日ごとに秋の気配が深まり正門通りの並木も色ついてきた。11月1日(火)から3日(木)は附属初等部の入試で孫たちはお休み。仕事を持っている母親にはつらい。11月2日(水)光葉博物館のシンポジウム「江戸の食と文化について現代の視点から考える」。11月3日(木)海原純子客員教授との対談。11月4日(金)はZoomでボストン日本人女性の会の方々へ講演。11月5日(土)国際文化研究所のシンポジウム「近代以降の周辺諸国の対中国観」。先週はいろいろなシンポジウムや講演が開かれ、それぞれ興味深かった。
10月31日(月)は久しぶりに中央区のMS&ADの本社へ行って取締役会。昼食後、恵比寿のAD本社と駿河台のMS本社で入社15年前後の中堅の社員と意見交換。外部の方と意見交換するのは社員にとってもよい刺激になるだろうから、昭和女子大学でも実施してはどうかと思う。帰りはタクシーで送っていただくが、月末で道路は混雑。
夕食はわかなたちと。21時近くにいろはちゃんが塾帰りに夕食。ハロウィーンで仮装している人が多くて怖いそうだ。
11月1日(火)スーツとワンピース姿の両親と初等部の入試を受ける子供たちが多い。10時20分ビジネスデザイン学科の教員採用面接。10時40分大学ミーティング。14時三菱総合研究所(MRI)の事前説明。16時出版社で表紙カバーやタイトルの相談。夕食はわかなたちと。
11月2日(水)大学に行ってから外出。13時15分スクールカラーデー(復興記念日)のため附属中高部の生徒がカードを持って挨拶に。14時30分役員会事前打ち合わせ。15時30分秋桜祭で開催のファッションショー担当の学生が招待状を持参。その後、元(株)日産自動車の島田さんが訪問してくださってびっくり。興梠寛 元コミュニティーサービスラーニングセンター長、飴善教授など本学とはいろんなご縁があるそうで、夕方のシンポジウムにも参加。15時45分星野審議役、15時30分からコスモスホールで光葉博物館の特別展「江戸の名門料亭八百善―その食と文化―」に合わせた「江戸の食と文化について現代の視点から考える」のシンポジウム。本学歴史文化学科、健康デザイン学科の学生とテンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)の学生の2チームが発表し、それに対し私と小原学長と德川家広客員教授((公財)德川記念財団理事長)が5分ずつコメント。学生たちは皆しっかり発表していたが、シンガポールと中国の上海出身のテンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)の学生たちが、江戸料理とマレー料理、中華料理を比較しているのがとても新鮮で面白かった。德川家広客員教授もお話したいことがたくさんお有りだったであろうに、1回限りしかコメントできないというのは残念だった。
11月3日(木)文化の日で晴れの特異日のはずだが雲が多い。12時45分にオーロラホールに行き、出版社主催で海原純子客員教授と対談。たくさんの方が聞きに来てくださるが、人見記念講堂で開催されていた「しまじろうコンサート」に多くの親子づれが来ていたのには負ける(笑い)。海原客員教授はさすが悩みの相談に対する回答はお上手。
夕食に孫たちのためにタコ焼きを作るが予想以上に手間がかかる。
11月4日(金)朝8時30分ごろに大学に行き、9時(現地時間夜20時)から1時間ほど、ボストン日本人女性の会の方々に著書『女性の覚悟』について話し30分質疑応答。昔はボストンに住んでいる日本女性は留学生か専業主婦だったが、今は働いている方が増えているそう。質問も出て楽しく話す。12時からキャピトル東急での三菱総合研究所(MRI)の執行役員クラスの方たちと昼食会。13時30分から三菱総合研究所(MRI)の取締役会。終了後、城南信用金庫の小原白梅育英基金の懇親の集い。始めて小林節 慶應義塾大学名誉教授の講演を聞く。懇談会はなくお弁当をいただいて帰る。夕食は手早く用意して皆でいただく。
11月5日(土)午前中は曇り。13時45分に10号館に行き、国際文化研究所のシンポジウム「近代以降の周辺諸国の対中国観」で挨拶。近代「中国」の成立は重要な課題なのに、私も乾隆帝以後の中国史は教養が十分でない。基調講演をされた岡本隆司 京都府立大学教授はとても素晴らしい研究者。夕方、自宅で家族と夕食。
11月6日(日)良く晴れたので、洗濯や布団干しなど家事をこなし、12時からジム。15時に家を出て川越の島田さんの能面展にいく。小面などの女面、中将や平太や痩せ男などの男面、近年は神楽面も打つようになったそうだ。16年でこれだけ立派に上達されたのは、精進だけでなく天性のものだろう。川越の町家を改造したお店で埼玉県庁時代の仲間と夕食。21時に帰宅。
(スクールカラーデーに附属中高部生徒からカードをいただく)
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■「MARIKO ON MEDIA」■(大学ウェブサイト「ニュース」掲載情報より)
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2022年11月2日
主婦の友社 web「OTONA SALONE」
新刊『女性の覚悟』の出版を記念し、今年10月に本学で開催された講演会に関する要旨と、来年4月に新設する専門職大学院について紹介されました。
OTONA SALONE|いちど触れたら「覚悟」が決まる…坂東眞理子さんが語る『女性の覚悟』で積もる迷いが吹っ切れた(外部リンク)
OTONA SALONE|迷ってばかりの私たちに!坂東眞理子さんが教えてくれる「人生の後半をどうすごすべきか」(外部リンク)