授業

ビジネスデザイン学科1年基礎ゼミ:シニアTAとTAの往復書簡⑤褒めるだけじゃ [2020年07月24日(金)]

 1C担当STAの島崎茉子です。前期の授業お疲れ様でした!

1Aのグループの発表タイトル例

 今回は、2週に渡るプロジェクト・リーダーズミーティングなどはじめてのことがたくさんありましたね。特に、プレゼン形式の発表回ということで、皆さんも1年生の成長を大きく感じることができたのではないでしょうか。また、それと同時に1年生に対してのフィードバックも少しだけ苦労したと思います。褒めるだけでなく、1年生の成長のためにしっかりと助言することも時には大切です。タクナルを実際に1年次に受けた皆さんだからこそできる、アドバイスもあるのではないでしょうか。

 今後は、さらなるステップとして1年生やTA自身のゴール像をいま一度考え、授業を展開するときっと良い結果に繋がると思います。次回の授業まで少し時間が空きますが、一緒に後期の授業も盛り上げていきましょう!!

 こんにちは。1A担当STAの田中莉乃です。まずは、TAのみなさん、前期お疲れ様でした!

 この5回はあっという間に感じたと思います。上手くいった達成感や納得いかない悔しい気持ちを忘れずに、後期も一緒に頑張りましょう。

1Aのあるグループの発表例。右上はTA。

 さて、プロジェクトの発表回だった今回は、学生たちの1週間の成果をプレゼンという形で見ることができましたね。TAがリーダーズミーティングでアドバイスした内容がどのように学生の中で消化されて形になるのかを知り、改めてTAの影響力を肌で感じることができたと思います。1つ1つの声掛けで学生のやる気は変えられます。望むクラス像をイメージしてさらに磨きをかけていってほしいです。

 また、この5回の講義を通して、学生のアンケートの回答が主観的な考えから客観的な考えに少しずつ変化していることに成長を感じています。プロジェクト回を通じてのチームで成果を出す過程で、どのように自分自身が貢献できるできるかを考えるようになった学生が増えてきて、講義に対する意識も上がっているように感じました。

 後期まで少し時間が空きますが、この勢いのまま走り続けましょう!!

 1B担当STAの上野真由です。今回は前期最後のタクナル授業となりました。また、初めて2コマセットで準備時間を経ての発表会でした。学園祭で行う動物園の動物を選ぶということで、一見するとありきたりなものになってしまいがちですが、そこでいかにコンセプトやターゲットを深掘りできるかが差別化の鍵になります。

 今回はリーダーズミーティングもあり、TAはただ褒めるだけでなく伸び代を探してアドバイスすることに苦労したと思います。しかし、このタクナルの授業は学生が楽しいままに進行していたら意味がありませんよね。1年生がこの授業を通して議論することを楽しいと感じ自主的に考え発言してくれるよう、TAのみなさんは前期の授業を振り返り、後期はより学生の成長に貢献できる授業のために一緒に頑張りましょう!

ビジネスデザイン学科1年基礎ゼミ:シニアTAとTAの往復書簡④自分の言葉で語ろう [2020年07月17日(金)]

 こんにちは。
 7月9日のTAブログに対するシニアTAからのコメントです。

昨年度の様子(尾花)

Cクラス尾花麻帆
 7月8日・15日にかけて、これまでの授業を活用した上で1つのテーマから企画を考え、発表をするという授業を行いました。

 TAからレクチャーされたものを初めて1年生が実践するこの回は、私がTAの時も1年生から様々なアイディアが出てきて面白かった印象があります。1年生が持っている力と学んだことをどう生かせているかが目に見えてわかるので、今回の課題をもとに1年生もTAも、もっと向上していければいいのではないかと思いました。次も期待しています!

昨年度の様子(猪又)

Aクラス猪又彩加
 いよいよプロジェクト型の授業が始まりました。Aクラスではまだクラスメイトと交流が少ないことからチーム変えを行い、新チームで移動動物園の企画に励みました。今回から各チーム1人一回はリーダーを経験していきます。リーダーに挑戦しようか迷う姿や、立候補する姿が見られました。TAは各チームの企画がよりオリジナリティ溢れる企画になるように、リーダーズミーティングで「どうしたら1年生が企画の深掘りができるのか」を考え、どのようなヒントを与えるべきか判断し、適切なフィードバックができていました。

 授業の進行にも慣れてきて自信がついてきたところだと思います。オンラインだと伝えたいことが上手く伝わらないもどかしさもあるかもしれませんが、これからは自分の言葉で実体験を交えながら語ることにも意識して取り組んで欲しいです。

昨年度の様子(堀川)

Bクラス堀川紗瑛
 今までは1回の授業で完結していましたが、今回からは準備会と発表会の2回分が連結している授業へと変わりました。BクラスのTAはチームで工夫を凝らし、毎回進行はスムーズに行われ上手にファシリテート出来ています。そして、よりステップアップするためにはTAから1年生へのフィードバックが重要になります。リーダーズミーティングの際に、1年生の主体性をより高められるようなコメントをしてあげるとチーム議論が活性化し、独創的な発想が生まれやすく各チームの個性が活かされた発表会になります。このコメントの仕方は想像以上に難しく、私達も苦労をした経験がありますがぜひ試行錯誤をしてみて下さい。

 1年生にとって発表会が楽しみな会になるよう、準備会ではしっかりと議論を深めらるよう促してあげましょう!

ビジネスデザイン学科1年基礎ゼミ:TAの第5回講義は「振り返りから気づきを得る」 [2020年07月15日(水)]

 みなさん、こんにちは!
 1C担当TAの山田と柳本です。7月15日はTAによる第5回の講義でした。1CのTAは、山田沙英、柳本華奈、小山田みやび、小林千夏です。

 本日の講義では前回のワークを通して「企画を発表し合い、振り返りから気づきを得よう」ということが狙いでした。1年生にとってはタクナル初めてのプロジェクトです。前回の講義ではどぎまぎしているところもありましたが、今回は皆さん自信を持って発表出来ていたので、私たちTAとしては嬉しい気持ちになりました。

 今回の講義は発表がメインの回なので、最初に数分間チーム内で準備をする時間を取った後はすぐに発表に移りました。

 それではいよいよ発表!

 ということで短期間での企画提案・準備となりましたが、スライドや発表の仕方にこだわりを持って取り組んでいるチームが多く、また私たちTAでも思いつかなかった斬新なアイデアを聞くことが出来、1年生を含めTAも学べることが多くあった発表でした。


 今回は投票で1位になったおすしチームの発表の一部をご紹介します!移動動物園のタイトルは「HEANIMAL ZOO」です。語源は癒し(HEALING)と動物(ANIMAL)を掛け合わせたもので、コロナ疲れの大人向けに、癒しの海外旅行を体験することで非日常的空間を味わってもらうというコンセプトでした。実際に動物ごとの生息地を調べ、それぞれ飼育員の格好や挨拶を変えたブースをつくり、あたかも旅行しているかのように感じられる動物園の企画となっていました!
 今回の発表を終え、各チーム反省点や悔しさを述べていたところもありました。次回は夏休み明けとなりますが、モチベーションをあげて頑張っていきましょう!

ビジネスデザイン学科1年基礎ゼミ:TAの第4回講義は「本格的な議論を体験する」 [2020年07月09日(木)]

 みなさん、こんにちは!
 1B担当TAの天沼と石川です。7月8日はTAによる第4回の講義でした。1BのTAは、天沼知里、石川夏綺、増渕桃花、丸山紗英です。
 本日の講義では一つのワークに取り組みながら「本格的な議論を体験し、体験から学ぼう」ということが狙いでした。初めてのプロジェクト型ワークでしたが、どのチームも白熱した議論が繰り広げられていました。

今日のワークのテーマです!

 今回のワークは、“チームで協力して、お客さまが喜ぶ「移動動物園」を企画しよう!”という議題に基づき、チームで動物園の名前、企画のコンセプト、教科書の中にある12種類の動物から4種類の動物を選び、選んだ理由、企画を立てるにあたり工夫したこと、苦労したことの4つの項目について話し合ってもらいました。
 

リーダーズミーティングでの動きです!

今回からは、各チームリーダーとTAだけで話し合う、リーダーズミーティングという時間が設けられました。チームリーダーは、チーム内で出た企画内容を取りまとめ、TAに報告を行います。そして、TAからフィードバックをもらうことで、チームの案によりオリジナリティを誕生させ、新たな視点で議論をより活発化させます。一年生から、地域との交流方法や色などにまでこだわって企画を報告してもらったり、一方でまだまだより良くすることができるチームもありました。
 ぜひ、次回の発表では、リーダーズミーティングで受けたフィードバックも参考にしてより良い企画を待っています。次回の発表をとても楽しみにしています!!

ビジネスデザイン学科1年基礎ゼミ:シニアTAとTAの往復書簡③試行錯誤中のTAへ [2020年07月08日(水)]

by 一年生

 こんにちは。1AのSTA、田中莉乃です。
 3回目ということで、講義の流れは掴めてきている中、クラスの雰囲気をどう盛り上げて、タクナルの意義を学生に理解してもらうかという大きな壁にぶつかっているTAのみなさんを、当時の自分と照らし合わせて懐かしく思いました。

 オンライン授業で例年と環境が違うなか、「盛り上げる」ことについてどう取り組んで成果を出すか難しいことだと思います。学生の立場に立ってみると、いつも同じ空間でパソコンを前にし毎時間同じように講義を受けている状況で、スイッチの切り替えはできているのかと考えてしまいます。当時TAの私は、学生にタクナルの講義の時は思いっきり楽しんで臨んでほしいと思っていたので、体を動かしてワークをしたり、学生同士の距離感で生まれる会話を大切にしていました。オンラインでも肩の力を抜いて自然と引き込まれるような環境を作れば、「盛り上がる」ことに繋がるのではないかと思います。

たくさん試行錯誤して、今のTAならではの方法で大きな壁を突破し、さらに上を目指していってほしいと思います!
一緒に駆け抜けましょう!!

 こんにちは。1BのSTA、上野真由です。
 講義も3回目ということで、TAにも1年生にも余裕が感じられるようになってきました。1年生の中には標語を習字で書いてきてくれる生徒もいて驚きました!TAのみなさんは授業をスムーズに時間通りに進行していて、全く不安なく授業を見守らせて頂いています。

 ここで一つ問いかけさせてください。TAの皆さんの目指す授業はなんでしょう?TAに立候補した時の目標は何だったでしょう?改めて考えてみてください。もう一歩レベルアップした授業が見えてくるかもしれません。オンラインということで制限もありますが、オンラインだからこそ出来ることなんかが見つけられるといいですね。

 皆さんこんにちは。1CのSTA、島崎茉子です。
 意見を発表する機会が多かった回ですが、1年生の議論から皆さんも新たな気づきがあったのではないでしょうか。3つのワークを通して、どのようにしたら学びの多い授業になるのか、またオリジナリティ溢れる意見を引き出すことができるのか考え、zoomのホワイトボードや反応の機能をフル活用し、工夫を凝らしていたことにとても感心しました。その成果もあり、1年生が同じグループの仲間にしっかりと自分の意見が伝わるよう、聞き手の立場になって発言していたように感じました。

 次回からは、より本格的な議論が始まります。今までのように上手くいかないこともあるかと思いますが、そんな時はぜひ頼ってください!

ビジネスデザイン学科1年基礎ゼミ:TAの第3回講義は「自分の意見を伝えよう」 [2020年07月01日(水)]

 みなさん、こんにちは!!
 1A担当TAの江湖と村田です。7月1日はTAによる第3回の講義でした。1AのTAは、江湖咲季、長嶋梨奈、伏見朝、村田彩華です。

 本日の講義では3つのワークに取り組みながら「自分の意見を周囲に話すときのポイントを学ぼう」ということが狙いでした。3回目ということもあり、緊張もほぐれ、どのチームも活発な議論が繰り広げられていました。

本日は3つのワークを行いました!

 一つ目のワークでは、“「私と付き合ってください」にLINEはアリ?ナシ?“という議題に基づき、まずは自分の意見を曖昧にせずはっきりと主張する事を目指しました。このワークでは、前回までと異なるチームで議論を行いました。あまり話したことのないクラスメイトとの議論に少し戸惑う様子もありましたが、新たな発見や違う視点も得ることが出来たのではないでしょうか。

 その他には、“チームで作ろう「キャンペーン標語」”というワークを行いました。これまでの授業で学んだ、意見を伝える際に大切なポイントや議論をするときのテクニックを、5・7・5でチームごとに表現しました。私達のクラスでは「伝えよう 自信を持って はっきりと」や「勇気出し 恥ずかしがり屋を 卒業だ」などの個性豊かな俳句が発表されました。その他にも、”説得力”というキーワードを選んだチームも多くありました。

チームで考えた5・7・5を発表しました!

 今回は、自分の伝え方次第で、同じ意見でも受け入れる側の反応が変わってくるという気づきが得られたのではないでしょうか。チーム内討議において、積極的な発言をする学生や、自らタイムキーパーや発表者などの役割を担ってくれる学生が増え、自主性が高まってきたように思います。

 次回からは、本格的なプロジェクト型の授業が始まります。これまでに学んだポイントを生かして、より良いアイデアを生み出していける時間にしていきましょう!!

ビジネスデザイン学科1年基礎ゼミ:シニアTAとTAの往復書簡②初回講義後のTAへ [2020年06月27日(土)]

 こんにちは。
 シニアTAの田中莉乃、上野真由、島崎茉子です。
 今回は6/17の初回の講義についてシニアTAからのコメントです。

昨年度の田中莉乃の講義の様子。

【田中莉乃】
 みなさんこんにちは。シニアTAの田中莉乃です。
 初回の講義は緊張で一杯の中、準備してきたことをしっかり出してチームワークよく進められていたと思います。私のクラスのTAのみんなは、TAをやるきっかけが「当時の3年生がキラキラして見えて、自分自身もそんな姿になりたい」という想いを持っていることを知り、驚きと同時に、学生に対してTAの影響力は大きいことに感心しました。

 今回初めて講義をする側として臨んで、思っていたより難しく、もどかしい思いもしたかもしれません。ですが、まだまだ挑戦して失敗して学んで成長する機会はたくさんあります。是非、志望した時の気持ちを忘れず、TA同士で協力して自分たちが誇れるクラスを目指してほしいです!

 そのためにシニアTAとして全力でサポートするので、一緒に楽しみながら成長していきましょう!!

同・上野真由の講義の様子。

【上野真由】
 みなさんこんにちは。1-B担当STA(シニアティーチングアシスタント)の上野真由です。
 たくさん悩みながらたくさん準備をして試行錯誤した日々が懐かしく感じます。

 さて、初回の講義ですが、去年とは違いオンライン授業ということで私たちもたくさん悩みながらアドバイスを行いました。TAの皆さんも不安を抱えながら準備をしており、とても緊張しているようでした。しかし、いざ講義が始まると堂々とした態度で進行し、完璧に作られたPPTで講義を円滑に進めていました。1年生も、オンラインという壁を感じさせず、楽しそうに参加していました。TAも1年生もどんな風に成長していってくれるか期待でいっぱいです!

同・島崎茉子の講義の様子。

【島崎茉子】
 初回の講義お疲れ様でした!オンライン授業というイレギュラーな状況下で、初回を迎えるまでに少しでも不安を解消するために、たくさん準備をしてきたのではないでしょうか。私たちシニアTAも、ドキドキしながら講義を見守っていましたが、大きな問題もなく堂々と指導している皆さんの姿に安心しました。また、ギャップの王様のワークを経て次第に1年生の仲が深まっていく様子にホッとし、さらに笑顔が増えた皆さんが印象的でした。

 初回ということで、「1年生は楽しんでくれたかな」「まとまった話ができていたかな」と不安に感じた人もいると思います。ですが、最初から完璧にできる人はいません。私も昨年度の初回講義を担当し、とても緊張しました。一歩ずつ着実に反省点を改善すれば、絶対大丈夫です。まずは皆さんが授業を楽しむことを忘れずに、これからの講義に臨むと良いと思います。次回さらにパワーアップした授業を楽しみにしています!

ビジネスデザイン学科1年基礎ゼミ:TAの第2回講義は「議論することに慣れよう」 [2020年06月24日(水)]

 みなさん、こんにちは!
 1C担当TAの小山田と小林です。6月24日はTAによる第2回の講義でした。1CのTAは、小山田みやび、小林千夏、柳本華奈、山田沙英です。

第2回タクナル講義 発表タイム!

チーム内でまとめた意見と理由の発表タイム!

 本日の講義では2つのワークに取り組みながら「議論することに慣れる」ということが狙いでした。クラスの学生たちは、前回のチームディスカッションの経験を生かして、今回は熱い議論を繰り広げました。

 学生たちは、仲間の意見と自分の意見をどうやってすり合わせていくかを今回のワークを通して学んだはずです。オンライン上で発言するということは、タイミングがつかみにくいので大変です。ですが、こういう議論の場を通してオンラインのメリットを見つけて、各チームが掲げたポリシーを守りながら、今後も楽しく仲間と議論していって欲しいなと思います。

 ワークの課題の一つに、「無人島に行く場合にライターやラジオ、ナイフ、毛布のどれを持っていくか、チームで議論をして一つに決める」、があります。議論の過程では「簡単に自分の意見を変えてはいけない」という条件があるのがポイントです。各チームでのワーク中、TAは意見を言うのではなく、「それぞれの選択肢の弱みと強みは何だろう」と考えが深まるような言葉を投げかけるようにしました。

チームポリシーの発表

各チームが個性溢れるポリシーを発表しました。


 「ライターはオイル切れがあるし、いろんな場面で役立つナイフがいいと思う」など、自分の意見に根拠となる理由を付けて発表したり、相手の意見を尊重した意見が出ていて、私達も納得させられる議論が繰り広げられていました。次回も1年のみんなが自分自身が考えもしなかった意見で溢れる時間となりますように!

 授業後に行ったミーティングでは、先生やシニアTAの方からアドバイスをいただきながら、次回に向けた改善点を考えています。回を重ねるごとにワンランク上の講義をできるよう、TA全員でレベルアップを図ります!

「広域避難」都市の洪水では隣の区や県まで避難する必要があります! [2020年06月24日(水)]

教員の小西雅子です。

昨年の九州南部や千葉における大雨被害が記憶に新しい中、グローバル社会の課題を学ぶ「環境と防災」の授業では、“命を守る”講義を展開しています。地球温暖化が進む中、洪水被害は一層深刻化していきます。

「ここにいてはダメです」と衝撃的な言葉で、遠くに避難するように呼びかける水害ハザードマップ
出典:江戸川区水害ハザードマップ(2019年)

特に東京などの都市はたいてい海のそばにあるため、海抜ゼロメートル地帯が広がっています。たとえば東京の荒川や江戸川など大河川の下流地域では、いったん洪水となると、水が1~2週間にわたって引かないことが予測されています。2019年5月に、東京都江戸川区が「ここにいてはダメです」と書かれた水害のハザードマップを出して区民に大きな衝撃を与えました。江東5区の海抜ゼロメートル地帯では、巨大台風が都心に上陸し、荒川と江戸川が同時に決壊した場合には、約250万人が浸水被害を受けると想定されています。

そのためこういった地域では、自宅近くの避難所に逃げても危険なのです。隣の区や県まで避難しなければならず、しかもそれは洪水が予測される1~2日前に避難しなければなりません。なぜならば周辺の100万人以上が同時に避難する上、動く手段である公共交通機関を担う方々も当然ですが避難しなければなりませんので、当日では逃げ遅れる可能性が高いからです。

この授業では、地球温暖化の科学を学んだあとに、実際に台風による大雨に備えて、2日前、1日前、当日にそれぞれ何をするか、といったタイムラインに沿って、避難計画を立ててもらいました。実際に江東5区内に住む学生もいて、全員真剣です。

マイタイムラインを掲げる学生たち。オンライン授業の効果?活発に発言し、学生同士でコメントしあう!

「自宅の水害ハザードマップを見たら、1週間以上水が引かないことが分かってとても怖くなり、真剣になった」

「両親と話し合って、静岡の親せき宅に避難することにした。親が千代田区に勤務しているが、250万人も同時に避難したら、千代田区も満員になると思うので、静岡まで行くことにした」

「逃げ遅れた場合も考えて、近くの高台にあるスポーツセンターをチェックした」

「避難袋をすべて更新。特に保冷が必要な治療薬を服用している家族のために、保冷剤も入れた」

「自宅を補強する。自営業であるため、機械などが水濡れしないように準備する」

「1~2週間滞在する前提で、祖父母は埼玉の親せきへ、自分たちは千葉の親せきへ避難する手はずを整えた」

全員で話し合うと、さらなる知恵が生まれ、どんどんそれぞれのタイムラインは充実していきました。これからの時代は、残念ながら地球温暖化の進展とともに、洪水水害は拡大していきます。「これまでなかったから」というのは通用しません。

1~2日前に隣の区や県まで避難する、という今までにない形に、大人たちは腰が重い場合もあるでしょう。しかしこれだけ新しい科学の知見を持ち、災害への備えを充実させていく学生たちは、自分と家族のみならず、周りの命をも守るリーダーに育っています!

きらきら自分たちの考えを発表する学生たちがとても頼もしく、私の方が感動するひと時でした!

皆さんもぜひ大雨災害対策、今一度考えてみてください。

参考になる冊子「江戸川区防災ハンドブック」

https://www.city.edogawa.tokyo.jp/documents/519/sassi-ja.pdf

 

ビジネスデザイン学科1年基礎ゼミ:TAの講義第1回は「議論の基本スタンスを学ぶ」 [2020年06月20日(土)]

 みなさん、こんにちは!
 1B担当TAの増渕と丸山です。6月17日はTAによる講義の初回でした。1Bでは、天沼知里、石川夏綺、増渕桃花、丸山紗英の4人で行いました。

「ギャップの王様」はこういう仕組みです。

 本日の授業では、いくつかのゲームを通して「議論を楽しみながら、議論をする際の基本スタンスを学ぶ」ということを目標にしました。また、1年生の皆さんにとっては、初めてのPBL(Project Based Learning)形式の授業であったため、自分なりに考え、積極的に発言してもらうことも目標にしました。

 一例としては、1年生に相互理解を深めてもらうために自己紹介とゲーム「ギャップの王様」を行いました。1年生には、自分を表すワードをいくつか挙げてもらい、その内容について話し合うことで、お互いの知られざる意外な一面や意外な共通点を探してもらいました。

オンラインではこんな感じで見えています。

増渕:「それぞれのチームに個性的なギャップが沢山あったね。」
丸山:「そうそう。例えば、合唱をやっている学生が実はカラスの鳴き真似が得意だとか!」
増渕:「他にも英検を受験するために沖縄までに行っちゃったエピソードにはびっくりしたよね!」

 初めて会った人に自分のことをありのままに話したり質問したりすることは、相手のことだけでなく自己理解にも繋がると感じました。また、お互いの違いを受け入れることが価値を生み、新しい発想や考え方を知ることができるチャンスになることを実感しました。