4月29日の学長ブログ

 新学年早々のボストン爆破事件も解決し、学園では輝く若葉のもと新入生が朝早くから授業に急ぐ。
 22日(月)は夜、黒田玲子さんの受賞お祝い会。参加者は理科系だけあって男性が8割近く。久しぶりに会う人が多い。
 23日(火)授業。打ち合わせなど大学の通常業務、24日(水)はアドミッション部長、その後熊平さんとアラジンプロジェクトの打ち合わせ。ひきとめて話してしまう。14時から明治大学の上原先生。15時女性教養講座で話していただく斎藤英和先生と白河桃子さんにご挨拶。熱意を持って若い女性にライフプランの重要性を説いておられる。こういう方に会うと心がすがすがしくなる。その後、教育会議。改めて学生に勉強させていただくようお願い。厳しくするだけでなく、学生が主体的に学ぶための工夫が必要。
 25日(木)は大学部局長会、打ち合わせと比較的議題が少なく早く終わる。午後、住友商事の河野さんが幼児・小学生の英語教育について説明。これからの子どもの半分以上は英語が必須の世界で生きるのでぜひ導入したいが、別の考え方の人もいるだろうから、慎重に対処。私は公教育はなかなか変わらない、私立あるいは放課後に新しい課題に取り組みそれに賛同した親と変革を進めればよいと思っている。部活も学校が抱え込むから体罰・自殺などに結び付くのだ。昭和女子大学も東大の真似をするのでなく、今必要とされているのに多くの大学が対応していない課題を発見し、それに対応していけばよいのだ。その後、新聞のインタビュー。終了後、帝国ホテルの経済同友会の懇親会に顔を出す。いろんな方に会う。その後、明治記念館の三木会。もう20年以上出席している会なのでこれで終わりというのは少しさびしいが、過去に執着してはいけない。
 26日(金)は大学で少し打ち合わせなどしてから、六本木ヒルズクラブでWomen Corporate Directors会議。日本の女性がもっと経済面での進出が必要というのが社会の大きな流れになっている。そのあと大学のクラブの先輩の脇本さんに頼まれた静岡で鈴与という企業で講演。男性が7割以上だったがみなさん熱心に聞いてくださり、質問も多かった。新鮮な魚を頂いて帰京。21時過ぎに店を出て23時に自宅に帰れるのだから近い。
 27日(土)は午後、大学院生に講義。3人と聞いていたのだが気を遣ってくださり、学部生にも声をかけていただいたので10名を超す。
 今年の連休はボストンにもいかず、地方講演もなく、自宅で過ごす。29日(日)藤崎大使の帰国歓迎の夕食。