グローバルビジネス学部開設記念シンポジウム

 もう7月。今年も折り返し点を過ぎた。
 25日(月)は途上国からの通信技術者の研修で日本事情を話す。1年に1回英語の練習を兼ねたボランティアと思い行っているが、私より、学生たちとディスカッションしてもらった方がよいかもしれない。午後はNPO昭和の理事会、総会。もう7年になるが、昭和女子大学と地域との結びつきは確実に進んでいる。新学部設置の届出受理の知らせがはいる。これで正式に「来年4月 新学部スタート」といえる。学長室で関係者とお祝い。
 26日(火)は授業、その後打ち合わせで防災マニュアルの確認など。「学生の安全が一番」ということは教職員、地域貢献、帰宅難民支援は優先順位が後ということ。リーダーズアカデミーは藤井さんの話を聞く。私も質問したくなったが我慢。来週、会食の時に聞こう。夜は、六本木ヒルズクラブで会食。
 27日(水)は朝日生命の取締役会が早く終わったので大学で事務処理をしてから、活字文字文化機構の評議員会。ぜひ、昭和女子大学で共同イベントをするようにお願いしなくてはいけない。その後、事業構想大学院大学を訪問。表参道からまさに一分、新しい校舎もそのコンセプトも魅力的。理事長の東さんとは初めてお目にかかったが大変なエネルギーのある革新的事業家。教授室も個室でなく、パーテイションで仕切られた大部屋。急いで大学に帰り、現代ビジネス研究所の研究員の選び方を話し合い。明日のシンポジウムの参加者が少ない数字を聞いてがくぜんとする。

 28日(木)大学部局長会でも授業振替などで学生の参加を増やすよう協力要請。学長室のみんなも営業活動を頑張ってくれ、教員たちの協力も得て何とか900人確保。午後、(本学学事顧問)竹内ハーバードビジネススクール教授と飛田、薬袋両氏を紹介し、話し合い。三時半からシンポジウム。ローソン新浪さん、ベルリッツ内永さん、素晴らしいプレゼンテーション。竹内教授のぐるぐる指を回すエクササイズも印象的。私は初め調子が出なかったが、パネリストの話を聞いていてどんどん聞きたいこと、いいたいことが出てきて、議論を活発に引き出すことができた。それでも寝ている学生がいて恥ずかしい。終了後懇談会。
 29日(金)朝、ソウル大学の学生と引率の先生が挨拶、その後コンプライアンス委員会、午後、岡崎奨学金財団評議員会。またこの奨学生が昭和女子大学に来てくれるといいのだが。そのあと文科省で国立女性会館のあり方検討会。私は過去を振り返る議論より、これからどうしようと考えるのが好きだなと自覚。

 30日(土)、保護者懇談会でご挨拶。15分の予定を3分超過。引っ込み思案の学生の保護者も引っ込み思案かもしれないが、ついつい背中を押してほしくて押しつけがましかったかもしれないと反省。三角先生のしのぶ会は少し遅刻したが、最後締めのご挨拶。お人柄を慕う人が多くとてもよい会だった。