【ビジネス開発研究C】地域通貨で社会を助ける(地域通貨アイデアコンペ) [2019年12月13日(金)]

木曜日2限のビジネス開発研究Cの授業で、自分たちで地域通貨を考え、どのように浸透させていくかを考えるというグループワークを行いました。私たちのグループは、アフリカのケニアを中心に、ビジネスマサイという地域通貨を発行する案を考えました。幸いにして先生方・学生相互の投票により最優秀賞に選ばれました(写真はその時のものです)

最優秀賞を受賞した学生グループ(写真左:飛田 史和教授 右:段谷 憲 外部講師)

私たちの地域通貨の単価は各地の送金レートで決まります。発行者は、ソーシャルメディアラボです。ソーシャルメディアラボとは、M-PESAを作成した会社です。M-PESAはケニアのモバイル送金サービスで、すでにかなり浸透しています。ケニアのGDPの4割を超える金額は、M-PESAを利用しているものです。私たちが今回考えた地域通貨は、このM-PESAに付随することにより、浸透していくと考えられます。

この地域通貨の目的は、医療問題の改善と、売買を活性化しお金を流動させることです。私たちは、ケニアの医療問題がいくつかある中、医療資材の不足、低受診率から受診後の死亡率が高いことの2つに注目しました。そしてこれらを解決するために、この地域通貨を使い、医療費の控除とワクチンの提供をすることを考えました。

この地域通貨の使用方法は、ケニアの人で海外に出稼ぎに行っている人の家族がM-PESAを利用し、給料を下ろす際に引き出した金額の10%分を地域通貨として受け取ることが出来ます。その地域通貨を使用することによって、医療費の控除またはワクチンの提供を受けることが可能です。医療費控除やワクチンの配布は、寄付をするという手もありますが、地域通貨を発行することによって、ケニアの人たちがケニア内でお金を使うきっかけになり、経済の活性化につながることが考えられます。また、このシステムを利用すれば医療費控除を受けられるといった利点があることにより、さらに経済を活性化する地域通貨になるのではないかと考えました。

社会に役に立つアイデアをグループで考える貴重な機会を得て大変楽しい時間を過ごしました。

会計ファイナンス学科永沼遥、安室美咲
ビジネスデザイン学科川辺百夏、熊谷晴日