後期開始

金木犀(キンモクセイ)が香り始め、ひどい暑さの夏は過ぎ、秋が確実にやってきた。

大学も後期が始まり、ひっそりしていたキャンパスに学生が戻ってきた。9月29日(水)は大学部局長会、引き続いて自己点検・認証評価実施委員会、昭和女子大学児童文学賞選考会、そして初めての非常勤講師懇談会と盛りだくさん。

30日(木)は教育会議のあと、12時から九月期卒業式。地下鉄のダイヤが乱れているので開始が遅くなるかもしれないといわれていたが、予定時刻に学生がほぼ揃っていてよかった。卒業生はアカデミックガウンを着用、来年以降も継続すべきという意見もあろうが3月の全体卒業式に参加可能として9月の卒業式、入学式は今年限りとする。その後、国立オリンピック記念青少年総合センターで日本、中国、韓国の学生の交流を覗いたが、みな英語がうまいだけでなく、問題意識もしっかりしており、昭和女子大学の学生も参加させたいと思う。6時半から後期入学式。大学院修士課程2人、博士課程1人の計3人で、留学生が2人、社会人学生が1人。

10月1日(金)は福祉社会学科と交流を検討しているデンマークのカールソンさんが来校。北欧との交流が実現すれば喜ばしい。

10月2日(土)は同窓会埼玉支部の総会で上尾に行く。80人足らずの出席者だが、1時間ほど大学の教育方針について講演した。埼玉県からの学生数、卒業生は多いのだから何とか盛り上げてほしい。9月下旬に前橋や金沢で講演をした際は、1,000人近い聴衆の中に同窓会の方々が約50人きて下さり、ありがたかった。

10月3日(日)は昭和ナースリーの運動会。71名の園児は元気いっぱいで感動する。5年目でだんだん盛んになっているのが頼もしい。保護者は園児の2、3倍は来て下さっており、お父さんたちの姿も目立つ。時代は確実に変わってきている。