2021年2月14日理事長ブログ

 今日はバレンタインデーだが、コロナの影響もあるのか、私が変わったからか、昔のように義理チョコ、お付き合いチョコ、本命チョコが飛び交うことはなくなったようである。
光の春というのか、陽の光が力強くなり、わが狭庭の紅梅も満開、白梅もほころび始めた。
森氏の発言への批判はさらに大きくなり、思っていたより早く辞意表明となったが、森さん個人の問題ではなく、日本社会全体の課題。「汝罪なき者、彼に石を投げよ」と言いたい。
 2月8日(月) 午前の一番は藤島アドミッション部長、B日程入試について。おそらく大きな地殻変動があるだろう。昭和女子大学は乗り越えられるか、そのために何をすべきか。12時30分日本MOT振興協会の女性活躍委員会で大学の取り組みを話す。オンラインと併用だったがたくさん来てくださり、久しぶりにお目にかかれる方も多くうれしい。15時30分女性文化研究所で女性文化研究賞の第一次選考。単著は少なく、編著が多い。賞の対象にならなくても、読んでみたい本もある。1時間足らずジムでエクササイズ。
 2月9日(火) 10時から大学ミーティング。13時30分共生会SHOWAの評議員会打ち合わせ。14時30分からオンラインでリーダーズアカデミーの発表会。女性文化研究所の研究員発表と重なって、そちらは心残りだが見れない。オンラインの時代でも、火曜・水曜・木曜に学内の発表会が集中する。18時から、アイルランド大学ダブリン校と2月16日開催のシンポジウムについて打ち合わせ。アイルランドの人たちも森氏の発言に関心を持っておられる。多くの方のご好意とご支援で、このシンポジウムが成立するのだと感謝。
 2月10日(水) 再び藤島アドミッション部長、大学入学共通テストの結果と全体の動向について。続いて、理事会前打ち合わせ。13時30分から理事長・学長講話。

キャンパスに来る機会の少なかった1年生は記念講堂で、2,3年生はオンラインでとしたのだが1年生の記念講堂での出席者が少なくてがっかり。オンライン授業が多くなったので、キャンパスに来るのが習慣ではなくなっているのだろう。学生だけではなく、教員もそうではないか。これから大学教育はどうなるのだろう。
 2月11日(木)は建国記念の日。あまりにも良い天気なので一人で散歩。陽ざしは温かく、梅がそこはかと香り気持ちよく3時間ほど歩く。人から見ると平凡な楽しみかもしれないが、至福の時間。
 2月12日(金)は9時からオンラインでMS&ADの取締役会など3つの会議が続くが、いずれも予定より早く終わる。13時から常勤役員会、15時から大学将来構想委員会。
 2月13日(土)はいつものように午前はいろいろな家事、事務処理、お昼からジム。夕方美容院。
 2月14日(日)も午前中不在便を受け取ったり、読書。ジャック・アタリの大冊「ユダヤ人、世界と貨幣」を読む。知らないことをたくさん知ったが、これだけ長い歴史の困難に会ってもアイデンティティを保ち、多くの科学者、思想家、芸術家、そして金融の勝者を輩出しつづけてきたのはなぜか、考えさせられる。