まだ7月初旬なのに蒸し暑く、節電のため前期の授業を短縮したのも、まあ良かったと思えるが、その分レポートや補講で教員は慌ただしい。私もレポートの山と、試験の採点に悪戦苦闘。大教室で何百人も教え、採点するマンモス大学の教員の方はさぞ大変だろう。採点では授業で強調したことが伝わっていないことを確認させられる。社会人の学生の修士論文審査は、興味深く読む。先日亡くなった松島さんの遺族が挨拶に見える。大学院での勉学が本当に楽しそうだったと聞く。社会人の学生はそれぞれの人生とかかわる感じ。
学生たちが作る調理実習の給食はいろいろ工夫を凝らしていておいしい。先日、管理栄養士、栄養士の資格を持っている人材が給食のメニューを考えているだけでなく、もっと外資系食品・薬品企業で働くべきだという方の話を聞いたが、資格を持てばそれでいいと考えている学生が多く、考えさせられる。
5日(火)ウルグアイ大使が来訪。6日(水)、東京神通会。高校の同窓会に校長、知事も出席して大盛会。7日、ブリスベンのマーガレット一家と会う。私がブリスベンにいたときに3歳だったエリーがもう16歳のヤングレディ、もう13年たっているのだ。娘たちの家族も一緒で保育園のようににぎやか。英語はできないはずなのに、子ども同士仲良くしている。日本びいきのマーガレットが「日本人が元気がない」とさびしがってくれる。津波、原発だけでなく、今の政治を含め、日本は大丈夫なのか、私たちも心配。
梅雨は明け
- 2011年7月11日
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