図書館学課程

【図書館学課程】図書館流通センター(TRC)見学に行ってきました! [2019年02月19日(火)]

図書館学課程では、2 ⽉ 8 ⽇に株式会社図書館流通センター(TRC)新座ブックナリーと本社データ部を⾒学しました。

株式会社図書館流通センター(TRC)とは図書館を⽀援する会社です。1 週間ごとに発⾏された本を掲載する『新刊全点案内』の発⾏、受注された本を図書館ごとの仕様にあわせて納品する業務などを⾏っている様⼦を⾒学させていただきました。

午前:新座ブックナリー

新座ブックナリーでは、図書館への本の納品作業を⾏っています。
⼊⼝に⼊ると紙の良い匂いがしました!
1 ⽇に最⼤ 4.2 万冊の新刊書籍を扱っているだけありますね。

① 本の搬⼊→受⼊→棚⼊れ
② ピッキング
③ 装備
④ フィルムコーティング
⑤ 梱包・出荷

今回は、この①から⑤までの⼯程を⾒学させていただきました。
この流れでかかる時間はなんと 5 ⽇間!とてもスピーディーです。
3 週間かかっていた昔と⽐較すると、作業効率の良さが窺えます。

②ピッキング
図書館に納品する本を棚から⼀冊⼀冊⼈の⼿で抜き取ります。
タイトル・シリーズなどの規則性はなく、並べ⽅がバラバラでした。本の置き⽅に系統がないことに驚きです。
本のタイトルと冊数のみを探すことで、逆にピッキング作業に集中できるそうです。そして、空いているスペースに本を置き、場所の無駄をなくします。

③装備
本に貼るラベルやバーコードの位置、⾊、⼤きさ、優先順位など、図書館ごとに違います。細かな注⽂にも丁寧に対応するのが、新座ブックナリーの特徴です。

ラベルの見本

午後:本社データ部

本社データ部では、新刊図書、遡及図書、AV 資料、雑誌のデータ作成、『新刊全点案内』の作成などを⾏っています。

新刊図書のデータは、発売前の⾒本品を⼊⼿してから約 1 週間で完成します。これに対し、雑誌は⾒本がないため 1 ⽇でデータを作成しなければなりません。
作成したこれらのデータをまとめ、1週間分の選書⽤カタログ『週刊新刊全点案内』が完成します。そして、図書館専⽤ Web システム「TOOLi」でも図書館に提供されるのです。

 

最後に、画期的な図書館システムについて教えていただきました。

ショールーム

・ 読書通帳
専⽤の読書通帳に読書記録が付けられ、借りた本のタイトルと貸出⽇が印字されます。⾒た⽬や⼤きさは実際の銀⾏の預⾦通帳とほぼ同じサイズです。ISBN コードが分かると、図書館にない本も印字することができる図書館もあります。

・ 書籍消毒機
ページ間の清掃で、殺菌消毒、消臭抗菌の効果があります。
処理を終えた本は、ほのかにアロマの良い⾹りがしました。

これらの機械が導⼊されている図書館は全国的にまだ少ないですが、少しずつでも導⼊されると図書館利⽤の活性化に繋がるのではないでしょうか。また、技術が発達し、機械化が進む現代において私たち⼈間にできることは何か。⼈間にしかできないことは何か考える必要があると思いました。

(1年 Y.S)

【授業紹介】図書館情報資源概論(図書館学課程) [2019年02月13日(水)]

この授業は、図書館司書の資格取得を目指す「図書館司書科目群」のうちのひとつです。

この授業では、従来の文字で記録された資料、映像・音声の記録、さらに印刷や出版、近年のデジタルの資源など、様々な資料が図書館でどのように扱われているかについて学びました。司書資格取得のための授業なので、難しそうに感じられるかもしれませんが、実際の授業内容はとても興味深いことばかりです。

担当の横谷先生は、授業中に様々な実物の資料やレプリカを持ってきて、見せてくださりました。実際に手に取ることが出来る機会はなかなか無いので、貴重な体験でした。

 

また、この授業でわたしが一番楽しみにしていたことが、図書館のバックヤードツアーです。普段はなかなか入ることが出来ない図書館の裏側を、図書館で実際に業務をしているスタッフの方々が、細かな説明をしながら案内してくださいました。

図書館に保存する図書を選ぶ場所、それを整理する場所、そして地下にある書庫にも降りて、資料の保存されているところを実際に見ることが出来ました。図書館の書庫のイメージは、薄暗くて埃っぽいところ…というものがあったのですが、実際に足を踏み入れると近代的な書棚が並び、驚きと発見の連続でした。ぜひ履修して、図書館の裏側を見に行ってみてください!

(文・S.A)

授業紹介「アーカイブズ論」 [2019年02月05日(火)]

 

本日は、田中均先生の「アーカイブズ論」の授業をご紹介します。

この授業では、情報技術(IT)が急速に発達する中で、情報の保存はどう在るべきか、どういった媒体に保存するべきか、そもそも保存する価値のある情報とは一体何なのかといったメディアの根源的な問いを皆で考えていきます。

 

これらは決して万能な答えのある問いではありませんし、授業の中でもただ一つの正解が求められるわけでは決してありません。しかし、古文書の散逸からGoogle Earthまで、豊富な事例を通して情報と記録について考えることで、自分なりの見通しを持つことができるようになります。

先生が投げかけた問いや問題意識を出発点に、話し合ったり発表を行ったり、ざっくばらんな楽しい雰囲気です。

普段、何気なく使っているスマートフォンや、紙の本を図書館で借りて読むという行為など、日常生活と密接に結びついているメディアを新鮮な気持ちで見つめ直すことができるようになりますよ!

メディアと言うと、テレビや新聞の報道、本・漫画・雑誌の中身など、そのコンテンツ(内容)を思い浮かべがちですが、メディアそれ自体に注目する視点を得ることができる授業です。

 

(現代3年 N.T)

授業紹介「図書館情報技術論」 [2019年01月29日(火)]

この科目は、司書の資格取得をめざす図書館司書科目群の授業のひとつであり、基礎的な内容の必修科目となっています。

今日では、インターネットで簡単に情報を手に入れることができますが、確かな情報を入手できるとは限りません。情報化社会を生きるわたしたちにとって、膨大に蓄積された情報のなかから、必要な情報を正確に入手し活用する力を備えることが重要となっています。
とくに司書は、利用者が探している情報を的確に把握し提供する情報リテラシーのスキルが求められます。
この授業では、コンピュータやインターネットについての基礎知識や電子機器、デジタル資料、図書館システムなどの情報技術に関して学び、学習を通して司書に必要なスキルを身につけていきます。なんだか難しいことを学んでいるように感じてしまうかもしれませんが、心配しないでください!「図書館情報技術論」は図書館学課程のなかでは比較的易しい科目です。それに、授業担当の田中先生は、おもしろい話もたくさんしてくださいます。
なんといっても、情報技術系の正しい知識を学習することは、情報を扱う上でとても大切だと思います。
(文 H.I 写真tanaka)

【図書館学課程】「情報サービス論」授業紹介 [2018年08月24日(金)]

「情報サービス論」は、図書館学課程の授業(司書資格を取得するための必修科目)の1つです。

レファレンスサービスをはじめとした図書館における情報サービスの種類と概要、図書館を利用する人たちの情報要求にどう答えていくかなどを学びました。

前期の授業で私たちは、POPを作成しました。POPとは図書館や本屋さんにある本を紹介している紙のカードのことを言います。作ってみて、どのような言葉を使えば伝わりやすいのか、考えることがとても難しかったです。また、どんなデザインが目に付きやすいのかも悩みました。

この授業を通して、司書は図書館利用者がより情報を得られるようにサポートする役目であり、どのように情報を提供するべきかを学ぶことができました。これから演習の授業に進んでいくので、この授業をもとにさらに勉強していきたいと思います。

現代教養学科3年
大木、中野

8/7【図書館学課程】図書館見学 其のに:大宅壮一文庫 [2018年08月23日(木)]

現代教養学科には図書館学の資格課程が配置されています。(「図書館司書」と「学校図書館司書教諭」の2種類があり、全学部学科の学生が履修できます)
例年、前期授業が終わった後の8月第1週ごろに図書館見学を行っており、8月3日に国立国会図書館の見学に、8月7日に大宅壮一文庫の見学に行ってきました。
今回は大宅壮一文庫の見学についてご報告します。

大宅壮一文庫は日本ではじめての雑誌の専門図書館で、評論家・大宅壮一の膨大なコレクションを引き継いで、明治時代から現在まで約1万種類の雑誌を所蔵しています。

昭和女子大学図書館でもデータベースWeb OYA-bunko(大宅壮一文庫雑誌記事索引)の契約がされているので、検索は大学からでもできます・・・とはいえ、学生のみなさんもなかなか馴染みがないというのが正直なところでしょうか。

建物入口は、雑誌を約78万冊も抱える図書館とは思えないほどこじんまりとした印象でしたが、地階から2階まで所狭しと雑誌が並んだ書架スペースと事務室を案内いただき、膨大な資料に圧倒されました。

また、書庫内の何カ所かで自由に雑誌をみることのできる時間も設けられ、戦中の雑誌など貴重な資料も実際に手に取ってみることができました。見出しや広告のデザイン面も含めて、資料現物を手に取ってみることの意義を実感できたとの声が、参加した学生から聞かれました。

マスコミ関係者の利用が7-8割を占め、非来館でのFAXサービス等の利用も多いと説明いただきましたが、見学の間にも職員の方々が頻繁に書庫内を行き交っておられ、閲覧・複写依頼件数の多さ、運営を支える業務の様子を目の当たりにしました。
日本で初めての雑誌専門図書館がいかにしてうまれ、運用されているかということに加えて、公立図書館など他館種とは全く異なる存在であることについても、より理解を深めることができ、貴重な体験となりました。
(図書館学課程)

8/3【図書館学課程】図書館見学:国会図書館 [2018年08月20日(月)]

過日、本学科図書館学課程では例年通り図書館見学を実施しました。第一弾として国立国会図書館に行き、司書の科目を履修中の学生10名が参加しました。その際の様子を時系列でお送りします。

(1)平熱以上の気温の中、永田町の国立国会図書館へ。

同館利用者口(東口)

筆者は昼食のために、ひとまず同館食堂へ。写真撮影が禁止であったことが非常に残念でした。ここはメガカレーが有名なのです!しかしながら、お腹と相談して「図書館カレー」にしました。おいしかったですよ。

 

(2)14時10分 南口玄関ロビーに学生10名全員集合 いよいよ見学が始まります。

(3)控室へ移動。見学説明が始まりました。初めはDVDを視聴。これはYouTubeで見ることができます。→国立国会図書館公式チャンネル

(4)そしていよいよ館内の説明です。その際、次のものをいただきました。さて、これは何でしょうか???答えは後ほど。

謎の物体

(5)次の順番で見学させていただきました。

①本館入口

②人文総合情報室

③本館第一閲覧室

④複写カウンター

⑤科学技術・経済情報室

⑥新館ロビー

⑦国会図書館ギャラリー

⑧雑誌カウンター → ここでは気送管も見せていただきました。

⑨光庭

⑩新館書庫

 

(6)新館に入る際に、先ほど渡された例の謎の物体を使うことになりました。

答えは・・・↓

光庭にて

光庭で写真を撮っている学生の足元をご覧ください!答えはシューズカバーでした。

シューズカバーを履く理由は、新館書庫にチリ・ホコリを入れないためです(職員の方も室内履きを履いていらっしゃいました!)。

光庭では写真撮影が許されました。光庭は、地下最下層まで外光が届くように新館書庫で働く人のことを考えて、設けられています。

光庭から天井を見る…

 

(7)新館書庫のマンガが保管されているところは、一番盛り上がったようでした。懐かしいマンガの雑誌がたくさんありましたよ。撮影できないのがこれまた残念でした。

 

1時間もかけて広い館内を案内していただきながら、納本制度、同館が国会をサポートす

る意味、光庭、マイクロフィルム、マイクロフィッシュ等々を説明していただき、参加学生

は同館を深く理解することができたと思います。ご担当の方、誠にありがとうございました。

(I.M)

【図書館学課程】コーティング用フィルムを貼ってみよう [2018年08月01日(水)]

図書館の本が傷んだら修理をしますが、そもそも痛まないように、あらかじめ補強しておくことが望ましいやり方です。

補強のためには様々なテクニックがありますが、全体にまるごとコーティング用フィルムを貼り付ける方法は、色々な図書館でよく行われています。

 

学校図書館司書資格の授業「学校図書館メディアの構成」では、前期最後の授業でコーティング用フィルムを使って本を補強する実習を行いました。

補強する本は各自に持参しています。

お気に入りの1冊にカバーを掛けて長く愛好するもよし、もし失敗したときのために古ぼけた本で練習するのもよし、そこは各自の判断です。

初めての挑戦でしたが、お互いに手伝いながらワイワイ頑張ってみました。

結果はおおむね上手にできていたようです。

だって時間かけて丁寧にやりましたから!

 

(図書館司書教員)

 

【図書館学課程】活版印刷について知ろう!やってみよう! [2018年06月25日(月)]

6月11日と18日に、「活版印刷について知ろう、やってみよう!」というイベントが開催されました。

「図書館情報資源概論」の授業で登場した活版印刷機について知ろうという企画で、今回使用したのは、何とも愛くるしいミニチュアサイズの活版印刷機です。

自分で組み立てるところからやらなくてはならないので、皆さん説明書とにらめっこで悪戦苦闘していました。

私はと言うと、組み立ては他の人にお任せして162個の活字を切り離す係を担当しました。地道な作業ですが、思わず没頭してしまいました。

無事に組み立てが終わると、活字台に好きな活字を、インキ台に吸取紙を、そして印刷用の紙をセットし、インクをのせていざ印刷開始です!

ところが、これがなかなか上手くいきません。インクを活字に均等にのせることが難しく、所々印刷がかすれてしまったり。かと言って、インクを多くのせ過ぎると、今度は文字がつぶれてしまいます。結局、納得のいく仕上がりになるまで5、6回ほど試行錯誤を重ねました。

完成品は、よく見ると活字が少々曲がっていたり、印刷にむらがあったりするのですが、そこがまた味わいがあって素敵です。アナログな活版印刷の魅力に触れることができたイベントでした。

(N. O.)

【図書館学課程】「児童サービス論」・読み聞かせの体験について [2018年06月06日(水)]

過日、「児童サービス論」では読み聞かせの体験をしました。

この科目は、司書の資格を取得するための必修科目です。

いつもは担当教員が授業内で絵本を読み、それを学生が

聴いているですが、今回の授業では、学生がお互いに読み聞かせを

することにしました。

 

①さて、どんな絵本を読もうかな。

②紙芝居もあります。懐かしいなあ。

③いよいよ読み聞かせが始まりました。

④紙芝居舞台の裏側はこのようになっています。

⑤子どもの本は、ひらがなばかりで読みづらい・・・

読み聞かせを体験しての学生の感想です。

・絵本は思いの他重く、声を出して読み続けることがいかに大変かということがわかった。

・ひらがなばかりというのは非常に読みづらく、漢字はとても便利なものだと思った。

・読み聞かせするにも、予習が必要だと思った。

・非常に面白い体験だった。授業内でまた機会があると嬉しい。

 

少々大変だったけれど、楽しい体験となったようです。

(I.M)