃場だ。

7月上旬から次々と野菜の花が咲き、実を結び始めるだろう。さつま芋と比べると、野菜類は手間がかかるが、畑は華やかで楽しい。東明に来る人たちに、素朴なジャガイモの花や、プルメリアの香水のような香りがするゴーヤの花を見てもらいたい。労作の多様化になると期待している。

収穫した野菜が、ソフィアや調理実習の食材として使ってもらえると嬉しい。これからアオムシや雑草との戦いが始まるのだ!


畝のラインがきれいに見えるようにかなり時間をかけた。これは耕運機担当staffの密やかなこだわり。畑を見ると収穫の期待を抑えることができない。


畝を作り、苗を植えた途端直まき、雑草軍団が進出してきた。あ~草取りだ!

 

 

トウモロコシは直に種を畑にまいた。それをカラスは見ていたのだろうか?

種まき後、カラスが畑を掘って種を食べた跡を見つけた。
「権兵衛が種まきゃ、カラスがほじくる(無駄な骨折り損という意味らしい) 」という慣用句は本当だ。でも、そうはさせない。 

 

学父・学母の碑、ふるさとの碑
富士見坂とふるさとの道が出会う角地に、「学父・学母の碑」、「ふるさとの碑」がある。「学父・学母の碑」と名付けられているが、石碑の文字を読むと創設者人見東明先生の分骨が祀られた墓碑だということがわかる。碑の名称が、どうして「学父・学母の碑」になったのか調査してみよう。

話題が変わるが「学父・学母の碑」、「ふるさとの碑」の周辺を整理し、花とハーブを植えた。碑を取り囲む玉ヒバが成長し、碑に重なって、全体的に重い雰囲気が気になっていた。

思い切って玉ヒバを伐採し、植裁をするために整地を始めた。そのときに思わぬことを発見した。富士見坂側から学父・学母の碑を見上げると、石碑の裏側に富士山が映っていたのだ。

確か創設者 人見東明先生は、富士山が大好きだったはず、学父・学母の碑にも「故人こよなく愛せし霊峰 富士を仰ぐ地に分骨し」とあった。碑を建てる時に、石碑裏に富士山が映るよう位置を決めたのだろうか?それとも偶然か?なにか秘密のメッセージを見つけたような気持ちだ。

いま創設者 人見東明先生はインパチェイス、ジキタリス、ミント、ローズマリーなどいろいろな花に囲まれ、富士山の姿を眺めながら東明学林を訪れた研修者を見守っているに違いない。私たち東明staffは、東明学林に来た多くの人たちが、この碑を訪れて人見東明先生と一緒に富士山を眺めてくれることを願っている。


碑の裏側に雪をかぶった白い富士山が映っている。これから富士見坂のヤマモモの枝を選定するので、より富士山が見やすくなるだろう。


 

 

 

 

「ふるさとの碑」には人見東明先生の「愛の野へ」という詩が刻まれている。この文字が読みにくくなったので、掘られた字に白ペンキを入れた。やってみると気を遣う作業で、時間がかかった。兼子さんと川口さんが交代で作業をした。

 
by生天目

 

お花に囲まれて [2012年05月07日(月)]

日に日に東明学林がお花でいっぱいになっていきます。

富士見坂をのぼってきて右側に、花壇ができました。
「富士見坂の木の下をお花でいっぱいにしたい」
ずっと思い続けていた願いが、ようやく叶いました。

雑草を取ることから始まり、土を耕して、ようやく苗を植えます。
だんだん花壇が出来上がっていく様子を見ているとわくわくしてきます。

   

 

お花に囲まれて、ベンチに座って自然を眺める。
最高の贅沢です。

  

 

 

「ふるさとの碑」の周りもとても華やかになりました。

お花に囲まれて、富士山が見えて、人見先生も喜んでくださっている気がします。

 

 

 

ベリー
ジューンベリーとブルーベリーも植えました!

ジューンベリーというものを初めて見ました。白い花がとてもきれいです。
4月~5月に花が咲き、6月に実をつけます。
今は小さい実が少しわかるくらいになってきました。
秋には葉が赤く紅葉し、季節を問わず楽しめそうです。

 

初等教育学科の皆さんとお花づくり
4月24日~4月27日で初等教育学科の皆さんが来てくれました。
今回の労作では、お花のポット作りをして頂きました。
天候があまり良くなかったため、4階の入口で作業開始。
ポットの中に入れるフェルトのような生地を切ったり、ポットにスコップで土を入れたりと、とても賑やかに作業が行われました。

ポットの中に入れる生地を切ってくれました。

みんなでポットに土を入れています。

1列に並んで、種をまいているところです。

 

「お花の種が足りない!」というハプニングもありましたが、無事に種まきができました。
やはり学生さんが来てくれるとうれしいですね。
とても楽しい学寮でした。
今回まいてもらった種からお花がたくさん咲いて、東明学林はもちろん、世田谷キャンパスを彩る日が楽しみです。

by兼子