現代教養学科ブログリレー  -丸山先生-

『デジタル3.0』-世界は、新しいメディア・コンテンツを創りはじめている!

 

現代教養学科の皆さん、こんにちは、丸山です。

人類が未知なるウィルスと戦っている中、5~10年先の未来からタイムスリップをしたようなドックイヤー現象が、ライフスタイルの中で起こっています。オンライン授業、テレワーク勤務だけではなく、メディア・コンテンツの世界も同様に、新しい潮流が生まれてきていることに気づいているでしょうか!

 

「#おうち時間」を過ごしている中で、なにげに見始めた、ドラマの再放送、映画やライブ映像の無料配信だけではなく、いままでSNSで配信していなかったスター達までが、世界中にライブ映像を配信し始めています。テレビ放送番組や映画制作でも、リモートで制作をする動きも増えています。

また、このブログと同様のコンセプト企画として、有識者による「#7日間ブックカバーチャレンジ」、タレントによる「#リレーしりとり」から、身近なところでは「#インスタ絵しりとり」なども行われています。

 

さらに、演出家の宮本亜門氏による「上を向いて〜SING FOR HOPE プロジェクト」「上を向いて〜DANCE FOR HOPE プロジェクト」、ジャズピアニストの小曽根真氏による「エブリディ・ジャズ・ナイト」、1985年のアフリカ支援のための「We are The World」を、コロナ対策支援のために『We Are The World 2020』の新バージョン制作プロジェクトも複数のアーチストが進めています。

 

©2020上を向いて〜SING FOR HOPE プロジェクト実行委員会

 

ゲームの世界でも、新たなつながりやコミュニティを求めて「あつまれ どうぶつの森」などがブームになり、また、「eスポーツ」のユーザーが世界中で拡大をしています。世界各国のスポーツが中断される中、競技の枠を超えてプロ選手がオンラインゲーム上で「eスポーツ」に参戦し腕前を競う動きもあります。

©Nintendo

©ユニバーサルeスポーツ研究会

 

コミュニケーションデザイン演習の『まるゼミ』では、オンライン校外学習として、リアルな世界観をデジタルイベントとして展開した「オンライン本屋博」、VRのプラットフォームを利用した「ゴーちゃん。誕生祭」や「イリヤ・クブシノブ展『VIVID』」というバーチャル展示会を探訪して、デジタル上のフイールドワークをしながら、その新しい価値をいち早く発見・研究することにチャレンジしています。

©本屋博実行委員会

©tv asahi・SANRIO

 

イタリアを代表する小説家パオロ・ジョルダーノが、その思索をつづったエッセイ集の新刊『コロナの時代の僕ら』の中で、「僕たちのひとりひとりを-たとえどこにいようとも-互いに結びつける層(レイヤー)が今やどれだけたくさんあり、僕たちが生きるこの世界がいかに複雑であり、社会に政治、経済はもちろん、個人間の関係と心理にいたるまで、世界を構成する各要素の論理がいずれもいかに複雑であるかという現実」と、自分たちがさまざまなつながりに囲まれていることを表現しています。

改めて、この危機を前に、私は、メディア・コンテンツの価値を見つめなおしたいと考えています。

 

皆さんにとって、いま、身近にあるデジタルの世界の中で、そのメディア・コンテンツの新しい創造を、『デジタル3.0』として捉え、新たな「学び」と「気づき」の機会(チャンス)にしていただければと願っています。

 

最後に、ドラえもんからのメッセージが、2020年4月29日の朝日新聞朝刊に掲載され、英語、中国語、タイ語、韓国語、ヒンディー語、インドネシア語、ベトナム語、アラビア語のバージョンも、世界の各国のSNSで発信されました。

 

皆さんは、「だいじょうぶ。未来は元気だよ。」―このキャッチコピーの意味に気づいているでしょうか!私が、キャラクター好きだから、素晴らしいと言っているのではありません(笑)。

22世紀の未来からやってきたドラえもんが、そう未来の世界を知っているドラえもんが、「未来は元気だよ!」と、世界にエールのメッセ-ジを送っているのです。

 

©藤子プロ・小学館 ©藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK

 

ぜひ、皆さんも、ご一緒に、その「想像」と「創造」の翼を大きく広げて、未来を描いてみてください!