8月1日夜から8月8日までオーストラリアのブリスベンに行ってきた。2018年以来6年ぶりである。冬のブリスベンは最高気温が20度前後と過ごしやすい気候で、夕方や朝は寒いくらい。コートを持っていくべきだった。今回はメタとジョンの家に泊めてもらう。ブリスベン川に面した最高のロケーションで10年前に大邸宅から引っ越したという。子どもたちも独立して夫婦二人で暮らしているが４ベッドルームに大きな客間、キッチンとファミリールーム専用のエレベーターで出入りができる。まさにマンションである。駅まで徒歩十数分。
今回は私的に友人たちとも会う”センチメンタルジャーニー”で、時の流れを感じる旅だった。
8月2日（金）朝、メタの息子のジェームスさんが空港で出迎え、その足で銀行に立ち寄り、夜は日本食のレストラン。
8月3日（土）モニカさんたちとインドロピリーで昼食。帰りはマウント・クーサにドライブ。何度も来た展望台だが頂上のレストランは廃業。夜はジェームスさんのお宅に夕食に招かれ、みんなで焚火のそばで手作りのミートパイを食べる。サムは大学生になり、アリスとヒラリーは私立中高のサマービルに通っている。
8月4日（日）シティキャット（フェリー）で中心街に。2032年の夏季オリンピック開催を機に再開発が進んでいて至る所で「工事中」。サンデーマーケットも移動。在ブリスベン日本国総領事館が入居していたビルは、周囲に新しく建ったビルに埋もれている。夕食はマーガレットとマイケルとでミルトンで食事。子どもだったエリーもハリーも家を出て、一人暮らしをしているそうだ。
8月5日（月）メタにジェームスの家まで送ってもらい、ここからサラの運転でサマービルハウスに。短期留学で今回の旅に同行したいろはは何とか無事に学校がスタート。9時30分校長先生と面談。ニュージーランドのクライストチャーチから転職してきたばかりだそうだがしっかりした女性。午後はイトーキの取締役会にオンラインで参加。無事に終わる。いろはも自力で学校から電車で帰ってきて一安心。
8月6日（火）メタに送ってもらって、昭和女子大学の協定校であるクイーンズランド大学(UQ)に。９時半から30分刻みで次々と予定が組まれている。最初はPro-Vice- ChancellorのMr. Brett Lovegrove、Ms.Dinah JoesoefとWelcome Meeting。国際交流担当だが、日本が好きそうでいろいろな協力ができそう。次は本学とUQのダブル・ディグリー・プログラムに参加している１期生の山本さん(国際学科)と２期生の古俣さん（英語コミュニケーション学科）と話す。二人ともUQの授業にきちんとついていっており、しっかり勉強していて頼もしい。山本さんは本学附属中高部から五修生制度（附属高校3年に在籍しながら大学の授業を聴講できる制度）で入学した五修生とのこと。UQは授業で大量のリーディングアサインメントを課し、レポートを提出させしっかり学修させている様子。次はFaculty of Business,Economics and Lawのモニカさん、Ms. Laura Hassettと面談。モニカさんはホスピタリティビジネスの提携に熱心。カジノの専門家という男性もあいさつに来て大阪のカジノについて話す。キャンパスツアーをした後、ランチ。学寮長をしているMs. Michelle Allanとも久しぶりに再会。10年以上ぶりだがとてもバランスの取れた素敵な女性になっている。1時間半ほどみんなでおしゃべり。そのあと、Faculty of HumanitiesのProf. Heather Zwickerのオフィスに行って話す。具体的なプログラムより、英語教育をいかに進めるか。Bando Fellowshipに大変感謝してもらってうれしい。15時過ぎに帰宅。電車が事故で止まったのでジェームスさんがいろはを迎えに行ってくれて夕食を食べてから帰ってくる。
8月7日（水）メタが車でベティー・バーン・ヘンダーソンの老人ホームに連れて行ってくれる。92歳になったそうだ。ちょうど息子さんも会いに来ていて一緒におしゃべり。26年前、単身総領事として赴任した私をゴッドマザーのように何かと支援して、いろんな人に紹介してくれたり、いろんなイベントに連れ出してくれた人である。その他の当時の女性たちもすっかり年を取って引退している。当時クイーンズランド州総督だったMajor General Peter Arnisonは奥さんのBarbaraの世話で忙しいそうだ。夕方、いろはの必要な買い物にシティに行く。帰ってきたらジェームスさんの子供たち、マギーやジルも来てみんなで送別会をしてくれる。
8月8日（木）あっという間に時間が過ぎ、朝空港まで送ってもらって帰国。成田に着いた途端、あまりの暑さに驚く。毎年暑いのだが、しばらく涼しいブリスベンで過ごしたので暑さが堪えてグッタリ。大学は一斉休暇中のため、自宅で原稿書きと午後はジムで泳いだり、ヨガをしたりして過ごす。
クイーンズランド大学を訪問
ベティー・バーン・ヘンダーソンさんと再会
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■「ＭＡＲＩＫＯ ＯＮ ＭＥＤＩＡ」■（大学ウェブサイト「Hot News」メディア掲載情報より）
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2024年７月 15 日
坂東眞理子 総長
北國新聞 ３面
「北風抄」に今回の都知事選や海外の選挙事例を振り返りながら政治への経緯について寄稿しました。
2024年７月 21日
坂東眞理子 総長
【番 組 名】 Lucky FM「松井太郎の週１副社長」
【放送日時】 2024 年７月 21 日（日）18 時05 分～ 18 時 35分
２週にわたってゲスト出演します。第１回の放送では学生時代に体感したジェンダー格差や就職事情、新しいことに挑戦し続けたキャリア、女子大の意義などについてお話ししました。
放送の聴き逃しはこちらから（ radiko / 放送後期間限定 ）
2024年７月 28 日
坂東眞理子 総長
【番 組 名】 Lucky FM「松井太郎の週１副社長」
【放送日時】 2024 年７月 28 日（日）17 時 00 分～ 18 時 00 分
２週にわたってゲスト出演します。第２回の放送ではこれからの日本の働き方や仕事観などについてお話ししました。
放送の聴き逃しはこちらから（ radiko / 放送後期間限定 ）
2024年8月1日
坂東眞理子 総長
web 安心介護
「 安心介護NEWS：プロフェッショナル」にインタビュー（前編）が掲載されました。
安心介護 2024年8月1日配信
安心介護｜「日本の女性は変わった。次は、男性が変わる時代」坂東眞理子さんに聴く『介護』で大切なこと。女性の新しい生き方とは？（※外部リンク）
2024年8月6日
坂東眞理子 総長
web 安心介護
「 安心介護NEWS：プロフェッショナル」にインタビュー（後編）が掲載されました。
令和時代の女性の働き方、「貢献寿命」を伸ばして健康になる方法、利他心の大切さ、人生100年時代の女性の生き方についてお話しています。
安心介護 2024年8月6日配信
安心介護｜「令和を生きる女性は『与える人』を目指して。愛だって利他の心です」坂東眞理子さんに聴く人生100年時代の『幸せ』とは（※外部リンク）