タマサート大学との交流協定にサインをするため2泊3日でバンコクへ行ってきた。
40年前学生運動でタノム首相が退陣した時期に青年の船の管理部の一員として初めて訪れたのだがその頃は屋台があふれ、子供たちは裸足で土産物を売っていた。しかし近年タイは大変な勢いで経済発展しており、新しい空港も立派に完成し、バンコクの町は高層ビルが続々増えているが、40周年ということでデモを警戒して警官が目立つ。
タイでは大学進学率が上がり大学が続々設立される中で、1934年設立のタマサート大学は名門校で、日本でいえば早稲田、慶応に相当する。こうした名門校と交流協定を結べることはとてもありがたい。これも平尾理事長のアメリカ留学時代以来の友人のご縁のおかげである。
14日(月)は大学の歴史を説明していただいた後、RECTOR(総長)とMOUに調印。総長の予定がタイトだが国際交流事務局がしっかりしている。そのあと日本語学科の担当者と打ち合わせ。教員も事務局も英語がうまい。そのまま大学の車で空港へ。夜10時過ぎに羽田空港に着くが、台風26号の影響で強い雨。カナダから帰国中の大芦さんも何とかうちに来てくれて再会。
翌日、雨風は朝8時過ぎがピークだったが、交通機関が乱れて午前中は休校。避難訓練も中止。12時半から入試委員会でAO入試の審議。女性教養講座は大竹美喜さん。経験に基づく深い話をしてくださる。それからリーダーズアカデミーの秋山さんの講義。夜はラバート大芦さんと大学時代の軟式テニス部の友人5人と渋谷で会食。気兼ねなくおしゃべりができる。
17日(木)は朝9時からグローバル人材育成委員会。学長室打ち合わせ。13時から理事会。今日も議題が盛りだくさん。16時30分から女性文化研究所でキャリア科目履修学生の意識調査についての打ち合わせ。18時から仲道郁代さん、横山幸雄さんのリサイタルの後会食
18日(金)午前中、細川佳代子さん来訪。障がい者のファッションショーについて打ち合わせ。お役に立ててうれしい。昼、女性文化研究所で叢書の打ち合わせ。13時半から江口先生、14時からビジネスの英語の補習について、それから統計局で国勢調査についての会議。タクシー、JR等を乗り継いで大学に戻り、企業ランキングについて打ち合わせ。
19日(土)は朝、ラバート大芦さんが帰国。私は新幹線で名古屋に。金城学院の保護者や同窓会の方々に講演。そのあと上山理事はじめ愛知県支部の方々とお目にかかる。その後、羽田から鶴岡に。唯璃ちゃんも一緒。佐藤さんに迎えに来ていただく。
20日(日)は残念ながら雨だったが、毛呂農場の収穫祭。神事の後講演。その後、手作りの数々のお料理をたくさん堪能。これだけたくさんの方が集まり協力されるというのはそれだけ多くを与えておられるから。本当の豊かさを実感。そのあと大島ご夫妻の素晴らしいお宅へ行き、おしゃべりした後羽田に。
タイ タマサート大学との協定
- 2013年10月23日
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