9月24(月)、嬉しいニュースがもたらされた。文部科学省の「グローバル人材育成推進事業」タイプB (特色型)に昭和女子大学が採択されたという。タイプA (全学推進型)にお茶の水女子大学が採択されているが、女子大学ではこの2校だけである。9月7日のヒアリングのときは順番も最後のほうだし、正規の留学生は何人でているかなど厳しい質問が多く駄目かなと思っていたのだが、ボストンでの実績、これからのプログラムが評価されたのは嬉しいことである。来年4月スタートのグローバルビジネス学部の募集にもよい弾みがついた。グローバルの昭和とアピールしよう。
先週は「産業界ニーズ対応教育改善・充実体制整備事業」採択のニュースもあった。「就業力育成支援事業」の後継プロジェクトで14校の首都圏の大学との共同だが、昭和女子大学としては現代ビジネス研究所の充実に活用できる。
いくつものプロジェクトが採択されるのは嬉しいがしっかり実行するには全員の協力が欠かせない。
順序が逆になるが、13日(木)から18日(火)までボストンに行った。ボストン理事会が17日(月)に行われた。朝9時から夕方5時半までみっちり議論ができてとても有意義だった。こちらもいろいろなプロジェクトが動き出す。暑い日本から涼しいボストンに行き、紅葉が始まっているボストンで総領事やルーシーやエリザベスなど多くの友人に会えてうれしい。しかし私のホストマザーだったメアリーが9月6日に101歳でなくなった。お墓にお参りしたが、まだ棺を埋めた土が生乾きで、お葬式の時の花が半ば枯れていた。最後まで自宅で自立した生活をしていた彼女のアルバムに30年前の私の写真や、私の娘の写真が丁寧に残されていた。