6月29日の学長ブログ

 23日(月)は昭和ナーサリーに子供を連れて行ってから早稲田大学法科大学院運営諮問委員会へ。十分時間の余裕をとっていったはずなのに地下鉄が人身事故でダイヤが乱れており、最終的に飯田橋からタクシーに乗って間に合う。早稲田は法曹の出身者の枠を広げるため未修者を入学させるとか、ロースクールに留学するとか、先輩の法律事務所で研修所を出た人が経験を積むなど真剣に取り組んでおられるので立派だが、地方の法科大学院では募集停止のところも増えているらしい。司法改革の意図は私も大賛成だったが、法科大学院は乱立だと分かるのに歯止めが利かなかったのかが問題。
昼食を途中で中座して大学へ帰って2時からグローバル事業の外部評価委員会。水野さん、帯野さん、漆さん、それぞれ刺激的な発言で、関係者にはいい刺激になったと思う。
そのあとはサマープログラムの歓迎会。アジアの国々からきている学生とボストン近郊の大学からのアメリカ人学生がほぼ半分。
 24日(火)は健康診断。あまり効果がないといわれている胃のレントゲン撮影検査は遠慮する。体重が1Kg増えている!がそれ以外はいつも通り異常なし。10時40分から学長室打ち合わせ。お昼は学報委員のインタビュー。もう少し事前に調べてこればよいのにと思う。そのあと平尾学事顧問、紀伊國さん、来客と続き、学内の打ち合わせなどがあり、バレーボール協会の評議員会は欠席してしまう。夜は会食。


 25日(水)は10時ボストンからのジョンマッカシーとメウチさんがあいさつに。10時40分からBHNの研修に来ているアジアの方たちに英語で講義、社会人なのでいろんな質問が出て楽しい。その後サマープログラムの学生や日本人の学生も交えて昼食。3時半から教育会議。ピアエデュケーションはすでに私がかねてから言ってきたことだが、まずコアとなってくれる学生の準備をさせることが必要だろう。夕方神宮で打林さんほかと会食。忙しいのに総理の秘書官の山田さんも顔を出してくれる。


 26日(木)は9時から大学部局長会。続いて学長室打ち合わせ。お昼に深見さん来訪。テニス大会で優勝したそうである。13時からビジネス研究所の研究員と意見交換、14時からキャリアカレッジ運営委員会。本当に人集めしようと思うなら資料も目的志向にしなければならない。16時30分、サマープログラムの授業。BHNと同じ時間にすればよかった。質問があまり出ないのでこちらから聞く。夜はボストンと電話会議。

 27日(金)午前中は大学で特に予定はなかったはずだが、つい12時半になってしまう。それから新幹線経由で和歌山へ。5時に和歌山着。小原さんが出迎えてくれる。彼女に任せておけば安心。NHKの秋山さんもわざわざ来てくれる。
雨の中たくさんの方が来てくださった。録音してNHKラジオの文化講演会で放送していただくので、咳や雑音が気になる。終了後みんなで会食。それからホテルに。最上階の素晴らしい部屋。和歌山城の天守閣がすぐ目の前。


 28日(土)は早く目が覚めたので和歌山城を散歩。小原さんが朝食にホテルに来てくれる。それから和歌山駅まで送ってもらって8時8分の「くろしお」で帰京。12時40分ごろ大学につく。保護者懇談会でご挨拶してから家に荷物を置き、オペラシテイの蝶々夫人に。たくさんの人にお目にかかる。
第1幕は日本の貧しさと無知が生んだ悲劇でピンカートンの身勝手さばかりが目に付くが、第2幕はとても歌唱に迫力があって感動的。外国の歌手が演じると少し居心地が悪い思いをするが立ち居振る舞いも日本的で安心。
 29日(日)は午前中1時間ほど子育てを手伝ってから甲府へ。時間ぎりぎりでセーフ。
古屋さんが奥さんと来てくださる。皆さん熱心に聞いてくださり、サイン会も長い列。東京は集中豪雨だったらしいが甲斐市は晴れて富士山も見えた。