2015年6月

常識をひっくり返して下さる講義でした! [2015年06月26日(金)]

6月17日、ビジネスデザイン学科の特殊研究講座講師に、慶應義塾大学大学院教授の曽根泰教先生をお迎えしました。曽根先生は政治学、政策分析論を専門とされています。

講義テーマは、「ビジネスと政治」でした。

スリリングな講義をして下さった、慶応義塾大学大学院教授の曽根泰教先生

スリリングな講義をして下さった、慶応義塾大学大学院教授の曽根泰教先生

ご講演では、「日本は貿易立国をすべきなのか?」、「日本の農業は本当に弱いのか?」、「日本政府は大きな政府といえるのか?」など、学生に様々な問いかけを頂きました。私たちが日頃、常識と思い込んでいたことが、曽根先生の独自の視点と示されたデータによって、次々に覆っていくスリリングな経験となりました。また、市場と公的セクターの関係性のお話は、私たちが、ビジネスをとりまく環境として、「政治」に対する見方を持つことの重要性をご教示いただきました。

ご講演の日(6月17日)は、選挙権年齢を18歳以上に引き上げる改正法が成立した日でした。18歳と19歳の未成年者約240万人が新たな有権者となります。「日本の政治に関心がない」、「自分には関係ない」と若者の政治離れが指摘されている中でこの改正法が通ったことには大きな意味があると思います。自分たちも選挙権を持つことで政治を考える機会をつくり、若者発の政策を打ち出すことが大切だと思いました。

今回の特殊研究講座をきっかけに選挙に行く学生が増えたらいいですね!
みんな 選挙にいこう!

(藥袋ゼミ3年 伊藤)

♪♪6月21日 オープンキャンパス ♪♪ [2015年06月24日(水)]

6月21日(日)、昭和女子大学のオープンキャンパスが実施されました♪

あいにくの空模様でしたが、ビジネスデザイン学科ブースには50組を越える高校生が来てくれました!ブースの席は常に満席で、皆さん、熱心に質問されていました。応対する先輩も高校生の熱い思いに引かれてか、回答やアドバイスにも力がこもっていたようです♪

授業の教材として使用した「ブラックサンダーチョコ」をブースで配った点も好評でした。次回も用意する予定です♪

次回のオープンキャンパスは7月26日(日)、10:00~15:00の実施となります。夏休みに入っている高校生も多いのではないでしょうか?新たな企画も用意しています。親切で楽しい先輩たちがみなさんの訪問を心待ちにしています!!ぜひ、ビジネスデザイン学科のブースにお立ち寄りください♪

♪ビジネスデザイン学科ブースの様子

♪ビジネスデザイン学科ブースの様子

♪学科ブースは常に大盛況!たくさんの高校生とお話できました!

♪学科ブースは常に大盛況!たくさんの高校生とお話できました!

♪学生による学科説明会:3年生がボストン留学について説明中。担当は3年生・北本幸夏さんと1年生・東 富華さん。

♪学生による学科説明会:3年生がボストン留学について説明中。担当は3年生・北本幸夏さんと1年生・東 富華さん。

op4

♪体験授業:保田隆明先生「儲けのカラクリを知る」。高校生からも好評でした!

いろいろ大変、てんこ盛り まとめて前田ゼミ  [2015年06月19日(金)]

学生に「あれやれ、これやれ」という割に、ゼミ情報の更新が少し滞りました。教員の前田です。すみません。

さて、まずは6月4日のゼミです。この回は、「若者世代のメディア接触状況の変化」をテーマにしたチーム=岩崎まどかさん、工藤茜さん(いずれも3年)=がプレゼンしました。講師は、現代ビジネス研究所研究員の宮脇啓透さん(日鉄住金総研研究主幹)です。出されていたお題は、「総務省の平成25年 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」のうち調査結果概要、調査結果報告書を読んで、日本人の情報通信利用、メディア利用、コンテンツ(テレビ番組、新聞、本、音楽、ゲーム等)利用傾向をまとめてください」という、ハードなものでした。報告は、田中愛莉沙さん(同)です。

プレゼンしているのは、工藤茜さん。

プレゼンしているのは、工藤茜さん。

本日のゼミでは主要媒体の利用時間等についてのプレゼン、ディスカッションを行いました。資料を読んである程度の予測を立てていたのですが、プレゼンを聞くと、自分では気付けなかったことがたくさんあり、プレゼンを聞いて理解できるようになりました。私は違う調査のグループなのですが、調査の上で必要なことも学べました。メディア接触についての調査はまだ続くのですが、ゼミ生全体で協力し合って行っていきたいと思いました。

(教員より)この課題も、大変。でも、自分たちで調査を設計、実施、分析するには、主要な先行調査はカバーしておかないとダメなのです。二人の苦労が垣間見えた回でした。

次は6月11日分。「世田谷区を対象としたハイパーローカルメディアを設計する」がテーマのチームです。このチームのことは、5月19日のこのブログで紹介しました。その続報ですが・・・、”Coming soon!” です。お楽しみに。

では、この投稿の最後は、ソーシャルビジネスチームです。

ふきのとうの代表・平野覚治さん(写真奥)のお話は、とても具体的で参考になりました。

ふきのとうの代表・平野覚治さん(写真奥)のお話は、とても具体的で参考になりました。

小笠原梓です。私たちは5月28日のプレゼンテーション後、世田谷区の方から「地域で支え合う、高齢者の見守り事業」という新たなる課題をいただきました。

この課題を考えるにあたって、6月3日に、メンバー3人が老人給食協力会ふきのとうさんへ訪問させていただきました。ふきのとうさんは見守りを兼ねたお弁当の配食サービス事業を行っています。今回はこの配食サービスに同行させていただきました。限られた配達時間の中でも利用者さんに声をかけ元気な様子を確認する、この見守りがふきのとうさんの強みだと感じました。

また、ふきのとうさんの特徴として、お弁当作り、配達や運営などのほとんどが地域のボランティアの方々で担われているということが挙げられます。まさに高齢者を地域で支える、というお手本を見せていただいた気がします。右の写真は、6月10日にふきのとう代表の平野さんからレクチャーをいただいたときのものです。

(教員より)ソーシャルビジネスチームは、ふきのとう訪問の際に利用者の声を聞いて、自分たちの企画立案の参考にしました。その結果は、6月18日のゼミで発表しました。その中身は・・・、これも”Coming soon!” です。

♪♪6月21日 オープンキャンパスのお知らせ♪♪ [2015年06月18日(木)]

6月21日(日)は昭和女子大学のオープンキャンパスです!

高校生の皆さんが感じられている大学生活への不安や疑問に、ビジネスデザイン学科の先生方や、愉快な先輩たちがお答えします♪

受験のこと、学科のこと、ボストン留学をはじめ、分からないことや知りたいこと、不安なことがあれば、些細なことでもどんどん聞いてください♪

ブースには学科授業で教材として使用した「ブラックサンダーチョコ」を用意してお待ちしていますので、ぜひお気軽にビジネスデザイン学科のブースにお立ち寄りください♪

なお、ブラックサンダーは先着順ですので、どうぞお早目に!!

◆当日の企画

♪ビジネスデザイン学科ブース      1年生・3年生と学科教員、10:00~15:00

♪1年生によるプレゼン「会社とは」    1年生、12:00~12:10

♪体験授業「儲けのカラクリを知る」         保田隆明先生、12:10~13:00

♪体験授業「英語でプレゼンテーション」     赤堀志子先生、13:10~14:00

♪学生による学科説明会とボストン留学体験談   3年生、11:00~11:25

♪教員によるボストン留学説明会      久原正治先生・赤堀志子先生、11:25~11:50

♪AO受験相談            学科教員、10:00~15:00

※詳細は当日受付で配られるチラシか、「ビジネスデザイン学科オープンキャンパス」をクリックしてご覧ください。

↓昨年のビジネスデザイン学科ブースの様子です。昨年OC

 

☆小熊弥生氏から英語学習の秘訣を伝授されました [2015年06月18日(木)]

6月17日(水)、1年生全員参加の合同基礎ゼミは、同時通訳者の小熊弥生氏を講師にお迎えしての講演会でした。純国産同時通訳者と自らを称し、様々なビジネスシーンで活躍中の小熊氏は、多くの英語セミナーにおいても講師を務められ、英語学習への意欲を引き出すそのご指導は高く評価されています。

小熊氏は、『TOEICテスト280点だった私が半年で800点、3年で同時通訳者になれた42のルール』の著書で知られます。短大卒業後、TOEIC280点だった英語力を半年で805点に高め、3年半で通訳者としてデビューを果たしたご自身の劇的な体験と努力がまとめられたこの本は、大評判となりました。

今回の講演では、ご自身の実体験に裏打ちされた英語学習法の秘訣をお話しいただきました。英語学習におけるキーワード「ASAP」(Aim,Simulate,And,Practice)の重要さから始まり、TOEICスコアアップのためには単語力(語彙力)を高めること、リスニング力向上を目指して映画の英語音声を常にイヤホーンから流すという洋画の活用術など、具体的なご指導をいただきました。
また、ご自身のホームステイ経験から、洋楽を英語で歌えるようにすること、日本文化を英語で説明できるようにすること、などのアドバイスもありました。ボストン留学を来年3月に控えた1年生にはグッドタイミングのお話しだったようです。

パフォーマンスあり、失敗体験披露ありのライブ感あふれる講演は、学生には大きな励ましとなったようで、英語学習に向けて大いに「やる気」を刺激された1時間でした。

自己紹介中の小熊氏

自己紹介中の小熊氏

学生の反応も活発でした

学生の反応も活発でした

プロジェクト活動のご紹介 [2015年06月17日(水)]

初めまして。ビジネスデザイン学科助教の山田です。

このブログでは3年生のゼミ活動をメインに紹介しておりましたが、本日はビジネスデザイン学科のプロジェクト活動をご紹介いたします。

当学科のゼミでは、学生らと様々な企業が協働し、ビジネスの現場に身を置きながら企画や販売をする等の活動を積極的に行っております。

以下に進行中の様々なプロジェクト活動を纏めましたので、是非ご覧ください。

次回は1年生の基礎ゼミの活動をご紹介いたします!どうぞ宜しくお願い申し上げます。

H27ビジネスデザイン学科_プロジェクト紹介

ビジネスデザイン学科 飴善ゼミよりお知らせです。 [2015年06月15日(月)]

7月1日(水)18:30~20:30昭和女子大学人見記念講堂にて、株式会社ミライロ代表取締役社長 垣内俊哉氏の講演会・シンポジウム行います。

みなさんが街中で目にするバリアフリー(障壁を無くす)。

そのバリアフリーは、本当に障がい者の方達のためになっていると思いますか?

このバリアフリーが、時には障がい者の方達のためではなく規定を守るために設置されたものがあるということを知ったとき、わたし達ゼミ生はショックを受けました。そうです、街中にはたくさんの「思い込みバリアフリー」であふれているのです。

すべての人が暮らしやすい環境をつくるためには、まずは多くの人の理解、気づきが重要です。

そのためには、自分自身が実際に経験してみるか、バリアフリーを必要としている方のリアルな声を聞くことが大切になると思います。

できるだけ多くの人が利用可能であるようなユニバーサルデザインは、障がい者の方達だけのために設置されたのではありません。私たちもベビーカーやカートを利用しているとき、そして高齢になり身体的機能が低下することで何らかの障害を感じることがあるはずですから、障がいについて考えることは他人事でもなく、特別なことではないはずなのです。

垣内さんは、ご自身の障がいと向き合いながら、バリアバリュー(障がいを価値に変える)という考えを多くの人に理解してもらおうと日々、ユニバーサルデザインをビジネスとして社会に働きかけている方です。詳しくは、URLの動画をご覧になってください。

https://youtu.be/lfcGsnCadLA『日本をユニバーサルデザイン先進国へ』 / 株式会社ミライロ

このような方の貴重な話が聞ける、またとない機会です。

講演会後は、昭和女子大学 環境デザイン学科、福祉社会学科学生によるユニバーサルデザイン研究発表、ビジネスデザイン学科学生とのシンポジウムが行われます。0701講演会・シンポジウムポスタ-

お申し込み方法はこちらです。

昭和女子大学学生:6月24日(水)までに各所属学科の教授室へお問い合わせください。

それ以降は6月30日(火)までにhttp://kokucheese.com/event/index/305807/にてご登録ください。

一般の方:6月30日(火)までにhttp://kokucheese.com/event/index/305807/にてご登録ください。

参加費は無料です。

皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

お問い合わせ先:swu.amezensemi.0701@gmail.com (飴善ゼミ講演会 事務局)

ポスター製作:ビジネスデザイン学科3年 篠木愛梨/編集:ビジネスデザイン学科3年 成田絢香

藥袋ゼミ ゼミ紹介と活動報告 [2015年06月08日(月)]

はじめまして。グローバルビジネス学部ビジネスデザイン学科の藥袋ゼミ(指導教員:藥袋貴久准教授)です。当ゼミ記念すべき第1回目の投稿となります。今回の報告は、ゼミ長の白坂まりがお届けします。

マーケティング戦略を学ぶ藥袋ゼミでは、2つのプロジェクトに分かれて活動しています。ひとつは、箱根の新たな価値創造minaisemi0に向けて、「はこねのもり女子大学」の皆さまとの協働プロジェクトである「はこじょ創造プロジェクト2015」です。「はこじょ」とは箱根地域に住む、あるいは箱根を訪れる「箱根が大好きな女性」を指します。この顧客コンセプトのもとに新しい箱根の楽しみ創造を行っています。もうひとつは、「コラーゲン美容市場のリバイタライゼーションプロジェクト2015」です。こちらは、新田ゼラチン株式会社様と協働してプロジェクトに取り組んでいます。20~30代の女性をターゲットとし、肌や爪、髪に潤いを与えることで注目を浴びるコラーゲンペプチド商品の再活性化を目的に、コンセプト開発や商品企画を進めています。女性のだれもが興味を持つ「美」に着目してどのような商品を開発していけるか楽しみです。

今回は、「はこじょ創造プロジェクト2015」の活動より、5月31日に箱根エリアで開催された“第2回はこじょ旅ウォークランin芦ノ湖”についてご紹介します。

旅ウォークランとは、箱根の自然と景色に包まれながら、はこじょだけの特別レッスンで歩いて走って身体の内側からキレイに、という目的で開催するイベントです。当イベントは、はこねのもり女子大学主催で行われ、美津濃株式会社様(総合スポーツメーカーのミズノ)、富士屋ホテルチェーン「F-STYLE」プロジェクト様、ベーカリー&テーブル様にもご協賛・ご協力いただきました。また、ウォークランとヨガについては、プロのインストラクターの先生に講師をお願いしました。
2度目の開催となった今回は、県立恩賜箱根公園からスタートし、箱根神社を目指すルートでした。天候が心配されましたが、気持ちのいい晴天に恵まれ、参加者の方も私たちゼミ生もリフレッシュできました。

箱根神社に到着し参拝後は、場所を移して昼食の時間です。この時間の進行はすべて、はこじょプロジェクトのメンバー(伊藤蒔さん、加藤春菜さん、佐藤莉歩さん、福田希実子さん、白坂)が務めました。その中に美津濃株式会社様のご協賛いただいたお楽しみ抽選会がありました。どんな進行にすればスムーズに行くか、参加者の方に満足していただけるか、といったことを念頭minaisemi1に置きながら準備を進めていきました。終了後、多くの方から「進行がスムーズでよかった」「抽選会が楽しかった」などの声を頂けたので、私たちも嬉しかったです。

私たちは学生ではありますが、実務家の方々と共にプロジェクトに関わるにあたり、主催者側の一員として自覚を持って行動していかなくてはいけません。自分自身の行動だけでなく、全体の動きも把握しておく必要があります。また、来場者への対応やおもてなしも失礼のないようにしなくてはなりません。私たちビジネスデザイン学科3年生が主体となって、プロジェクトを遂行していくことは始まったばかりです。今年度もプロジェクトをより盛り上げていくことができるように、力を合わせて頑張っていこうと思います。

英語漬けの一日でした [2015年06月04日(木)]

6月2日(火)、1年生は1講時から3講時を使って英語の集中トレーニングを行いました。昨年度も英語集中プログラムでお世話いただき、英語教育に実績のある(株)アイエスエイ(ISA)からネイティブ・スピーカーの講師6人をお迎えし、「高校生(受験生)に昭和女子大学ビジネスデザイン学科の魅力を売り込む」ことをテーマとしたワークショップです。

それぞれの講師からご自身についてのプレゼンテーションと、それに基づく学生との英語による質疑応答の後、10人程度のグループに分かれ、まず、学生が一人1分で英語を使って昭和女子大学を紹介することからスタートしました。
グループディスカッションで学科の魅力と売り込みのポイントを探り、それをもとに午後はグループプレゼンテーションとなりました。プレゼンは1グループ5分間の持ち時間で、英語による発表です。ポスターを作って訴えるグループあり、スキット(寸劇)で楽しませるグループ、アピールポイントを表にまとめて見せるグループ等々、形式は様々でした。

アピールポイントも、大学のある三軒茶屋の立地の良さ、高い就職率、充実した文化講座、安くて旨くておしゃれなソフィア(学生食堂)の存在、などが挙げられるなかで、一番多かったのが教員スタッフ(おもしろい先生が多い)と、全学生がボストン校へ留学する、という点でした。特に、1年生は来年度前期にボストン留学を控えているためか、それに対する期待値の大きさが窺えました。
学生たちは、昼休みも使って計5時間近く英語漬けになったことで、自分たちの英語が使える、通じることを実感し、留学に向けての英語学習に弾みがついたようでした。
最後は、修了書を授与され、楽しい雰囲気のうちにプログラムは終了しました。

まずは英語で1分プレゼン

まずは英語で1分プレゼン

グループごとにプレゼンの準備です

グループごとにプレゼンの準備です

グループ内で意見を出し合います

グループ内で意見を出し合います

グループの意見をまとめています

グループの意見をまとめています

グループプレゼンの練習

グループプレゼンの練習

いよいよプレゼン本番。スキット形式で学科の魅力を訴えます

いよいよプレゼン本番。スキット形式で学科の魅力を訴えます

ソフィアのメニューや施設をプレゼン中

ソフィアのメニューや施設をプレゼン中

昭和女子大学の売りである就職率についてプレゼン

昭和女子大学の売りである就職率についてプレゼン

昭和のストロングポイントは何でしょう?

昭和のストロングポイントは何でしょう?

ボストンの魅力もアピール中です

ボストンの魅力もアピール中です

修了書の贈呈

修了書の贈呈

修了書をいただきました

修了書をいただきました

世田谷区役所の方を招いてプレゼンです!-ビジネスデザイン学科:前田ゼミ [2015年06月03日(水)]

グローバルビジネス学部ビジネスデザイン学科前田ゼミの報告第2弾です。今回の報告者は、同学科3年の岩崎まどかです。

学寮明けの5月28日は、ソーシャルビジネスをテーマにする4人が「世田谷区の人口データから見る社会課題」についてプレゼンしました。講師役として、世田谷区から産業政策部副参事の馬場利至さん、産業連携担当係長の古川雅也さんをお招きしました。4人には、事前に世田谷区の方から、区の人口動態に関するデータを渡されており、そこからどのような社会課題が発生しているか、発生しそうかを考えることが課題でした。

まず、小笠原梓さん(3年)は23区内で一番人口の多い世田谷区の人口データから、人口は増えているが年少・生産年齢人口の割合は減り、高齢者は増えるという点に注目しました。少子高齢化と人口増加が同時進行している状況から、医療機関クライシスとゴミ問題が発生するという事を推測しました。

世田谷区の人口推計のグラフを使ってプレゼンする藤本さん。(撮影は工藤茜さん)

世田谷区の人口推計のグラフを使ってプレゼンする藤本さん。(撮影は工藤茜さん)

次に外池恭子さん(同)は、世田谷区の全体人口の1/4が高齢者であり、今までは3.5人で一人を支えていたのに対し、将来は2.5人で一人を支えていくという推計から、社会福祉の分野で、高齢者の支援要員や介護要員不足の可能性を導き出しました。外池さんからは、高齢者同士でシェアハウスをして、各自で出来る範囲でお互いを支え合っていく場を提供してはどうか、という意見が出ました。

河井茉里さん(同)は、世田谷区の人口データの女性の人口に注目しました。世田谷区は男性より女性の人口が多い事から、待機児童問題の発生を推測しました。世田谷区は待機児童数が全国でワースト1位であることから、働く女性が増えることで待機児童も増え、この事が大きな社会課題に発展する恐れがあると考えていました。

世田谷区の方も、子どもを保育園に預けられないために、優秀な人材が仕事へ復帰できないという事態が起きていると懸念なさっていました。

最後に藤本紗生子さん(同)は、やはり世田谷の人口データから生産年齢人口の減少と65才以上の高齢者の増加について注目していました。労働者が減る事により、介護分野等で働く人への負担の増加とサービスの質低下が同時に起き、それは高齢者の孤立や詐欺被害の増加、緊急時の連絡が取れないなどの不都合を引き起こすのではないかと考えていました。

以上のプレゼンを聞いて私は、世田谷区の少子高齢化と人口増加の同時進行は深刻な問題だと捉えました。高齢者が増えることに対応して医療機関を増やしたとしても、医療費の増大につながれば、根本的な解決にはならないでしょう。一方、高齢者をターゲットとした介護ビジネスの展開は将来性のある事業だと感じたので、どのように行うか考えていこうと思いました。

◇            ◇            ◇

前列中央右から世田谷区の馬場さん、古川さんです。

前列中央右から世田谷区の馬場さん、古川さんです。

(教員より)今回の課題は、学生たちにとってそれほど簡単ではなかったはずです。でも、講師役で出席してくださった世田谷区の方からは「学生さん方の発表は、高齢化でもそれそれ異なる視点から課題を抽出し、中には私たちも気付かなかった見方もありました。また、増子化についても課題として取り上げられ、大変実のあるものとなったと思います。世田谷区の社会課題への関心や問題意識の高まりを感じました。次回の発表が大変楽しみです」とのコメントを頂きました。

さて、プレゼンした4人には、世田谷区より「高齢化に伴う地域支え合い、見守りの推進のためにどのようなソーシャルビジネスが考えられるか。世田谷区内外の事例を参照しつつ、アイディアを練りなさい」という課題が与えられました。学生には、世田谷区の高齢者対象の政策一覧の資料が渡されました(すでに区が行っている政策は、ビジネスにはならないですから)。区内の関連NPOを訪問して現場の実情を観察し、高齢者にニーズを聞き取るなどの作業を重ねます。学寮で行ったビジネスプラン講座が、いきなり役立ちそうです。