東京の桜の開花宣言は3月20日。今週は3月16日が大学・大学院の卒業式。3月21日が初等部の卒業式で旅立ちの季節である。コロナでも寒い冬でも季節は確実に前に進み、子どもたち・学生たちは巣立っていく。私たちとしては精いっぱい学生生活が充実するよう、努力したつもりだがコロナ禍で充実した学校生活が送れず申し訳ないという思いと、限られた選択肢の中で教職員みんなが力を合わせ最大限のことはしたという思いが交錯する。
3月14日(月)農林中央金庫の事前説明。4月から異動で部署が変わるので後任の方と一緒にご挨拶。11時佐賀県有田町と協定書の調印式。松尾町長は若くエネルギッシュ。有田焼は海のシルクロード、オランダ貿易を通じてヨーロッパにも輸出され、セーブル焼などにも影響を与えたのでいろいろな共同の活動ができるのではないかと期待する。午後は、東京都の文化財保護財団が活動している現場の市ヶ谷納戸町を東京学校支援機構(TEPRO)の職員と視察。昔、このあたりに友人が下宿していたころは、木造の家が多い邸宅街だったが、今は高級マンション街。18時30分、現代ビジネス研究所八代所長が「新しい資本主義について」を講演し、挨拶。八代所長とは経済企画庁で知り合ってから40年以上のお付き合いで、常にその明快でぶれない信念に敬服してきた。20時同じくZoomで内閣府女性の会。
3月15日(火)10時光葉同窓会の比護会長。10時半光葉博物館のイベントについて小泉館長と安蔵顧問。11時金尾教授と保坂さん。12時半からオンラインで通信文化協会評議員会。14時頃外出、16時頃大学に戻り、事務処理をして帰宅。夜ジム。
3月16日(水)午前は9時30分から、午後は13時30分からと2回に分けて大学・大学院の卒業式を実施。午後は博士課程、修士課程、ダブルディグリーの授与を行ったので、午前は短すぎ、午後は少し長かった。卒業生代表の祝辞は、管理栄養学科出身のオクラホマ州立大学スティーブンソン癌センターの田中竹美教授。アメリカの大学の医学部でテニュアの教授になっておられるのはとても頑張られたのだと思う。ちょうどこの日の日経朝刊に、社歌コンテストの全見開き広告が掲載される。午後の卒業式が終わった後、社会人大学院第一期生の修了の人達に祝福。
15時30分教員採用面談。夜ジム。23時36分頃、久しぶりに大きな地震でびっくり。
3月17日(木)大学に出て原稿チェックなどをしてから農林中央金庫へ。大学に戻り、13時評議員会。理事の多くが発言し活気づく。15時30分から理事会。議題が多く18時ごろまでかかる。その後、大改修した創立者記念講堂を理事の皆さんに見ていただく。
3月18日(金)専門職大学院の申請資料を提出。本当にご苦労様。10時30分日興証券の役員の方が退任のご挨拶と不祥事のお詫び。11時塚原さん、G20の説明。13時人事ワーキンググループの発表。おとなしく聞いていればよいとわかっているのだが、ついこちらの意図がなぜ伝わらないかなど自分の意見をいってしまう。いずれにしてもせっかくの提言をもらったのだからしっかりできることはしなければならない。夜会食。
3月19日(土)かぐみたちが夕食に。富山からフキノトウと、ホタルイカが別々の方から届く。今年の冬は大雪だったが、季節の歩みは確実。フキノトウを新玉ねぎと白魚と一緒にパスタにすると絶品。
3月21日(月)初等部の卒業式。この子たちは平均寿命107歳といわれているがどんな社会に生きるのか。
==================================
■今週の「MARIKO ON MEDIA」■(大学ウェブサイト「ニュース」掲載情報より)
==================================
2022年3月14日
大学 坂東眞理子 理事長・総長
FMヨコハマ「グランド シニア サロン」
放送日時:2022年3月15日(火)5時15分~5時45分
ゲスト出演し、これまで執筆してきた著書に関する質問や、人生100年時代を生きるヒントなどをお話しします。
番組ホームページ(外部リンク)
==================================