暑中お見舞い

 7月末で一応前期の試験も終わり、キャンパスは夏休みモードで夏木立にセミの鳴き声が満ちている。公務員時代夏期特別休暇が3日だった(それも休めないことが多かった)のに比べ大学の夏休みは長すぎて、最初は何に使おうかと戸惑ったが、いまやそれに慣れて今週末は東京と名古屋で講演、来週は九州平戸と三島で講演、再来週は富山に、次の週はオーストラリアに、とそれなりに予定が入っているが、学長ブログも9月半ばまでお休みさせていただく。

 先週は学期末ということもあり、コミュニテイサービスラーニングの報告会、前期最後の実践倫理、ボストン出発式、教育会議、日本語基礎のまとめ、ファミリーフェスタの打ち上げなどが行われた。試験の採点では自分の言ったことが伝わっていないことに改めてシュンとするが、上海交通大学主催の世界学生会議に出席した学生も、報告会の学生も、なかなかしっかりしていた。

 30,31日、1日と伊豆の天城で学長会議。国立、公立、私立で置かれている立場は違うが、大学の教育の質保障というテーマだったこともあり、皆さんの真剣な取り組みが分かって参考になった。また就活の早期化、長期化について企業に自制を求めるアピールを出すことになった。効果はなくても言い続けなければならない。隅田川の花火大会を見れなかった代わりに、長岡の花火を見る。次々と矢継ぎ早に打ち上げられる花火に思い出が重なる。