4月7日、政府が緊急事態宣言。その前から首都封鎖やロックダウンといった言葉が飛び交い、休校、オンラインガイダンス、オンライン授業の準備を進めていたので、新たに対応しなければならないことはないが、在宅勤務を「推奨する」でなく、7割から8割減を目指そうと目標を明確にする。それにしてもパチンコ店やゲームセンターなどの休業規制には議論があるのに、3月2日から学校があっさりと議論もなく休校になったのは、釈然としない。
NYの友人が3月12日から一歩も外に出ていないとか、オタワのマサ子さんが「高齢者専用の買い物タイム」を導入しているスーパーでの買い物をするほかは散歩だけとか、ほかの国が厳しい規制をしているのに比べれば、日本はかなり緩やか。三軒茶屋や下北沢の町は、少し減っているかわからないほどの人出。スーパーは、レジの行列の間隔は少し空いているが、ほとんど変わらぬ混み方。
4月6日(月)郵便局に寄ってから読売新聞本社へ行き、委員会に出席。小田急線はガラガラ。天気が良いので代々木公園に途中下車して寄ったらコロナで閉園中。戸外の散歩は健康のために大事なのに、花見の宴会を禁止するためか。読売新聞社の紙面審査会は全員マスク。そのあと大学へ。花は美しく咲いているのに、学生がいなくて寂しい。花は人に見られようと咲いているわけではないが。そのあと緊急事態宣言を想定して対応を打ち合わせ。
4月7日(火)大学部局長会も中高部の教員会議も中止。遅めに大学に行き、理事長室にこもる。13時藤島アドミッション部長が今年度の入試の総括。偏差値が上がって「お買い得」の大学ではなくなり、手強いライバルが並ぶ偏差値ゾーンに入ってきたので厳しいがここを何とか持ちこたえなければならない。19時総理の会見。
4月8日(水)附属中学校の入学式は中止し、動画でのメッセージに切り替える。せっかく美しい天気なのに残念。時間がたっぷりあるので公共交通機関を使わないで徒歩通勤。書類整理、モノの整理をするべきだと思い、少し整理を始める。返事すべきで出していない手紙など出てきて気持ちが沈む。得意でもなく、好きでもないことをしていると益々元気がなくなる。やはり新しい本を書こう。
4月9日(木)在学生向けの講話も中止し、後日動画での配信。常勤役員会は1週間延ばし、理事会を中止。太子堂出張所に寄ってわかなたちの一時帰国の住民登録をする。メールも減って日本全体の活動が低下している感じ。東京六大学野球連盟の顔合わせも中止。かぐみたちが夕食に来る。かぐみも今週から在宅勤務。
4月10日(金)表参道の歯医者。公共交通機関を避け自転車で行く。風が強い。15時ごろまで大学にいて帰る。自転車屋で修理。
4月11日(土)2週間の隔離期間を過ごしてわかなたち一家5人が下北沢にやってくる。急ににぎやかになり、食材がどんどんなくなり、時間も無くなる。
4月12日(日)朝から食事の支度、子どもたちの相手、スーパーへの買い物などして過ごす。
4月13日(月)朝から強い雨で寒くなる。在宅勤務というものの子供たちが騒ぎ、時間もままならないが、そのほうが集中して本を読める。食事の支度はみんなが良く食べるので張り合いがある。
2020年4月14日理事長ブログ
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