ストロングポイント [2010年05月24日(月)]

 先週から各学科と懇談会をして、5年計画のフォローアップなど各学科の取り組みを聞いている。まだ始まったばかりなので他にもいい取り組みをしている学科があると思うが、歴史文化学科の取り組みに感心した。新入生全員の基礎ゼミを学部長も、学科長も、大学院担当も全教員が、大学での学び方、レポートの書き方、文献の調べ方などを指導する。教員一人あたりの学生数は7人というぜいたくさで、ここまでできる私立大学はないのではないかと思う。教員たちの自主的な取り組みだということがすばらしい。新入生のためのテキストに教員が出したクイズもなかなかよくできていて私も楽しんだが、いろんな工夫をしているのが頼もしい。

 19日(水)の女性教養講座は千本倖生氏(イー・モバイル株式会社 代表取締役会長兼CEO)。電電公社、第二電電、慶応義塾大学、イー・モバイル、イー・アクセスなど日本のベンチャーの草分けとして果敢な仕事をしていらした方で、ビジネススクール、経営学部の学生が聞いたら感動・感涙間違いなしというエキサイティングなお話だった。学生の中には居眠りをして注意を受けた者もいて恥ずかしかった。質問に来た学生がいたのはとてもよかったが、千本さんへの質問内容はもう少し工夫して欲しかった。

 ぎりぎりまでどうしようか迷っていたが20日(木)夕方から22日(土)にかけて北京に行き、Global summit of womenの20周年大会に参加した。international  planning committeeの一員なのにチリや、ドイツやヴェトナムで開催された大会には欠席してきたが、今度は近いからぜひと言われ、特に緒方貞子さんが表彰されるので顔を出した。北京は5年ぶりで、オリンピックを機会に変貌したとは聞いていたが、市内見物をする時間はなかった。高速道路、車の普及、高層マンションの林立が印象的だった。それ以上に会議参加者ももちろんだがどこへいっても中国人のバイタリティに圧倒される。この人たちを統治していく政府も大変だろうと痛感。日本人もぼやぼやしていてはいけないと思ったり、日本人の応対の柔らかさ、押しの弱さ、センスのよさ、まじめさ、仕事の丁寧さはやはり強みでないかとも思いなおしたり。先週東京のお台場で行われたTEDEXで感じた頼もしさと照らし合わせ、グローバルに生きる力とは何か改めて考えさせられた。

緒方貞子氏と