【授業紹介】食品産業経営実務論(3年生) [2020年01月24日(金)]

食品産業経営実務論の授業では、7回にわたってプリマハム株式会社の社員の方々に講義をしていただきました。各回でそれぞれ専門の部署の方々に来ていただき、食肉メーカーとしての在り方や現場での様子を学びました。原料確保から基礎研究・開発や品質管理を経て商品を販売するまでの流れ、出来上がった商品をどのようにして販売していくかという主にスーパーでの販売促進の営業活動、コンビニや外食向けのメニュー提案といった営業活動、情報を整理しステークホルダーに公開する決算・IR情報の発信などを教えていただきました。多くの部署とたくさんの人々がいてこそ会社という組織が成り立ち、それが社会貢献に繋がっているのだと感じました。

特に印象に残った回はグループワークとして課された「コンビニエンスストアで売れる調理パンメニュー」について考え発表したことです。コンセプトがいくつか用意され、その中から2つ以上選びメニューを考案するというものでした。選ぶコンセプトによって様々なメニューが考えられ、班ごとに多種多様なメニューを考案していました。これこそが面白さであると感じました。また、一口に「健康」といっても、メニュー考案においてのアプローチの仕方は、素材選びや調理法などがあり、さらに一目でわかりやすいデザインや文言などパッケージにも工夫が必要であることを学びました。

今回の講義を受け、食品メーカーの魅力を改めて感じました。食品メーカーに就職した未来の自分を思い浮かべながら聞いた人も多いのではないでしょうか。食品メーカーの知識だけでなくキャリアについても考えることができ、とても有意義な講義でした。

また、その他にもファミリーマート株式会社様に来ていただき、品質管理・物流システム・インストアマーチャンダイジングについて学びました。

全国におよそ16000店舗あるファミリーマートを支える物流システムやインフラ機能は徹底されており、だからこそ安全に安定的に商品が供給できていることがわかりました。

また、店舗面積が小さいコンビニエンスストアにとってインストアマーチャンダイジング(ISM)は非常に重要であることを学びました。ISMとは、最も効果的で効率的な商品と商品構成によって、売上を効率よく最大化する活動のことです。客動線を考慮し売れる商品を分散させ配置するなど、フロアレイアウトや棚割を工夫し購買点数増加を図るスペースマネジメント、価格・POP・パッケージ・キャンペーンなどで購買点数を増加させるインストアプロモーションの2つから成り立っていることを学びました。普段何気なく行っているコンビニエンスストアに、こんなに多くの売れる仕組みが備わっていたことに驚きでした。

これまで食品メーカーの視点から食品の開発や売る仕組みについて考えることは何回かありましたが、今回のような小売店の立場から商品の売り方を考えることは新鮮で、面白かったです。

 

 

 

 

 

 

 

学部3年生 M・S