2013年3月

東明学林の春を紹介します。 [2013年03月25日(月)]

東京のキャンパスも桜の花が満開だと思いますが、東明学林も春本番です。
今回は、東明学林の春を紹介します。

 

畑の菜の花

 

 

 
 
 
蓮池の山桜

 

 
 

アスファルトから芽を出し、大きくなった菜の花

 

 

 
レンギョウ

 

 

 

 

 

 

 
この花、何の花?

 

 

花も咲き終わり、若葉をふき出したさくらんぼの木

 

 

 

 

 

 

メラコイデス(サクラソウの仲間) 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

富士見坂からふるさとの道沿いのパンジーとビオラ

 

 

 

ツバキ

ローズマリー

 

  

 

 

 

 

 

 

 

正門より右側の町道の桜と菜の花

 

 

 

 

正門のドウダンツツジ

 

 

 

ふるさと道沿いのブルーベリー
 
 

 

 

 

 
アセビ(馬酔木)

 

 

 

  

 

馬が食べると酒を飲んだようになるので、このように書くそうです。

by及川

春を二つ [2013年03月18日(月)]

春を二つ
向こうの山が霞み、南に面した斜面にオオイヌノフグリや、スミレが咲き始めました。春が来たようです。東明学林で、春を二つ迎えました。ここまで、いろいろとお世話になり、ありがとうございました。

『成熟した森では、生物間の敵対や競争ではなく、共生することによって限りある資源をうまく循環利用している。敵対や競争関係によって強いものだけが生き残るのではなく、共生関係によって多様な生物が生き残り、無用な競争を回避するための棲み分けが存在する』

これは「生命の宝庫 熱帯雨林」(NHKライブラリー 生態学者 井上民二 著)の中の一節です。

素直に理解できて、なんだか穏やかな気持ちになりませんか。東明学林の森でも、この生態系を確認することができます。初めて植物や昆虫、菌類が、森の中で共生、棲み分けをしているのを確認したときは、本の知識と観察が一致した喜びを覚えました。まるでジグゾーパズルのピースとピースが合致した時のような感覚です。

しかし、この一節、観察の面白さを証明しただけではなく、自分をmanagementの灯台へ導いてくれたのです。どういうことかって?井上先生の文章にある「森」を「組織」に、「生物」を「人」に置き換えて、読み直してみてください。どうですか?こんな組織ができたら継続性があり、効率の良い、強い組織になると思いませんか?自然界に共生や棲み分けが存在していて、人も、その自然の一部なのだから、人間の営みである組織運営に応用することもあり得る。生態学から経営学を見ることが出来るなんて面白いですね。生態学的managementかな。

あちらへふらふら、こちらへふらふらと動きまわり、いろいろ試しては失敗し、たまに成功することもある。こんなことを繰り返し、気がつくと春を二つ迎えていました。この春、私は新しい「森」へ移動します。何か面白いことがないかなと観察対象を探しに….また、どこかでお会いできると思います。

いつも東明ブログを読んでくれて、ありがとうございました。

これからも東明学林、よろしくお願いします。

by 生天目

参考図書 生命の宝庫熱帯雨林 日本放送出版協会 NHKライブラリー 井上民二 著

豊作はまず土作りから [2013年03月11日(月)]

昨年のみかん生育は、果実の裏年に併せて夏場の猛暑、秋雨等の影響を受け不作の年でした。
通年樹木全体の7割に実がなり、約7トンの収穫を得ることができていたが、
5割程度の実なりで小玉や傷物が多く、約4トン程度の収穫でした。

収穫後、ひと月ほど樹木を休ませ樹間の剪定等を行い、内部まで光が差し込むよう枝を間引き、
石灰で酸性土壌の是正作業を行い今年の豊作を願っています。

 

 

 

《果樹園担当 藤田》

よく見てみよう [2013年03月04日(月)]

道具
日頃、道具の手入れは欠かせません。特に剪定ばさみ・のこぎり、チェーンソーは使う度に研いだり、目立て(刃を鋭くすること)を行います。目立てをするようになってから今までに、数えるほどしかやったことはないのですが、体が覚えるまではガイド(補助具)を使ってやろうと思っています。なくてもやれる自信はありますが、基本が身につく前に変な癖はつけたくないので、そう決めました。それから、できるようになってからでも、たまにはガイドを使おうと思っています、慢心が一番危険ですから、って、そんな先のことを想像するよりも、まずは訓練ですね。という矢先、きれなくなったチェーンソーがあったので、目立てをしようと思ったのですが結局交換になってしまいました。 

 観察
毎朝、ブルーベリーやジューンベリーのまだ小さなベリー並木を抜けて、温室の様子を見るのが日課のひとつです。そのブルーベリーが、いつの間にかつぼみを膨らませていることに気がつきました。こんなに寒いのに、ちょぴっとずつ春に向けての準備をしているんだなぁと感心しつつ、いつこんなに膨らんだのだろう?と考えました。結局その答えはでませんでしたが、意識してよく見ていないと、大切なことを見落としてしまうかも知れないので、いつも観察のアンテナは立てておかないといけないなと思いました。そのおかげで、みかんの剪定をしている時に、足元に咲く小さな青い花を見つけることができました、僕が最初(の頃)に覚えたオオイヌノフグリです。ですからこの花を見ると初心を思い出し、新鮮な気持ちになります。

気づき
先日降った雪が解けてきた頃、山に入って改めて気がつきました、陽のあたる場所とそうでないところに。建物からみて、裏手になる栗林には少し雪が残っていて、そのお隣の梅林には雪がないことから、同じ陽あたりのように見えて少し違うんだなぁとか、グラウンドの並木寄りは、こんなに雪が残るんだ(陽があたらないんだ)なぁってことがわかりました。同じように見えて実は違っていること、見えているようで実は見えていなかったことがあるようです。エントランスのスロープの脇にある、カイヅカイブキのすき間から違う葉がでていたので引き抜こうと思ったら、トゲトゲしていて手は痛くなるし、同じ幹から生えている葉で抜くこともできませんでしたので伺ってみると、先祖がえりしたのかな?と教えて頂きました。僕は、僕らに何かを訴えているのかなぁと想像したりもしています。

 
先月末、ヒマラヤ杉のてっぺんに胸を張ったカラスがとまっているのを見つけました。「落ち込むようなこともあるけれど、上を向いて前へ進もうよ。」と励ましてくれているようで、大切なことは自然が教えてくれるのかなぁって考えました。

よく見てみよう、そして想像してみよう 佐藤直樹