2020年5月

現代教養学科ブログリレー ピンチはチャンス! ―文化の力は無限大―福田先生 [2020年05月29日(金)]

ピンチはチャンス! ―文化の力は無限大―

 

緊急事態宣言が東京も解除になり、まだまだ注意が必要な状況ではありますが、経済活動も文化活動も少しずつ動き出そうとしています。

 

初めてのオンライン授業を恐る恐る始めてはや1ヶ月、1年生の必修科目「文化をみる目」は100人以上の受講生を対象にどうなることやらと心配しきりでしたが、コロナ禍は「文化」の授業を進める上でむしろ有利に働いてくれました。まさに、ピンチはチャンスです!

 

「文化」と名のつくものには様々ありますが、同じ空間を共有して3密の状態でこそ成立するもので溢れています。映画館や美術館、演奏会や芝居等々の文化催事は中止や延期を余儀なくされ、大打撃を受け続けています。しかし、そもそも人々の心を豊かにし、癒やしや元気を与えるのが「文化」の役割、苦しい時にこそ必要なものばかりです。「文化」の送り手たちは、オンラインの特性を最大限に活用し、自分たちの力を発揮するために、またそれを待っている受け手のために、あらゆる工夫を重ね続けています。

 

文化とは何なのか、何のために文化を学ぶのか、というテーマで授業を開始した「文化をみる目」第1回では、文化の役割や意義について考えを深める二度とない好機かもしれないと、「コロナ禍の現状において、どのような文化的取り組みが行われているかを調べ、例を挙げて企画の意図や工夫について考察し、自分の意見をまとめよう!」という課題を出しました。ネット検索はお手のものの皆さんはサクサクと調べ上げ、芸術分野からエンタメ系、美術館や博物館等の企画、地域活性事業、ツーリズムやスポーツ事業、アパレル関係など様々なジャンルに亘って、オンライン無料・有料企画、クラウドファンディングや寄付などの支援やボランティア活動、ネット販売事業など幅広い視野から情報を集め、1年生とは思えない鋭い意見をまとめてくれました。

 

多くのオンライン企画がある中で、芸術分野の例として授業でも紹介しましたが、おそらく最初に口火を切ったのは、新日本フィルハーモニー交響楽団メンバーによる「シンニチテレワーク部」ではないでしょうか。3月中旬、NHKの2020応援ソングプロジェクトとして制作された「パプリカ」を取り上げ、一人一人が自分のパートを自宅やガレージなど思い思いの場所で演奏してスマホなどで自撮りし、その動画を(発起人でトロンボーン奏者でもある)編集担当に送り、集まった動画を編集して5人、10人と重ねていき、最終的には62人になり、殆どのパートが揃ったオーケストラ演奏としてYouTubeで公開されました。

 

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=kT9aO3qLiswより

 

その動画を初めて目にした時にはただただ感動、文化の力の大きさと限りない可能性を見せつけられた思いがしました。全員が私服で楽器を持ち、時々お孫さんらしき姿が見え隠れし、日常そのものが垣間見える舞台背景に、親しみやすく元気の出る「パプリカ」の選曲も功を奏したのでしょう。メディアで取り上げられるとたちまち拡散し、いまや再生回数は200万回を超えています。その後も次々とクラシックの名曲に様々な形でチャレンジし、多くの動画が公開されています。

5月31日(日)夜10:00からドキュメンタリー番組、NHKBS1スペシャル「はなれてひとつに奏でる~奇跡の“パプリカ”誕生秘話~」が放映されるようです。苦労話や秘話など、舞台裏が覗けるのではないでしょうか。

 

ちなみに、新日本フィルハーモニー交響楽団は、小澤征爾さんが常任指揮者を務めていた頃、昭和女子大学の人見記念講堂を練習場所にしていたことがあり、見学させてもらうことができました。がらんとした客席でステージからひらりと下りて近づいて来られた小澤さんに「今の演奏どうだった?」と声をかけられ、ドギマギしながら答えていたことを思い出しました。

一日も早く、人見記念講堂で心置きなく公演が聴けるようになることを、皆さんと一緒に心待ちにしています。1年生の皆さん、楽しみにしていてください!

福田淳子

オンライン飲み会のお供 [2020年05月29日(金)]

こんにちは。現代教養学科の卒業生・日立ハイテクソリューションズのK.Y.とM.O.です。
皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
周りの方々と会えない日々が続き、少し寂しいですよね。

弊社では3月末から在宅勤務となっています。
そうした中で、MicrosoftのTeamsを活用し、社員間で交流を図る
「オンライン飲み会」の実施が推奨されています。
今回は、私K.Y.がオンライン飲み会で絶賛いただいた食事を紹介します。


こちらは「孤独のグルメ」で取り上げられていた牛ごはんを再現したものです。
コロナウイルスが落ち着いたら、是非ともお店に伺いたいと考えています。
キッシュは母と一緒にタルト生地から作成しました。
在宅勤務は、通勤時間を趣味に費やすことができるため時間を効率よく使えます。
家族とのコミュニケーションの時間も大切にしています。

新型コロナウイルスによって、今まで過ごしてきた生活にはしばらく戻れそうもなく、どこへ行くにも感染対策を十分に実施しないといけません。
メディアにも取り上げられているように、2020年度は人類の在り方が変わる年だと考えられています。
これを機に、柔軟な働き方が人々の間に定着するといいなと思っています。

私たちも入社してから在宅で仕事をすることなど、考えられませんでした。
現在、営業職ですがお客様とはメールや電話、テレビ会議を通してやり取りしています。
いつも以上に柔軟に対応することを心がけています。

今はつらい時期ですが、前向きに捉えていきましょう。
皆さまにとって充実した学生生活となることを願っています。

瀬沼ゼミ3年 ブログリレーNo.6 [2020年05月29日(金)]

こんにちは!瀬沼ゼミ3年の土谷です。

 

オンライン授業が始まって一か月、パソコンに向かう日々が続いていますが、

皆さんどのようにお過ごしですか?

 

私は最近、目の疲れを感じてきました…。

パソコンから離れて休憩するにしても、スマホを触ってしまっては目が休まらない!

そう思い最近始めたのが、「スクラッチアート」というものです。

 

スクラッチアートは、黒いスクラッチ面を専用ペンで削ると、ホログラムの線や色が浮かび上がり、美しい絵が完成するという新しいお絵描きです。

百均で見つけたのですが、削る感覚や完成した時の達成感が気持ちよく、ハマってしまいました!自律神経を整えるリラックス効果もあるのでおすすめです!

 

さて、第五回目のゼミ演習では履歴書の書き方について学びました。いよいよ本格的に就活を視野に入れないと!と焦る気持ちになりました。

昭和女子大学の履歴書には「研究課題・得意科目」、「学業以外で力を注いだ事柄」、「私の特徴」など一般の就活用履歴書とは異なる項目があります。三年生のうちにすべての項目が埋まるように、早めの対策をしていきたいと思いました。

卒論のテーマはまだ先のことだと思っていましたが、3年のうちから考えることが大切だとわかりました。

 

自粛生活で時間がある分、自分を見つめなおす時間を設けたり、将来について深く考えるなど、この時間を無駄にせず、有効に活用したいと思います!

 

瀬沼ゼミ3年土谷

【鶴田ゼミ活動】「世田谷おうち学校」選択授業“手紙でつながろう” [2020年05月28日(木)]

こんにちは、鶴田ゼミ3年の筒井です。急に暑くなってきましたね。

アルバイト先のたい焼き屋ではチョコミント餡のたい焼きが登場しました。ジメジメとした今の季節にぴったりな爽快感ですので、ぜひぜひ!

 

さて、5月25日に「世田谷おうち学校」の選択授業で、“手紙でつながろう”授業を行いました。参加してくださったみなさん、ありがとうございました!

「世田谷おうち学校」とは、近所の人による臨時休校期間中のオンライン臨時学校です。学校に通えない子供たちのために、生活のリズムと学習の習慣を維持するため、少しでも学校の空気を感じられるような企画として、近所の人が先生になって、オンラインで学校を開いています。

ゼミの先輩たちが代々、関わっている活動「三軒茶屋まち道楽」の実行委員の方々が運営に携わっているご縁で、今回私たち3年ゼミ生も、選択授業を企画し、先生役として参加させていただきました。

 

今回のテーマは「お手紙」です!緊急事態宣言によって満足に外へ出られませんが、このような時こそ遠く離れた相手ともつながれる「お手紙」の出番です。今回はみんなと考えやすいように、お手紙に重要な“時候の挨拶”に焦点を当てて、今だからこそ感じられる季節について、考えてみました!

 

授業当日、小学校一年生のお2人が参加してくれました。最初は緊張している様子でしたが、2人ともだんだんと自分の意見を言ってくれました!(かき氷はやっぱりいちご味だよね!)紆余曲折しながらも、みんな素敵な手紙を書けて良かったです。手紙について興味を持ってもらえてうれしく思います。

 

まだまだ色々な企画を考えて行こうと思います。これからも引き続きよろしくお願いします!

(記事:筒井)

現代教養学科ブログリレー―CLAプロジェクト:SWU Agri-Girlsの紹介― [2020年05月28日(木)]

現代教養学科では、1年生の基礎ゼミ科目として、「現代教養入門」という必修科目があります。5月20日の第4回授業では、全学的なものも含む計10の学生プロジェクトについて、2・3・4年生有志学生によるオンライン・プロジェクト紹介が行われました。

その後、これから紹介するSWU Agri-Girlsプロジェクトメンバーから、課外で、オンラインによる上級生との交流会を開きます!という連絡を受けました。学生さんたちが自主的に開催する交流会なので、ちょっとお邪魔してみると、なんと、2日間で、2・3・4年生約19名、1年生約52名が参加したそうです。

私が参加させてもらった1日目は、楽しそうに、しかし、真剣に、プロジェクトの内容、プロジェクトを掛け持ちしている学生からの話、単位を取得する場合としない場合について、スケジュール感、他のプロジェクトにも参加しているメンバーからは、過疎地域の農業と都市農業の異同と問題点を比較・分析できました、という感想等々について熱く語られていて、それに対する質疑応答が行われていました。

新型コロナ禍の中で、気持ちが暗くなりがちな毎日ではありますが、とても微笑ましく嬉しい一コマでした。

 

ということで・・・

今日は、現代教養学科 CLAプロジェクトのひとつであるSWU Agri-Girls ~Team Reiko Jr.~プロジェクトのご紹介をします。

このプロジェクトは、2017年度東京社会調査研修「世田谷の自然と農業を守る」(担当教員:粕谷美砂子・常喜豊)の受講学生18名の中から、1年生6名(そのメンバーがもう4年生!)が中心となって立ちあげた、現在4年目のプロジェクトです。

女性農業者が1人で農園経営をしている状況から、農業の多面的機能としての都市農業の役割・課題の把握、農業者の高齢化、離農、若者の就農の減少等による農業人口・農地面積の減少の問題等を学び、本学が立地している世田谷区内の都市農業について体験的に理解することが目的です。学科専門科目の「社会調査研修」を受講後に、「私たちにできる援農活動」で自分たちの力を少しでも役立てたい、と自主的に援農グループ「SWU Agri-Girls ~Team Reiko Jr.~」が立ち上がりました。

当時の1年生が新プロジェクトを立ち上げたことに、嬉しく、頼もしく思いました。

 

 

主な活動をさせていただいている農園は、世田谷区内桜丘にある「中杉キッチンガーデン」(農園主:中杉玲子氏)です。農園では、ご近所やママ友らで構成される援農仲間「Team Reiko」が組織され、農業をサポートしています。現代教養学科の学生メンバーも、そのJr.として、メンバー1人が月1~2回程度のペースで、グループで交代しながら活動しています。

プロジェクト活動に参加している学生の皆さんは、新鮮で美味しい世田谷ブランド「せたがやそだち」のエコ農産物や珍しい野菜を知って、播種や作付け、マルチの打ち方、苗の間引き、収穫、加工、販売、料理、広告・宣伝の方法など多くのことを学ぶことができ(朝採れのみずみずしい野菜や果物をお土産にいただけたりして)、「とっても楽しい!」と口々に言っています。ですが、ただ「楽しい!」だけではありません。農業は午前中から行いますので、始発電車に乗って、目をこすりながら参加したり(でも、その日1日はとても充実した日になる、との声あり。自己管理力が身につく)、さまざまな問題も沸き上がることもあり、涙ながらに(!?)議論したり、活動目的・問題意識が明確に次世代に伝わっていないことによる活動の停滞や、時には、活動継続の危機か!?なんてことも起きたりします。でも、そのような時は、メンバーで話し合い、コミュニケーションをしっかりとりながら、皆で解決策・改善策を見出します(対内交渉力が身につく)。これもプロジェクトを進めていくうえでとても大切なことです。

 

 

 

これまで、皆でアイディアを出し合い、学内での「一人暮らし学生応援野菜セット」販売、秋桜祭での野菜販売などを企画して、それらを成功させ、協働先からも喜ばれています(対外交渉力が身につく)。さらに活動は世田谷区内の他の組織からも評価・期待され始めています。例えば、「じゅんかん経堂日曜朝市」での野菜販売を手伝って欲しい、区内総合福祉センター喫茶「ぷらたなす」でのワンデイシェフ活動を一緒に行いたいという依頼や、「『農』と『食』で地域を繋ぐ『じゅんかんチャレンジ世田谷・桜丘』」の活動にも是非協力してほしいという依頼などの声がかかり、活動の幅が広がっています。

 

 

以上のように、SWU Agri-Girlsプロジェクトの活動は、援農活動として人的資源を提供しながら、課題発見と分析・解決方法の検討・提案、コンセプトの構築、ツール開発、アイディアをまとめ、企画を計画・進行する力、発信力、リーダーシップなどが少しずつ養われていると実感しています。各自がそれぞれの役割を考え、個性と持ち味を生かして、リーダーシップ及びフォロアーシップ力をつけていると評価しています。

このプロジェクトは、遡って常喜・粕谷両名が関わっていた2006~2008年度文部科学省現代的教育ニーズ取組支援プログラム(現代GP)「せたがやの環境共生の人づくり・街づくり-地域とつくる継続的な次世代リーダー育成プログラム」の時にお世話になった世田谷区内の方々との交流から発展したものでもあります。これまでの本学と世田谷地域との深い関連および循環型の地産地消、フードリサイクルの仕組みを推進している活動を学ぶ課題解決型学習として意義あるものと考えています。

 

 

3年前に活動を立ち上げた6名から、現時点での2年生以上のメンバー数は当初の6倍の36名となりました。上述の授業や交流会を経て、今、続々と新1年生が興味を示してくれています。1期生のリーダーである4年生のKさんは、特別顧問に就任し、現リーダー3年生のMさんがしっかりと協働先や学生間の連絡・調整を行ってくれています。そのまた下級生には、次々とリーダー格のメンバーが育っていることを感じます。確実に人材育成されていますね。彼女らのチーム牽引力には目を見張るものがあります。

新型コロナ禍の中で、毎月のように、まだ活動開始できないね、と残念な想いで相談をしています。活動が思うように再開できない状況にありますが、「今、出来ること」を模索して、学生の目線からみた「食」と「農」で地域を繋ぐ取り組みを是非継続してください。

新1年生のメンバーの皆さん、期待しています!

 

 

粕谷 美砂子

瀬沼ゼミ3年 ブログリレーNo.5 [2020年05月27日(水)]

こんにちは、瀬沼ゼミ3年の野口です!

この自粛中、皆さんはどのようにおうち時間を過ごしていますか?

私は今までの生活とは一変し、通学やバイトがないため外出を地元でしかしなくなりました。初めのうちは「田舎だし、三軒茶屋とは違って何もなくてつまらないな」と感じていました。しかし、コロナの影響でSNSにテイクアウト情報を投稿するお店が増え、今まで知らなかったカフェを見つけたり、新しい散歩道が見つかったり…意外と楽しい地元ライフを送っています。(笑)

先日は今まで一度も行ったことのなかった家の近くの洋菓子屋さんに行き、地元の野菜や特産物を使ったマドレーヌを買いました。おいしかったのはもちろんなのですが、自分の地域のことを知り、もっと地元について知りたくなりました。

 

オンライン授業も初めは不安でしたが、今ではだいぶ慣れてきました。何より大好きな

「くうちゃん」と一緒にいる時間が増えて嬉しいです!

 

この前、時間があるので木の棒を切るところからブランコを作ってみましたが、似合いすぎて悶絶しました。下の写真は寝ています(笑)

こんな感じで、おうち時間を楽しみつつ地元の新しい発見ができて毎日充実した日々を送っています。皆さんもコロナを機に、自分の住んでいる地域の新たな一面を発見してみるのはどうでしょうか?

長くなってしまいましたが、自粛中だからこそ出来ることを見つけて、充実した生活を皆が送ることができたらいいですね。早く学校で皆と一緒に先生方の講義に参加できる日々が戻ってくることを心待ちに、今できること、すべきことに取り組んでいきたいと思います!

瀬沼ゼミ3年 野口

授業とお風呂を楽しむわたし [2020年05月26日(火)]

こんにちは!2年の小林です!

オンライン授業が始まってもう1ヶ月が経ちました。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。私はたくさん寝ているので毎日元気です!

最初は慣れなかったオンライン授業でしたが、1ヶ月も経つとチャット機能を使用しての質問など、工夫をして受けられるようになりました!特に、対面授業では90分座りっぱなしが多かったのですが、オンライン授業は先生によっては休憩時間をくれてストレッチなどが出来るので集中力を持続させやすいです。

学びに関してもオンラインと対面の時では違う点が多いので新鮮に感じることが多いです。例えばグループワークの時なんかは、その都度メンバーが変わるため色んな人の意見が聞けるのが楽しいですし、課題もオンライン授業ならではの量になっていて、大変ではありますが学びが深められていると感じます!そのような違いも一つの経験と捉え、一生懸命かつ楽しんで、これからも行なっていけたらと思います!

また、オンライン授業は課題が多いと言いましたが、通学時間が無くなったので日々の生活に余裕が出来るようになりました。なので私は日記を始めたり、ゆっくりお風呂に入るようになりました!

これは最近お風呂上がりにしているお気に入りのフェイスパック達です!
日記に関しても今まで三日坊主だった私も今週でまさかの3週目です!今しか出来ない楽しみを見つけることは心も体も満足するのでオススメです!

最後に、オンライン授業や課題の量にも慣れ、充実した日々を送っていますが、早く友達に会いたいという気持ちが一番強くあります。
その為にも今の自分に出来る精一杯のことをして、コロナウイルス収束に向け日々頑張っていきたいと思っています!

現代教養学科2年 小林

「エスニシティ」という概念について  -フフバートルゼミ- [2020年05月26日(火)]

現代教養学科には「エスニシティ論」という難しいイメージの科目があります。

「国家」「民族」「エスニシティ」ということばはこれまでも何気なく使っていましたが、正直その意味や本質が分かっていませんでした。この授業では、塩川伸明『民族とネイションーーナショナリズムという難問』(岩波新書)を使い、その内容に沿って調べ、発表をします。先生がそれにコメントし、要点をまとめ、また、学生の課題や質問にフィードバックします。この類の本は新書がたくさん並んだ図書館の棚で見てもなかなか手に取りづらく自分からは読みません。でも、この授業では自分が発表する部分は勿論のこと、他の学生が発表する分も読みこむので、講義や発表を聞きながら一冊読みこめば授業終了後に達成感が感じられるかなと今からワクワクしています。「民族」や「ナショナリズム」は難しいイメージがありましたが、『民族とネイション』は分かりやすく、発表する上でもまとめやすく心配無用でした!

先日から早速学生の発表が始まり、私はこの授業のもっとも基本的な概念である「エスニシティ」について、「民族」「国家」「国民」などの用語との関連でまとめ、プレゼンテーションをしましたが、「わかりやすかった」と履修生たちから好評でしたので、ここに「エスニシティ」という概念について簡単に紹介したいと思います。

「エスニシティ」は漢字語で「民族性」とも解釈されますが、そもそも「民族」が何かよく理解されていません。「民族」をただ説明し、定義してもわかりにくいです。「民族」についてもここに見るように「エスニシティ」や「国家」、「国民」に関連付けて説明するとわかりやすくなると思います。「エスニシティ」とはより厳密に言うと、血縁ないし先祖・言語・宗教・生活習慣・文化に関して「われわれは○○を共有する仲間だ!」という意識をもつ集団だと理解することができます。つまり、簡単に言うと「つながっているだろう」という漠然たる感覚をもつ集団です。そのため、明確な指標も存在せず、どのような集団がエスニシティかも確定できるものもありませんので、多義的、可変的、流動性、重層性とも表現できます。

このように、「エスニシティ」を図で表明すると次のようになると思います。

個々のエスニシティ集団は不確定ですが、それぞれの集団内では確固たる実在とみなされるような集団特性を持っています。

そして、「エスニシティ」を基盤として「われわれ」が一つの国、それに準ずる政治的単位をもつべき意識が広まったとき「民族」ができあがります。

逆に言うと、「民族」というのは自治や独立という強い政治意識をもつエスニック集団だと理解できます。「エスニシティ」について学んだから「民族」についても理解できたと思うと嬉しいです。しかし、どこまで、政治的一体感が強まったらエスニシティから「民族」になるのかという絶対的な基準はありませんが、独立ができれば「民族国家」(ネイション・ステート)が誕生して「国民」がつくられるから、ここで英語のネイションにあたる「民族」と「国民」が併存し、また「国家」が加わることで、「ネイション」がゴチャゴチャになってしまうから、日本語で「民族」はわかりにくいです。

今回は、「エスニシティ」、「民族」、「国民」などの概念についての発表でしたが、この後は世界の「国家」(近代国民国家)ごとに分けられたテーマから、国民国家の登場の実例を踏まえながらより詳しく「エスニシティ」について学べることが楽しみです。

みんなが調べてきた発表を聞くだけでなく、本を読んでも分からない部分は先生の講義とフィードバック資料から学ぶことで難しいテーマながらもこれまで知らなかった知識が身に付いています。私のこの授業での目標は『民族とネイション』の1冊を深く理解し、「民族」「エスニシティ」「ネイション」「ナショナリズム」というこれまで知っていても理解できていなかった用語を国際問題の実践で説明できるようにすることです!頑張ろうと思います。

フフバートルゼミ4年  飯坂

【学生ブログ】入学してからのリモート大学生活について [2020年05月26日(火)]

みなさんこんにちは! 1年の青木です。

自粛生活が長引くなか、みなさんはどのように過ごされていますか?

私たち1年生の大学生生活の始まりは、入学式もなく少しさびしいものとなりましたが、私としては、ネットが発達した今ならではの講義や友達とのやりとりができ、自分なりに楽しい大学生活が送れていると思います。せっかく買った春服でみなさんと会えないことが心残りですが…。

 

さて、入学式もなくぶっつけ本番のオンライン講義が始まってもう一か月が経ったわけですが、先生方のご尽力もあり、現代教養学科での学びはとても刺激的で楽しいです。

リアルタイムのオンライン会議サービスを用いた講義は先生と学生で共に講義を作っていく感覚があって面白いですし、動画配信タイプの講義は分からなかったところを何度も見直せるので、飲み込みが遅い自分はとても助かっています。この形式が今後も部分的に定番化しないかな、と思うぐらいの講義もあります。

 

その中で、私が特に楽しいと思う講義が、現代教養学科特有の講義である「みる目」シリーズです。現代教養学科をめざして入ってきた私ですが、講義を受けてみて「昭和女子大の現代教養学科に入ってよかった」と改めて思いました。

普段暮らしているなかで気づかなかったことを、先生方が疑問を投げかけてくださることで可視化でき、それ以外の、生活の中にある何気ないことにも少しづつ目を向けられるようになってきたと思います。

 

そして、もうひとつ「昭和女子大に入ってよかった」と思った理由が、図書館のオンラインサービスが充実していることです。

私は、講義の課題でも活用する機会がたくさんある、新聞などをネット上で閲覧できるサービスを一番頻繁に使っています。キーワード検索だけだとうまく探せない、自分がよく知らない話題のこともジャンル検索で探せたりするので、とても便利です。

詳しい使い方を知りたい方は、以下の「情報活用ガイド」を見てみてください。

〈昭和女子大学図書館「情報活用ガイド」〉

 

大学の図書館にはディスカッションをできるスペースもあるらしいので、本格的に校舎での学生生活が始まったら…と想像がふくらむ日々です。

スタディルーム外観(図書館ブログより写真拝借)

スタディルーム内部(図書館ブログより写真拝借)

グルーブスタディルームの詳しい説明はこちら(昭和女子大学図書館ブログ)

 

ここまで長々と語ってしまいましたが、やっぱりはやく大学の校舎に通って、友達と会って、講義を受けて、いま使えていない施設をたくさん使いたいと思いますし、はやく平穏な学生生活がおくれるようになるといいな、と願っています。

 

読んでいただきありがとうございます!

 

(1年 青木)

現代教養学科ブログリレー―ワルシャワ大学学生とのオンライン交流会・志摩先生― [2020年05月25日(月)]

国際関係論ゼミ3.4年生(志摩ゼミ)のイベント、ワルシャワ大学の学生との交流会を学生の声で紹介します。日本時間では、夜8時半から、現地時間では、昼間の1時半からのスタートでした。

 

こんにちは。志摩ゼミ3年の堺ひなのです。

本日は、先日、ZOOMにて交流会・ディスカッションを行わせて頂いたポーランドのワルシャワ大学の学生とのお話をさせて頂きます。

学生は、昭和女子大学とワルシャワ大学から各14名ずつの参加での交流会となりました。お互いの国の現在の状況(コロナ対策・オンライン授業等)や、それぞれの国のオススメなものや場所を紹介し、質問などを行いながら楽しくディスカッションをしました。

わたしは生憎、最近の寒暖差により喉を痛めてしまって、発言することが中々できなかったのですが、最後に一つ、ポーランドは「1日に4回食事の時間がある」という記事を過去に目にしたことがあったので、それだけ質問することが出来ました。現在はその習慣はほぼないとの事ですが、ワルシャワ大学生によると、現在の4回のうちの1回は、日本のおやつの時間と似ていて、夕飯前に子供が軽食を食べる時間となっているようです。

こうして食事の面だけでも文化の違いを感じることができ、また一つ勉強になりました。

またこれは昭和女子大学の学生は共通して感じたと思いますが、ワルシャワ大学生の日本語のスピーキングがとても素晴らしく、中でも神道や日本の文豪の分厚い本を読み、勉強している学生もいたことが、とても驚きでした。今回、私たちは、ポーランドの言語について触れることが出来なかったので、次回までに挨拶や簡単な自己紹介を勉強して、お披露目するのも良いかなあと思いました。

普段は、長い距離の移動をしないと会えない状況で、こうしてオンラインで交流できる機会は、とても貴重なものとなりました。また今後、交流する機会があるという事で、今回はなかなか発言が盛り上がる前に、時間切れになってしまったという反省点もあります。今後どうやって交流の場を盛り上げていくか、どんな準備をしたらよいかを、3,4年ゼミ生で話し合いを進めておきたいと思いました。

ワルシャワ大学との交流は初めての実施のため、先生方が進行役でしたが、ゼミの4年生とは、すでに交流会を楽しくできたので、それを参考に次回の企画を学生で考えてみたいです。

 

 

志摩ゼミ4年の山田です!

先日、ポーランドのワルシャワ大学の日本語学科の修士課程の学生とZoomを使って、交流会をしました。

あらかじめ、自己紹介をメールで交換していたので、異国の学生との交流を緊張しながらも楽しみにしていました。双方の外出自粛中の生活について、また、それぞれの国のおすすめの場所などを紹介し合いました。志摩ゼミ4年生からは、日本独特の就職活動について、また、外出自粛の間に、趣味として始めた手話の披露、昨年行って感動した北海道のおすすめの絶景、知床の紹介をしました。北海道に留学経験のあるワルシャワ大学の学生さんもいて、また行きたいと、とても興味を示してくれました。

ワルシャワ大学の学生さんは、自粛期間中に実家に戻っている人が多く、ポーランドの自粛中の家族や愛犬との過ごし方について、ショパンから現代の若者グループのアーティストまでポーランドの音楽紹介、自然ゆたかな山岳地域の紹介が楽しかったです。日本とは違う文化の魅力にもっと知りたいと思いました。

今回の交流会では、日本に興味を持ったきっかけは何かという質問に対して、日本の漫画やアニメをみたことがきっかけだと答える学生が複数いました。やはり日本の漫画やアニメの影響が大きいのだと感動しました!!

今回は、初めての交流で緊張もあって、上手く質問できなかったのですが、次回はもっと積極的に質問してお話したいです!漫画やアニメについても詳しくお話できたらいいなと思います!