2020年11月16日理事長ブログ

 穏やかな小春日和の11月9日(月)に、昭和女子大学創立100周年記念式典を挙行した。コロナの終息が見えない中で中止・延期という声もあったが、感染予防に配慮し規模を縮小、心を込めて行う。久しぶりで、人見記念講堂でバッハの「トッカータとフーガ」を聴く。私も、これまでの蓄積の上に新しい100年に向けて踏み出すと宣言。人見楷子名誉理事長は、コロナ禍で海外からの渡航ができずご出席は叶わなかったが、心のこもったメッセージをいただく。卒業生で歌人の馬場あき子先生は佇まいも立派だが、記憶もしっかり言辞さわやかに往時の学園を語ってくださる。お忙しい方々がご出席になり、お花や祝電もたくさんいただく。この方たちの支えがあってこそと思う。
 11月4日(水)10時打ち合わせ。11時役員会前打ち合わせ、13時30分三菱総研取締役会、16時東洋文庫で対談。18時30分赤坂で会食。
 11月5日(木)9時大学部局長会、10時40分に集合して松陰神社で墓前祭。今年はコロナのためかご遺族の参列が少なく、会食は中止。終了後、横浜みなとみらいへ行き、横浜青年会議所主催のジェンダーギャップについての国際フォーラムに出席。ロバート・キャンベルさんと久しぶりにご一緒。橘曙覧の独楽吟を引用してくださったので、嬉しくなる。教養ある方と話すのは楽しい。
 11月6日(金)10時、学生が完成した100周年記念ソングのCDを持ってきてくれる。10時30分武藤ダイバーシティ推進機構事務局長、11時ビジネスデザイン学科と面談、13時元厚生労働省局長の清水さん来校、14時国際交流センターと志摩副学長。16時城南信用金庫「小原白梅育英基金」の奨学生の集いに出席。夜、ジムへ。
 11月7日(土)、8日(日)は本の校正など。平日の生活は元に戻ったが、土日の地方での講演は相変わらずなくて寂しい。
 11月9日(月)午前中、創立100周年記念式典。予定より皆さんの持ち時間が少しずつ長くなり、12時40分に終了。

その後、創立100周年と就職率10年連続女子大No,1の記念として、正門前に記念植樹。図書館で馬場あき子先生に記念展示を見ていただいた後、14時朝日新聞と共催のシンポジウムで基調講演。良いディスカッションだったのではないかと思う。

 11月10日(火)9時からMS&ADの意見交換会をWEBで。10時、新採用候補者面談。引き続いて大学ミーティング。12時15分からダイバーシティ推進機構の運営委員会をZoomで。13時過ぎに朝日新聞社へ行き、雑誌の座談会。夜、ジムへ。
 11月11日(水)9時30分ブリティッシュ・スクール・イン・トウキョウ昭和のタフ校長。10時三菱総研取締役会の事前説明。11時会計ファイナンス学科と面談。12時20分現代ビジ研究所運営委員会、13時10分学友会の正副委員長挨拶。14時ビジネスデザイン学科の特殊研究講座でご講演いただく第一生命の渡邉会長にご挨拶。15時初等部副校長。17時からヘルシー・ソサエティ賞の授賞式。昨年はパレスホテル東京の授賞パーティーに当時の皇太子ご夫妻もいらしたが、今年はWEBで。夕食にかぐみの子供たち。
 11月12日(木)9時30分デジタルスクエアについて。10時中高部真下校長、11時広報部ミーティング。13時常勤役員会。15時30分戸田市の戸ヶ崎教育長の講演。夜、表参道で会食。
 11月13日(金)10時来客、11時共生会SHOWAの報告、13時デロイトトーマツ・コミッティの事前説明をZoomで、14時東京学生支援機構の定例ミーティング。15時30分から職員(参事)研修。初めての試みで開催して良かった。話は尽きず、90分では消化不足。このご時世で合宿もできないが、どうしたものだろう。
 11月14日(土)は日常的に過ぎる。11月15日(日)大山の山頂まで上る。今まで下社までしか上っていないので初めて。下社から山頂まで標準時間90分のところを120分かけて上る。高尾山より大変。山頂は雲の中で少し寒かった。下りはすべらないよう「あやまちは、やすきところになりて」と戒めながら下りる。けがをしないで無事帰って来れて良かった。これで新幹線や小田急線を利用する際に、大山を見て山頂まで上ったと思うことができる。夕方、玲奈ちゃんの誕生の夕食を恵比寿のレストランで。