世界学長フォーラム(ソウル女子大学50周年記念) [2011年06月10日(金)]


 韓国の協定校のソウル女子大学が創立50周年を記念して「世界学長フォ-ラム―女子大学のビジョンと未来」が開催されたので6月6日(月)から9日(木)まで訪韓。1年以上前に招待状が届いていたので、学期途中だが日程をやりくりして出かけた。羽田からだと飛行時間2時間、ほんとに近い隣国である。内閣府時代に韓国経済専門の部下がいて様子を聞いてはいたが、ソウルの発展ぶりは見事である。

 宿泊はウェスティン朝鮮ホテルソウル、7日、8日とも朝早くから夜遅くまで行事で9日も早朝に出発したのでホテルの部屋にはほとんどいなかったが、到着した日に李さんという昭和女子大学の卒業生の方が見える。人見楠郎元理事長の思い出を語り大変懐かしがってくださるが、韓国でも同窓生の消息を把握し続けるのが困難らしい。日本留学の経験者の4年生の学生の朴さんが空港の出迎えから最後まで責任を持ってエスコートしてくれる。

 7日(火)は午前中から学長フォーラムで、李学長、アメリカからの二人の女子大学の学長のスピーチと言いみなさん立派なスピーチで問題意識は共感するところ大。韓国、アメリカでも女子大学は減少しているが、社会のニーズを把握して、特色あるよいプログラムを提供する変革を続けているところだけが生き残る。私のスピーチは準備不足で原稿の出来が良くなかったのでアドリブでかなり変更。聴衆の反応もよく社交辞令ではあろうがたくさんの方がほめてくださったので少しほっとする。日本からの女子大学もそれぞれ頑張っておられるので、昭和女子大もぼやぼやしておれないと実感。夜は李朝時代の様式のレストランでレセプションと夕食会。

 8日(水)はソウル市内のツアーが予定されていたが、我々は協定校である漢陽女子大学を訪問。柳学長や金国際交流部長と昼食会。あたらしい立派な施設設備で服飾、デザイン、陶芸、歯科技工士の養成など実学に力を入れている。韓国は情報化が進んでいる国というイメージを持っていたが、芸術、デザイン、サービスに力を入れているのが印象的。午後中央日報のインタビュー。漢陽女子大学の金先生に通訳していただく。夜はアートセンターでレセプションとコンサート。終了後、西江大学の申教授の立派なお宅に寄り、12時近くにホテルに帰る。

 9日(木)午前中に羽田に着いて、午後は昭和女子大学で愛知淑徳大学の真田教授から話をうかがう。共学化するとよい女子学生は逃げ、頼りない男子学生が来るという先入観念を持っていたが、愛知淑徳大学は男子学生が入ることでよい女子学生も増え、受験生の水準も上がり、成功しているらしい。