2013年4月

畑作り、種まき、春の試練 [2013年04月22日(月)]

寒い冬が終わり、東明学林にも春がやってきました。昨年から始めた畑作りも初めての春を迎えました。
3月下旬、南北2か所ある畑のうち、南側の畑作りを始めました。化成肥料、石灰と堆肥を使い、土作りを行い、畝を4柵作りました。
畝作りか終了し、3月26日、初めの1柵にジャガイモの種イモを植えました。今年は初めてとの事もあり、男爵とキタアカリと云う二種類の品種をそれぞれ50個ずつ、計100個ほど植えました。

また同日、他の3柵にマルチを張り、うち1柵に種まきの穴をあけ、ほうれん草種の早蒔きを70個、キュウリ種蒔きを42個ほど行いました。

                                                     
                                                                                            

 
 
         
 
 

         
           
  

 

4月に入り、2日にはほうれん草、キュウリともに発芽を確認することが出来ました。

5日、マルチを張った畝の2柵目にトウモロコシの種用に穴を開け、100個ほどの種を蒔きました。
その直後の6日、爆弾低気圧の接近で暴風雨が吹き荒れ、3柵のうち、2柵のマルチが吹き飛ばされ、被害にあいましたが、8日に復旧作業を行い、ほぼ修復出来ました。

同日、自然災害にもめげず、ジャガイモのキタアカリ、男爵の発芽が初めて確認出来ました。



 
 
 
 
 
 
 

  
  15日にはトウモロコシの発芽の確認ができ、心配されていた暴風雨での種流失の心配も薄れました。

今回の計画には有りませんでしたが、3柵目の畝に唐辛子種18個、韓国唐辛子種17個、そして赤ちりめんしそ種15個、そして、計画中のとまとの種34個と遅喪きのほうれん草種87個をこの日に蒔きました。
北側の畑については、菜の花が終了し、種用の一部を残し、引き抜き、押切で刻み、畑の肥料としました。
4月上旬種蒔き計画のうち、枝豆、キャベツ、ピーマンについては北側畑の莢エンドウ、ソラマメ、スナップエンドウの育成、収穫時期を見据え、菜の花を引き抜いた空地より順次、畑作り、種まきを行います。

また、昨年秋に種を蒔き、越冬した、莢エンドウ、ソラマメ、そしてスナップエンドウが実を付け始めました。

このままの気候が続くとして、莢エンドウについては、今年の温暖な気候の影響により、5月収穫予定のところ、4月下旬から5月上中旬頃に収穫期を迎えそうです。

畑周辺ではこの春、機材庫、堆肥置場のリニューアルと畑直近まで水道が敷設され、今まで以上に畑の手入れが行い易くなりました。

 
 

東明学林での畑作りの試みは、まだ始まったばかり、全てが自然相手です。この一カ月の間、土作りから種まき、発芽までの間には暴風雨があり、マルチが飛ばされただけではなく、収穫直前まで来た莢エンドウ、ソラマメ、スナップエンドウの一部がなぎ倒されたりしました。また、害虫や、野鳥からの予防対策もこれからの課題です。成功したり、失敗したり、山あり谷ありですが、種を蒔いた全ての野菜の収穫まで、めげずに、諦めずに続けて行きます。また、性質の違う野菜一つ一つの育成方法を研究し、次へのデータなども取り、畑の活性化を図りたいと思います。

東明学林 農業青年団   川口

つつじ観賞のご案内 [2013年04月17日(水)]

今年もつつじ観賞のご希望に応え、下記の日程で構内を開放いたします。

【開放日時】 5月11日(土)、12日(日)
        各日 午前10時~午後3時

【注意事項】
・構内広場でのお弁当等の飲食は可能です。ただし、アルコールは不可ですので、ご了承ください。
 ゴミは各自でお持ち帰りくださいますよう、お願い致します。
・駐車場はございます。
・喫煙は決められた場所でお願いします。

【お問い合わせ】
 〒258-0015
神奈川県足柄上郡大井町山田1868
TEL:0465-83-5101

行動のきっかけづくり [2013年04月15日(月)]

杭とロープ

 

注意して散策をして欲しいところに、手すりをつくり始めています。優先順位の高いところから少しずつですが、着々と増えていく予定です。風雨にさらされることで、だんだんと風景にも馴染んで、ゆくゆくは目立つことなく、さりげなく皆さんの安全を守る手すりになっていくはずです。と書いてみると、僕らの仕事と一緒なんだなぁと感じました、いい仕事だなぁ。
 

 
 
 

 

きかけ 

労作・奉仕活動等で使われる道具の倉庫を新しくしました。これまで以上に出し入れをしやすくしましたので、こう使って欲しいなという僕らの気持ちが伝わると思います。整理されていると、出し入れする時にきちんとしようという気持ちが、いつも以上に高まると思うので、これからはこれまで以上にきっちりと整理をして、きちんとしようという気持ちを高める働きかけをしていこうと思っています。

 
あふれる自然

 
東明学林には、日頃触れることの少ないと思われる豊かな自然があります。ですから来て下さったら時間をつくって、是非散策をして欲しいと思っています。すると、何かの発見や気づきがあって、楽しくてしょうがないくらいになる可能性があると思うんです。少しでもそのきっかけになればと思って、ひとつ撮影ポイントを用意しました。畑を見守るかかしの足元に、ひまわりをたくさん蒔きましたので、季節になれば遠くに見える相模湾を背景に「ひまわりとかかしとわたし」というタイトルで記念写真が撮れるはずです、やってみて下さい。
 

 
 
 

 
どんどん散策をして欲しいのですが、注意もあります。たまにヘビに遭遇しますので、見つけたら近づきすぎず、あわてずさわがずゆっくりと、その場を離れて下さい。先日も池の階段近くの擁壁で、ひなたぼっこをしているヘビがいました。継ぎ目や穴に器用にからだをあわせていますので、お気をつけ下さい。

五感を研ぎ澄まして行動しよう 佐藤直樹

シイタケ栽培のポイント [2013年04月08日(月)]

シイタケ栽培のポイント

原木シイタケの栽培は、従来、山がなくてはできないと思われていましたが、今では園芸的感覚で家庭菜園の一アイテムとして宅地内で栽培し、発生したシイタケを摘み取り、食する楽しみを味わっている方も多いと聞きます。
学林内にはシイタケ栽培に適した「クヌギ」の木が多いことから、この「クヌギ」を使った栽培方法のポイントを紹介したいと思います。
ちなみに原木は樹木の休眠期に切り倒して使用するのが一般的ですが、学林では強風等により倒木した木や、枯れそうな木を原木として使用しています。

1 原木の準備
春新芽が出てからでは、栄養分が少なくなったり後に皮がはげたり、虫に侵されやすくなるため、この時期までに原木を準備します。大きさは直径10~15㎝、長さ90~100㎝位が適当です。

2 種駒の打ち込み
   (1)接種の時期
       11月頃から翌年5月頃までの間

(2) 原木の穴あけ
専用キリ(長径9.2~9.5mm)を使用し、深さは25~30mmに調整します。穴あけ位置は原木の両端5㎝を除き、20cm間隔、列間隔を4~5㎝に穴を開けます。穴の数は原木太さの約3倍(10㎝の場合で約30個)を目安とし、多少多くても菌が早くまん延することから、良いホダ木ができます。


(3) 菌打ち
開けた穴に種駒をカナヅチで打ち込み、原木表面と打ち込んだ種駒が平らになるようにし、全部の穴がふさがれば作業終了です。

 
 
 
 
3 仮伏せ(保湿管理)
仮伏せとは、接種した種駒の菌糸が原木でまん延し始めるように保湿管理することで、接種後たっぷり散水し原木に水分を含ませ、左図のように積み重ね遮光ネット、ブルーシート等いずれかを使用し覆います。
 仮伏せ中は、内部の温度が25℃を超えないように注意し、梅雨時期まで接種原木を寝かせてください。

注意:高温多湿は害菌防止のため厳禁

4 本伏せ
    本伏せとは、原木全体へ菌糸がまん延できるような条件下で管理すること。

(1) 場所の設定
    シイタケ菌は高温に弱く数時間で死滅することがあり、特に夏の直射光線は避けてください。
栽培には林の中など木陰に伏せ込むのが普通ですが、一般家庭で適当な場所がないときは、遮光ネットやヨシズ等を利用し、「下が地面、直射日光が当たらない日陰、通風があり、雨のあたる場所」に心がけ人工的に伏せ込む場所を作ってください。

(2)   方 法
      本伏せの方法には幾つかありますが、各原木にむらなく雨、風が当たるように心がけてください。
例 合掌伏せ
左図のように添え木に両方から交互に立て掛ける方法です。
広い場所を必要としますが、キノコを採取しやすい利点もあります。

その他の方法として、狭いスペースに適した「よろい伏せ」があり、立て掛けた原木を枕木で挟み重ねて伏せる方法です。キノコはやや採取にくい点もあります。

 

5 本伏せ中の管理
      一般的に夏を2回経験した秋からシイタケは発生してきますが、品種や原木の樹種経級、伏せ込み場所の環境等によって異なり、早いものでは接種の翌年から収穫することができます。
 また、シイタケ菌が原木にまん延し、シイタケが発生するようになった「ホダ木」は、通常3~4年持ち、毎年シーズンになればシイタケが発生します。

(3年目のホダ木)

以上、シイタケ栽培方法のポイントを紹介しましたが、是非ご家庭で栽培にチャレンジされ秋と春のシイタケの発生を楽しまれてはいかがですか。
 
≪シイタケ林より。≫

カラフル [2013年04月01日(月)]

4月。新たなスタートの月となりました。
春を迎え、たくさんの植物たちと、また元気に皆さんをお迎えいたします。

春の東明学林には本当にたくさんの花が咲きます。
数か月前には雪が降り、白と黒の世界だったのに、四季ってなんてすばらしいのでしょう。

植物にもそれぞれの咲き方があって、見ているととても面白いです。

梅は空に昇るように枝を伸ばして咲きます。
この梅は、思いっきりグネグネと、でも上に向かって枝がのびていて、なんだか面白いです。
苦労があったのかもしれません。でも美しく、きれいな花を咲かせています。

桜は、力強い印象の梅とはまた違った雰囲気があるように思います。控え目で、とても優しい花に思えます。

オオイヌノフグリが咲き出すと、「春だなぁ」と感じます。ピンク系や白系の植物がたくさん咲く中で、この青色がとってもよく映えます。時に踏まれそうになりながらも、負けずに美しく咲く姿は、健気で力強く感じます。


虫たちも活発に活動をし始めました。
菜の花畑の近くにいくと、「ブンブン」と蜂たちが蜜集めに奮闘中です。
足元に目を向けると、てんとう虫があっちへ行ったり、こっちへ行ったり、と大忙しです。

春が嬉しいのは、きっと人間だけではないのですね。

 

BST
3月12日から3月15日に、BSTのみなさんが来てくれました。

ハイキングをしたり、みかんゼリーを作ったり、竹細工を作ったり、散策をしたり、と東明学林をめいいっぱい楽しんでくれました。
楽しそうな皆さんの姿を見て、職員一同、とてもうれしかったです。

作ったゼリーをカップに入れて、名前を書いて冷やします。
とても素敵な作品ができました!

by兼子