11月16日の学長ブログ

 空気がきりっと引き締まり、木々が色づきキャンパスが一番美しい時期である。

 10日(月)午前、泉ガーデンで民間外交協会の座談会。民間がオリンピックにむけて何ができるか、というテーマで元警察庁長官の安藤さんの司会で、伊勢丹・三越の大西社長、野村証券の前社長の渡辺さんなど。21世紀の日本の在り方を考え、その起爆剤としてオリンピックを活用しないとただのイベントで終わってしまう。大学に戻って来客と江口常務理事と昼食。14時から女性自身の取材。主婦の生活防衛は自分が稼ぐ人になることとアドバイス。15時常勤役員会打ち合わせ。
 11日(火)朝8時半テレビ会議システムを利用してボストン理事会。来年度の学生からの費用はドル建てでは、ほとんど値上げしないで済んでいるが円が安くなっているので保護者の負担が増えるのが申し訳ない。しかし、実際にボストンに行かなくても理事会ができるのは費用と時間が節約できてありがたい。10時40分学長室ミーティング。そのあと久しぶりで地味な色留袖を着て、ミスインターナショナルの審査会へ。土館さんの着付けはとても快適。時田さんも造詣が深いのを発見。小森さんにメークをしてもらって別人のように化けてまず、東京駅そばで渋谷教育学園の90周年のお祝いへ。遠山敦子さんやブリティッシュスクールの方など。町村信孝さんとはエレベーターですれ違い。それからグランドプリンス新高輪のミスインターナショナルの審査会場へ。15時から20時近くまで。とにかく美女が70人以上もいると圧倒される。「美」の定義も多様化しているなと実感。医者志望、起業志望、国際機関志望が多い。8時から東麻布のレストランで叙勲のお祝いの集まりへ。慶応系の人ばかりだったのだが、共通の知り合いもいて楽しくおしゃべりして22時半ごろ帰宅。
 12日(水)は9時人事の検討。10時30分KKベストセラーズの取材、12時平尾光司学事顧問、13時30分国交省担当者、15時女性教養講座の山口香さん。歯切れがよくて論旨明快。16時経産省の石井さん。志を持って仕事に取り組んでいる人は気持ちがよい。夜、次女たちとアメリカの若い友人。日本人だと家に招くのは気が進まないがアメリカの人は手作り料理や子供も楽しんでくれるのでうれしい。
 13日(木)9時30分常勤役員会。12時からトップマネージメントセミナー。竹内弘高教授の話はいつも楽しい。また質問もレベルが高く、出席してくださった方はみな喜んでくださる。終わってから羽田空港へ。電車で行くべきなのに時間の関係でタクシーで行く。少し遅れて17時45分山口宇部空港。山口市の方が迎えに来てくださりホテルチェックイン後、すぐに全国都市会議の交流会へ。中川さんなど旧知の方や昭和女子大学卒業生の方がご挨拶。温泉に入って山口泊。
 14(金)朝は9時半にホテルお迎え、10時半から12時記念講演。みなさん熱心に聞いてくださる。終了後、男女共同参画室で一緒だった中村衛子さん。お昼、中原中也博物館、瑠璃光寺、菜香亭などを見学。8人も総理大臣経験者がいる県なのだと改めて感心。15時半に萩市の方がお迎えにきてくださる。16時半ごろ萩市につきホテルへ。入浴して19時から市民講座で講演。20時半の終了後、野村興兒市長もご一緒に夕食。大蔵省出身だそうで共通の知人多し。ハーバードにも(私の時には五味さんが来ていた)ロースクールの税のプログラムにいらしてピーボディテラスに住んでいらしたそうである。宿は野天風呂が5種類もあり充実していた。来年は大河ドラマの舞台になるという前景気で観光客も多い。
次の日は市の方に案内していただいて松陰神社、生誕の地、城下町、萩博物館を散策。この全国区の知名度を生かしていろんな工夫があるのではないかと思う。養子の多さが印象的。毛利藩の特徴だろうか。美しい海岸線をドライブして萩石見空港から帰京。次女から連絡が入り急きょナーサリーにお迎えに行き夕食を簡単に用意。
 16日(日)は久しぶりでジムに行き、クリーニングを受け取り、駒場公園で秋を楽しむ。