女子大学連盟総会とワルシャワ大学との協定締結


 10月13日(土)は女子大学連盟総会。全国から28校の女子大学が参加。
 女子大学の存在意義を改めてアピールするためにも協力していきたいとご挨拶。

 昼食はお弁当でなく、ブッフェ形式にしたので話しやすかったのではないかと思う。午後のディスカッションも有益なご意見が多数出た。それからクリーニングを引き取り、娘の家で夕食を作り、荷造り。

 日曜朝、成田11時発のフィンランド航空でヘルシンキ経由ワルシャワに。空港で三井物産の大石支店長ご夫妻がバラを持って迎えに来てくださる。志摩教授、国際交流センター山崎さんも加わって夕食。長い一日。

 次の日はアウシュビッツへ。若い人が多く混雑していた。国旗を立てたイスラエルの若い人たちの深刻な顔が印象的。選挙で選ばれた正統な政府たるナチがドイツ人を守るためという名目でこの殺戮を粛々と行った。自分たちは悪くない、自分たちもナチの被害者だと反発する世論を抑えて、この記憶を風化させまいと、若い人たちの見学を奨励しているEUの政治的意思の強さには感銘を受ける。
 ポーランドは人口約4000万人、冷戦終了後EUに加盟し経済も順調に発展している。ユーロには加入しておらず物価は安く、安全で人々は勤勉である。うれしいのは予想以上に親日的なことで、日本・日本語を学ぶ学生も多い。

 16日(火)ワルシャワ大学で交流協定に署名。昭和女子大学からも今年一人留学しているが、交流が盛んになるといい。午後は「変わる社会と女性の役割」と題して講演。そのあとレセプションで関係者と懇談。