2018年12月

【湯川ゼミ】IoTワークショップ [2018年12月27日(木)]

湯川ゼミの松村佳琳です。

東芝デジタルソリューションズ株式会社様他、東芝グループのみなさんのご協力で、IoTを活用したビジネスについて学ぶ「IoTワークショップ」(WS)を11月から12月にかけて3日間、eXtreme Design Studioで体験させていただきました。

初日はIoTを実現する技術と活用例、ビジネスモデルを紹介して解説していただきました。特にifLinkアプリを使用してIoT機器を操作するのは驚きの体験でした。ifLinkアプリではスマートフォンにつながる機器と機器の動作を、「IF」と「THEN」に分かれたトランプのようなカードを使って自由に設定できます。例えば「人が近づいたら」という「IF」カードと「アラームが鳴る」という「THEN」カードを組み合わせてQRコードを写真に撮るだけでIoTを操作するプログラムを作成できます。IF-THEN型カードの組み合わせは無限です。モノとインターネットを繋げるIoTの仕組みをより深く学ぶことができました。

二日目は初日の体験をふまえ、新しい「IF」カードと「THEN」カードを考え、各自がオリジナルのIoT機器のアイデアを発表しました。各自考えたオリジナルIoT機器はどれも独創性があり利用したいと思えるものでした。発表の後は質問や意見を交換し、技術的なアドバイスもいただきました。こうしたことを通じ、オリジナルIoT機器の可能性を考える事が出来ました。誰のために如何なるサービスをどんなカタチで実証するのかを考えることの重要性を学びました。

最終日には、二日目に発表したオリジナルIoT機器をどのような顧客が必要としているのか、ペルソナを考え、オリジナルIoT機器を活用するストーリーを作りました。作ったストーリーは各自ポスターに書きだし、社長に企画提案をするシチュエーションで各自発表しました。フィードバックでは企画を実現するにあたって何が足りないか、何を改善するべきか考えることができました。また、各アイデアに対する企業側の考察や、これからのIoTビジネスに求められる価値や今後求められる人材などWS全体の目的を確認しました。

三日間のWSでは講義や体験学習で、IoTが拓く未来の価値と可能性などを深く学ぶ事ができました。eXtreme Design Studio様のスタジオで行ったWSはまるで本物の企画提案をしたような貴重な体験でした。またアイスブレイクやチームビルディング、アイデアの創出法なども学ばせていただきました。今後WSでの体験を活かして新規事業計画書を考えたいと思います。

最後まで親身になって指導していただいた東芝グループのみなさまには感謝です。

【藥袋ゼミ】インバウンド施策の提案に向けた店舗視察調査報告 [2018年12月20日(木)]

 こんにちは。藥袋ゼミの片山です。

 私達は4月から井関産業株式会社のラ コルベイユ事業部と共同で「ラブリー365」の販促促進とブランド展開を検討するプロジェクトに取り組んでいます。「ラブリー365」は、同社が展開する女性用下着洗剤です。現在、私たちは「ラブリー365」のインバウンド消費を促進するためのマーケティング戦略を検討しています。前回、中国出身のお二方にインタビュー調査を行ったことを踏まえ、今回は都内のマツモトキヨシ3店舗に店舗訪問を行い、各店舗とも店長さんに中国人旅行客に対する施策などのインタビューを行いました。

 1店舗目は、「原宿駅表参道口店」に訪れました。こちらの店舗はJR原宿駅の真正面に立地していることから日本人客の志向に合わせつつも3階の全フロアが中国人向けのPOPやQRコード、テスターが多数設置してあり、中国人客向けの施策が進められていました。

 2店舗目は、2017年にオープンしたばかりの銀座にある「Beauty U店」に訪れました。こちらの店舗は銀座で働く女性をターゲットに忙しい女性にも美を10分間で体験できるメイクアップコーナーなどがあり、店内の印象はデパートの化粧品コーナーのようで、一般のマツモトキヨシとは雰囲気が異なり、とても新鮮でした。

 3店舗目は、「銀座みゆきAve.店」に訪れました。こちらの店舗は一般のマツモトキヨシと同じく品揃えが豊富であり、広い通路幅が確保されている大きな店舗でした。

 3店舗とも共通していたことは、中国人客は団体客ではなく個人客がほとんどだということ。売れる商品ワードは“保湿”や“日本で人気”。中国人スタッフの多さ。そして私たちは、中国人客は事前に購買するものを決め、店舗に訪れる「計画購買」が主流と考えていましたが、実際は店舗で店員さんに相談してその場で商品を決め購買する方がたくさんいることが分かりました。

 今回3店舗とも充実した内容のインタビューを行うことができました。今回聞いたお話を今後のインバウンド向けのプロモーションを考える際の参考にしていきたいと思います。忙しい中お時間を作って頂いた3店舗の店長さん方に感謝いたします。

英語によるハイレベルなビジネス講義終了しました [2018年12月19日(水)]

太田研究員(右端)と受講生

 皆さん、こんにちは。
 現代ビジネス研究所の太田行信研究員によるBusiness in English、計6回の講義が12月14日で終了しました。
 英語コミュニケーション学科3年 湊美咲さん、同学科4年 西谷知美さん、国際学科4年 中林成美さんの3名が参加しました。今回カバーしたのは以下のテーマでした。

 第1回 International business and hunt for lower labor costs
 第2回 Fair financial reporting and corporate governance
 第3回 Ethics in business
 第4回 Effective presentation skills and IT marketing
 第5回 Amazon vs. Walmart: battle of retail giants in the cyberspace
 第6回 Corporate governance and leadership

 当初は5回の予定が6回になり、非常に幅広い範囲をカバーしたすばらしい講義となりました。以下に受講した学生の感想を掲載します。

 中林さん
 「一言でまとめると、新しい発見があって楽しい授業でした。さらに、この授業は、これから社会に出る私にとって感銘を受ける授業でもありました。ビジネスの基礎や構造、仕組みなどを英語で学ぶことによって、(アメリカに本社を置いている企業を多くみたこともあり)グローバルな視点で、ビジネスの内容を確認できたからかもしれません」
 「毎回の予習と課題の提出は大変ではありましたが、丁寧に講師の方が添削して下さったので、確実に自分の力になっていると思います。6回の授業を通して、 いい意味で、“ビジネスとは、ドライな人程成功するのではないか”というこれまでになかった考えもうまれました。是非、後輩の皆様にオススメしたいものであります」

 湊さん
 「全体のBusiness in English を通じて、日本や世界で起きているビジネスの動向とそれに伴うビジネス英語を積極的に学ぶことができました。計6回の間に、毎回大量のリーディングとセッションで習った内容やフレーズを使い、プレゼンテーションにトライしました」
 「内容は広い部分をカバーしました。印象に残っているのは、様々な会社の不適切な会計、料金損失の記録の取り戻しなどの違反行為について学んだことです。タイムリーに日本の会社やCEOが摘発されたことにより、学習した内容を振り返りながらその件について考えることができたからです。途上国での雇用を公正を行うことの重要性と雇用環境を考慮した貿易(フェアトレード)も最初は一見公正取引への貢献とみられますが、マーケティング戦略でもあるといった内容もまた印象に残りました」
 「とても内容の濃く、充実していたセッションでした。この機会に感謝しながらよりビジネスへの自分自身の興味を追求していきたいです。本当にありがとうございました」

 西谷さん
 「この授業では、ビジネスの裏側や実態について深く学びました。報道番組や新聞だけからではわからない情報を知り考えることができ、とても楽しかったです。社会人になってからも今回学んだことを役立てていきたいです」

講師の太田研究員のコメントは以下です。
 「6回のセッションでは、国際貿易、企業戦略、会計からビジネス倫理、さらに「会社は誰が所有するのか」という問題まで、ビジネスに関わる幅広いテーマを取り上げました。ジュニアなビジネスマンでもてこずる、ビジネス未経験の受講生の皆さんには質量ともにとても歯ごたえのある講義だったと思います。ここで知識以外に学んで欲しかったのは、少々わからないことでも、『きっとこういうことだろう』という自分なりの仮説を立てて、理解しようとチャレンジしてみるという姿勢です。大学での授業の良いのは、たとえ間違っても誰も責めないうえ、何回でも間違うことができるという点です。この授業での体験が、会社や社会のシステムのルールを理解し、効率的・効果的にビジネス競争を勝ち抜く一助になったなら幸いです」。

 皆さん、ご苦労様でした。

【山田隆ゼミ】経営コンサルティング会社でインターシップ [2018年12月17日(月)]

こんにちは!山田隆ゼミ3年の大野です。
私達のゼミでは年間を通じて世界的な経営コンサルティング会社であるPwCでインターンシップを行っています。私たちはまず半年かけて経営分析のフレームワークを50個マスターします。そして、自分が気に入ったフレームワークを使って、実際の企業にあてはめて分析し、それをプレゼンする課題をこなします。そして、最後の課題が、チームに分かれて指定された業界の中から企業を選び、その企業の営業利益を3年で2倍にする経営戦略を提示します。先日、その最終課題のプレゼンを大手町のPwC本社で行いました。選択した会社の経営陣としてPwCの社員の方々が私たちに厳しい質問をしてきます。まさに、経営コンサルティングの仕事を、臨場感をもって体験したような形です。本当に勉強になりました。プレゼン終了後は、PwCの女性社員の方々と座談会を行いました。就活や将来のキャリアのことなど、大変有意義な時間を過ごすことができました。ビジネスの最前線で働く女性の話を聞けるといった貴重な経験ができました。皆さんが私たちのゼミにどのような印象を持っているかわかりませんが、山田隆ゼミは結構「骨太なゼミ」です。

【藥袋ゼミ】中国人観光客へのインバウンド展開に向けたインタビュー調査(ラコルベイユ・プロジェクト) [2018年12月10日(月)]

 みなさんこんにちは。藥袋ゼミ3年の川崎です。

 私たちは4月から井関産業株式会社のラコルベイユ事業部と共同で「ラブリー365」の販促促進とブランド展開を検討するプロジェクトに取り組んでいます。「ラブリー365」は、同社が展開する女性用下着洗剤です。これまでは井関産業の方による課題提起のもと、女性用下着洗剤の知識を深め、店頭での具体的な販売促進策について考えてきました。

 ゼミでは、次なる課題として、女性用下着洗剤「ラブリー365」のインバウンド消費を促進するためのマーケティング戦略を検討するために、日本で働いている中国出身の方お二人をお招きし、インタビュー調査を行いました。

 インタビューの目的は、日中の文化的差異によって、女性ならではの悩みである「下着・肌着汚れ」に対する消費者の認識、対処法、悩みにどのような違いが存在するのか(あるいは存在しないのか)を確認することです。

 10年ほど前の中国では、一般的な洗剤を用いて、下着の汚れを手で洗い落とす対処法が主流でしたが、現在では、小型洗濯機やオーガニック洗剤などが市場に登場してきたことにより、「洗濯革命」が起こっていることが分かりました。また、現在の中国の若者は、衣類をカテゴリーに分類して洗濯することが多く、「清潔感」を好む傾向が高まりつつあるそうです。

 日用品の買い物に関しては、中国ではSNS(クチコミ・アプリ)の利用が主流となっており、商品選択や購買に無くてはならない存在となっています。一方、観光として日本を訪れた際の購買行動は、クチコミ・アプリであらかじめ購入する商品を定めてから、実店舗を訪れて購入するという「計画購買」が多く見受けられるという指摘がありました。
 
 
 ゼミでは、このインタビューで得られた情報をもとに、ドラッグストアなどの店舗視察を行い、店舗における中国人観光客の購買行動を確認したいと考えています。

ビジネスデザイン学科:TAによる1年基礎ゼミが終了しました [2018年12月06日(木)]

学生のプレゼン資料の例

 皆さん、こんにちは。
 教員の前田です。
 これまで、この場を借りて当学科のグローバルビジネス基礎演習(通称基礎ゼミ)の様子をご報告してきました。学部3年生がティーチングアシスタント(TA)として、1年を指導するという新しい試みでしたし、徹底したグループワークを行うという面でも新たな挑戦でした。
 12月5日は、前期より計12回続いてきたTAによるグループワーク講義の最終日でした。この日の課題は、ブラスバンドサークル内でのもめ事を解決する方向性を探る、というものです。このカリキュラムの中では最難関です。各グループでケースを読み込み、「サークルのありたい姿を考え」「今、やるべきことは何か?」を提示します。
 どこの組織でもありそうな問題ですが、実は解決が難しいし、絶対的な正解はありません。写真左上のような詳細な分析と対応策を練ったグループもあり、このメソッドを続けてきてよかったと思いました。
 もちろん、TA14名の努力があってこその講義でした。TAの皆さん、ありがとう!、ご苦労様!
 来年度もこのメソッドを続けることになっており、現2年生から26名もの志願があり、先日、12名が選抜されました。12月8日にこのメソッドの体験会を行うなど、今から準備を行います。新TAの皆さん、頑張ってください。

解決策をプレゼンする学生たち。

【湯川ゼミ×前田ゼミ】3Dプリンターとロボット [2018年12月01日(土)]

湯川ゼミの三ヶ島麻祐子です。

11月22日に前田ゼミと共催で、ロボットの企画開発を行なっている株式会社アサイ・エンジニアリング代表取締役の浅井伸一社長をお招きして、3Dプリンターとロボットについて、実際の機械を用いた講義をしていただきました。

浅井社長はタミヤのラジコンの大ファンだったことが縁で大学卒業後に株式会社タミヤに入社し、その後モーターサイクルラジコンの開発がしたくて世界的な模型メーカーである京商株式会社に転職、執行役員まで務められました。浅井社長が開発したオートバイのラジコンは今でも販売されているそうです。

講義では、実機を使って主に4つの技術やロボットを紹介していただきました。

踊るロボットを撮影する

1つ目は、世界最高水準のダンスロボット「プリメイドAI」です。アイドルの曲に合わせて、教室の卓上で完璧に踊るロボットはとても可愛かったです。

2つ目は、3Dプリンターです。CADで設計したデータを3Dプリンターに送り、30分ほどで「プリメイドAI」の顔のパーツが出来上がりました。私たちは出来上がったパーツに目を描いて「プリメイドAI」に装着させていただきました。3Dプリンターを見るのは初めてだったので、とても興奮しました。CADの使い方がわかれば自分でもいろいろなモノを作れるそうです。

3つ目は、鳥獣被害対策ロボット「でん助」です。ソーラーパネルなどを手がける会社から委託され、パネルに近づくイノシシを撃退するために開発したものです。「でん助」はLEDライトを発光させたり、空気を放出したり、頭部が伸びるといった仕掛けでソーラーパネルをイノシシなどから守ります。ロボットの展示会でも話題になった、赤いボディがカッコいいロボットです。

小型の3Dプリンタ

4つ目は、茶運びロボット「和っちゃん」です。「和っちゃん」は現代版のからくり人形で、お盆の上にお茶を置くと自動的にお茶を運び、私たちに話しかけ、お茶を勧めてくれます。私はこのロボットを開発したのが、早稲田大学社会科学部に学ぶ浅井社長のご子息、浅井航さんだったことに驚きました。文系出身でもアイディアがあれば、プロダクトが製作できるのです。浅井航さんは、CADを数日で学び開発に主導的に関わったそうです。

 

講義の最後の「情熱があれば、自分のアイディアを実現するためのツールは既に全てそろってる。」という浅井社長のメッセージは特に印象的でした。講義を通じ、誰でも夢を形にできる時代になったことを実感しました。誰のために何をしたいのかを考えることが1番大事だと思います。大学でもっと学び、テクノロジーを活用して、未来を創りたいです。