学科紹介

ギターはお好きですか?【授業紹介】「アート・マネージメント」 [2020年07月03日(金)]

こんにちは! 現代教養学科2年の安部です。

 

皆さんはギターを弾いたことがありますか? 私は高校の音楽の授業でアコースティックギターを少しだけ練習しました。その時はスピッツの「チェリー」を弾き語りしたような記憶があります。

ギターと言われると、バンドマンが弾いているエレクトリック・ギターや、私が高校時代に弾いたアコースティックギター(通称アコギ)を思い浮かべる方が多いかもしれません。

しかし、ギターはこの2種類以外にもまだあるのです。その一つが“クラシックギター”です。クラシックギターの音を動画で聴いてみると、優しい音色の中にも重厚感があって、とても複雑な表情を感じることができます。

 

なぜこんなにギターの話をするのかというと・・・

それは、私が現在履修している現代教養学科の専門科目「アート・マネージメント」で、クラシックギターのコンサートを開催するからです!

 

Photo: Masashige Ogata

 

この授業は、前期にコンサートの企画や広報、運営などを講義で学び、後期に学んだことの実践として受講生の企画・運営によるコンサートを開催する、という授業です。

今年度の「アート・マネージメント」主催のコンサートは、2021年1月にクラシックギタリストの木村眞一朗さんをお招きして行う予定です。

7月2日のZOOMの授業では、ギタリストの木村さんにも参加していただきました!

 

木村さんにはまずクラシックギターについて、楽器の基本的なことから説明していただきました。パソコンの画面越しではありましたが、説明をしながら奏でてくださったクラシックギターの音色の美しさに、本当にうっとりしました。早く生の演奏を聴いてみたいと思うばかりです! ウクレレとギターの中間の楽器“ギタレレ”というのがあることも初めて知りました。

 

次に、コンサートを開催するにあたって受講生から出た様々な疑問や質問について、木村さんに答えていただきました。とても丁寧に説明してくださいました。プログラムに関する話題が一番多かったのですが、その中でも参考になったのは、木村さんのレパートリーの幅がとても広いということです。

 

Photo: Masashige Ogata

 

木村さんは4歳のときからギターを始められたそうですが、そもそもギターを始めたのはビートルズの影響だそうです。お母様がビートルズ好きで、小さい頃からずっと耳にされており、ロックなどクラシック以外のジャンルの曲もお好きだそうです。また、現在、小さなお子さんにもギターを教えていらっしゃるので、ディズニーの曲などもレパートリーにあるとのこと。

クラシックのギタリストということで、少し近寄りがたい雰囲気なのかなあと勝手に思っていましたが、木村さんの年齢が20代ということもあって、とても身近な存在に感じられてきました!

 

また、ご自身のコンサートが近づいてくると、開催される時間帯に合わせて練習をされるということでした。つまり、19時開演のコンサートであれば19時からプログラムどおりに練習をして調整をしていく、ということです。演奏家にとって楽器は体の一部分のようなものだと思うので、私たちの想像以上にデリケートな部分があるのだろうなと考えさせられました。

 

今後の授業で私たちはどのようなコンサートにしていくか、具体的に内容を詰めていきます。木村さんのやわらかなお人柄や雰囲気、クラシックギターの音色の素晴らしさを最大限に引き出せるよう、様々な提案を受講生のみんなで考えていきたいと思います。

新型コロナウイルスの影響が心配されますが、コンサートの形式なども含めて、開催に向けて議論を進めて行く予定です。

 

 

木村眞一朗さんのクラシックギターの音色を聴いてみたい!と思った方はぜひ木村さんのYou Tubeを見てみてください。個人的には「ムーンリバー」がおすすめです!

https://www.youtube.com/watch?v=grKdVp5zGTY&t=0s

 

木村さんのホームページはこちら

 

(2年B組 安部葉南)

現代教養学科ブログリレー―初めての粕谷ゼミ読書会<Part2>― [2020年07月03日(金)]

皆さん、こんにちは。粕谷ゼミ3年Y.Y.とY.A.です。

紫陽花や桔梗の色が美しいですね。

さて、昨日の続き、ゼミでの読書会<Part2>をお届けします。ブレイディみかこ『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(新潮社、2019)を読んだ感想のご紹介です。

 

 

【みんなの感想】 (特に面白い・関心を持った箇所をボールドにしています)

 

R.G.

作品の最後辺りで息子が、前は「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」だったが、今はどちらかというとブルーではなく、「未熟」や「経験が足りない」という意味を持つ「グリーン」だと言っていた。このことから、作中で息子が多様性を見て理解してきたことや、自分を客観視しているところから、息子の成長を感じたところが印象に残っている。

この作品を通して、日本では本書ほど、「多様性」を感じる場面が多くはないと感じてしまうので、こういった本から多様性を含む色んなことを学んで、自分の視野を広げることは大切だと改めて思った。

また、私たちが社会の本質にはまだ触れていない、アルバイトを通じて社会経験を蓄積しているだけであると考えると、社会人から見たら我々大学生は「グリーン」であるのだろう。

社会人へステップアップできるよう、大学生のうちに多くのことを学び経験していきたいと思った。

 

M.D.

私が以前受講した講義で、「外国人労働者の増加によって今後の日本に多様性が生まれると予想されている。その際に起きる問題への向き合い方や対処方法を考えなさい。」という課題がありました。この問いに対し、私は、義務教育段階の幼いうちに外国の文化や宗教を学習したり、近隣のインターナショナルスクールの児童と交流したりすれば良いのではないかと考えました。しかし、本書を読んで、幼い頃から多様性のある環境にいたり、多様性に関する教育を受けたりしていれば、多様性を受け入れることができるという単純な話ではないのだということを感じました。

 

K.O.

この本は社会問題の根本を考えるきっかけになりました。本書の中で中学生の主人公が「なぜややこしい多様性があるほうがいいの?」と問うシーンがあります。現代教養学科では社会問題について授業で触れる機会が多いため、もちろん多様性が大切であると学びます。しかし、それがどうして必要なのかということについて深く考えたことは無かったように思います。主人公の「どうして?」「なぜ?」といった何気ないひとつひとつの問いかけがとても興味深く、現代社会の課題を常に考える大切さを再確認できました。人種やジェンダー、貧富の差など取り上げるテーマは難しく思えますが、読みやすい文章様式なので気軽に読み進めることが出来ました。

 

M.O.

本書を読んで、知らなかった世界の差別や社会問題について知ることができました。筆者の息子がすごく賢いという印象を受けました。アイデンティティや人種差別の問題について自ら学び、理解を深めようとしていました。また、日本とイギリスの性教育の違いに驚きました。この本を読むと、日本の性教育はだいぶ遅れているのではないかと感じます。元底辺中学校ほどではなくとも、日本でも避妊の大切さや月経などについてはもっと取り扱うべきだと思いました。

エンパシーとシンパシーの違いも興味深かったです。他人の靴を履いてみること、他人の立場になって考えてみて多様性を受け入れていくことが大切だと思いました。

とても面白い本だったので、友達にも勧めてみます。

 

S.A.

私はこの本を読んで一番印象深かったのがエンパシーとシンパシーの話です。特にエンパシーに関しては、この物語の拠点でもあるイギリスだからこそ考えられ人種問題を中心としていたこともあり、日本の現状と比較して考えました。日本はイギリスやほかの国と比べて島国であり多くの国民が日本というアイデンティティを中心として生きているのではないのではと思うと、必然的に他の国や人種に関して興味や関心が薄れがちなのではないかと考えました。このことは人種的な違いに関するエンパシーの働きが少なく弱いのではないかと推測します。私がここまで生きてきた中でも他者を否定し排除する傾向というものを強く感じる場面は実際多く、また人種的な問題に関してもその傾向に伴い、いじめなどにつながるケースも少なくありません。この本を読んで息子がティムに制服を渡すシーンや制服販売に際何気ない一言などからもわかるエンパシーの大切さを感じ、今の日本に一番大切な要素であると思いました。

 

M.K.

「『ハーフ』とか『ダブル』とか、半分にしたり2倍にしたりしたら、どちらにしてもみんなと違うものになってしまうでしょ。」という息子の言葉に感銘を受けた。これまで何事もないように、『ハーフ』という言葉を使っていた。しかしよく考えてみると、これも両親ともにルーツが同じである人を前提として、それを1として考えていることに違和感を持った。親がどちらもルーツが同じの1である必要も、親の片方が他の国にルーツを持つ人を半分や2倍にする必要もない。そう考えると息子の言葉にあった、半分と半分を足したらみんなと同じ「1」になるという考え方である『ハーフ・アンド・ハーフ』が非常にきれいな表現だなと思った。

 

以上、初めて粕谷ゼミでZoomを用いた読書会の様子と、今話題の本『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』を読んだゼミメンバーの意見・感想をご紹介しました。

本書は、イギリスに住む一人の少年を中心に物語が進行しており、イギリスの教育制度や格差、多様性について、章ごとに分かりやすくまとめられています。

ゼミ内で出た意見の多くは日本とイギリスの違いに驚き、カルチャーショックを受けたという感想でした。成熟した文化を持つと思われるイギリスでも、階級、差別、いじめなどの問題は存在し続けており、多様性の難しさを示していました。この本を読んで、イギリスについて初めて知ることも多く、私たち自身を色に例えると、本書に書かれているように、まだ未熟な「グリーン」であると感じさせられました。

Zoomでは、学生同士自由に話すことや顔を見られる恥ずかしさからみんなビデオをオフにしてしまうので寂しいと感じました。このコロナウイルス流行が落ち着いたら、改めて皆でリアルに会って、ゼミ内で話し合いたいと思いました。

 

硬い文章になってしまったので、最後に我が家の愛猫を載せます。

 

 

(粕谷ゼミ3年メンバー)

現代教養学科ブログリレー―初めての粕谷ゼミ読書会<Part1>― [2020年07月02日(木)]

皆さん、こんにちは。粕谷ゼミ3年Y.Y.とY.A.です。

7月に入り、気温の高い日が徐々に多くなってきました。

前期授業も終盤に差し掛かりました。そろそろ最終課題を着々と進めていきたいです。

 

さて、先日粕谷ゼミでは、恒例の読書会を行いました。

この読書会では、事前に一人一冊以上本を推薦・投票をし、全員で同じ本を読みます。

私たち3年生にとっては初の読書会でしたが、互いの意見を交換し合いとても有意義な会となりました。

今回読んだ本は、ブレイディみかこ『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(新潮社、2019)です。本屋大賞2019ではノンフィクション本大賞に選ばれています。以前、シム先生もこの学科ブログで紹介されていました。

アイルランド人の夫と息子とともにイギリスで暮らす著者が、中学生の息子の学校生活を中心にその日常をありのまま描いた一冊です。

息子のまっすぐな言動が本質を突いていて、思わずドキリとさせられます。

主な舞台はイギリスですが、日本の社会や私たちの生活にも新たな視点を与えてくれます。

 

 

 

以下、学生の感想・意見をご紹介します。

【みんなの感想】 (特に面白い・関心を持った箇所をボールドにしました)

 

E.T.

良くも悪しくもイギリスの成熟した社会を描いている作品だと思う。日本社会と違った人間関係が展開され、それぞれが自分らしく、淡々と生きている。日本人は人と同じでないことが不安であるという世界に生きている。この違いを軽いタッチで描いているのが日本人の興味を誘ったのではないだろうか。

 

Y.A.

第7章「ユニフォームブギ」内の、「君は僕の友だちだから」というテーマが印象に残った。制服のリサイクルを行っている主人公たちが、貧しい環境にいるティムを傷つけずに制服を渡す方法を思案する。この場面から、傷つけずに手助けすることの難しさを感じた。優しくしたいという気持ちがあっても、方法を間違えると逆に傷つけてしまうかもしれない。

また、第5章「誰かの靴を履いてみること」もかかわっていると感じた。自分の感情だけで動くのではなく相手の立場になって考えることが、優しさを自己満足にしないために必要なプロセスだと思う。

「どうして僕にくれるの?」とティムに問われた息子の答えが、とてもシンプルで心に響いた。何か手助けをするとき、無意識に相手を下に見ていることがある。しかし、本当は誰もが対等な立場で、お互いに手を差し伸べ合うべきだと感じた。「君は僕の友だちだから」という答えにつまった純粋な優しさに感動した。

 

R.M.

この本を読んで、英国と日本は文化や教育、生活環境がこんなにも異なるのかと驚いた。人それぞれであると思うが、私だったら日本よりもリスクがあって多くの課題が存在する英国で中学生の子どもと生活しようとは思わないし、思春期の子どもが向き合うにはあまりにも過酷な出来事ばかりである。もっと安全な国で生活をしたいと思う人が多いのではないだろうか。

この本を読んで特に私が印象に残ったシーンは、FGM(女性性器切除)についてである。英国の性教育の進歩と日本の性教育不足を改めて感じたが、ここまで深く教育する必要はあるのかと少し疑問に思った。しかし、大切なことではあるし、FGMの対象が中学生であるからこそ、どういったものか簡単に知っておく必要はあると考える。

グローバル化が進む現在、生活している中で「多様性」という言葉をよく耳にする。本書でも書かれていた通り、「多様性は物事をややこしくするし、喧嘩や衝突が絶えないもの」であるからこそ、互いに尊重しあいながら生きていくことが重要であると感じた。

 

M.A.

エンパシーとはなにかについて自分で「誰かの靴を履いてみること」だと息子が言った部分が印象的だった。自分とは違うから、わからないからこそその人の立場になって考えたり想像することの大切さと難しさについて考えさせられた。

イギリスで子供の時にこのことを習っても差別をしてしまうことからただ習うだけではだめで、でも経験してないことを分かり合うのも難しい。日本でもSNSの誹謗中傷があったり、世界的に見ても人種差別やジェンダーの偏見がまだある世の中である。多様性に関して書いてある部分での喧嘩や衝突が絶えないのも、相手の立場に立って考えることができてないからではないか。想像力を働かせ、色々な価値観や考え方があって当たり前でそれを受け入れられるような世の中になれば生きやすくなる人がもっと増えるのではないかと思った。

 

M.M.

多様性だらけの今の世界が抱えている社会問題をぎゅっと詰め込んで、その一つ一つの問題について考えさせられる一冊でした。政治問題、経済的格差、LGBTQ、貧困、人種差別、偏見、宗教の違い、アイデンティティ、英国の現状、世界情勢、教育事情、階級社会。本を読み終えた頃には、この筆者であるお母さんの息子さんと共に成長できたような気がしたのと、本の帯に書いてある通りまさに「一生モノの課題図書」だと思いました。16章から構成される日記のように書かれたこのお話はどの章も印象的でしたが、タイトルの「ぼくはイエローで、ホワイトで、ちょっとブルー」の意味が最後に納得できる形で読み終えられるところに強い魅力を感じました。様々な社会問題があるこの世界で広い視野と深い洞察力を持って生きていきたいです。

 

Y.K.

私が最も印象に残った場面は、6章のプールサイドのあちら側とこちら側だ。作者の息子が参加した中学校対抗の水泳大会の仕組みに非常に驚いたからだ。そこには日本で育った私達には予想すらつかないイギリスの階級社会が露わに存在していたのである。その大会は私立の中学校と公立の中学校、2つの学校が同じ1つのプールで競技を行う。しかし、公立の中学校はぎゅうぎゅうで押しつぶされそうな中ストレッチをし、反対側のプールサイドではゆったりとしたスペースを確保した私立の中学校の生徒たちがのびのびとストレッチをする。それだけではない。公立と私立では競技も別々なのである。両者は徹底して分けられている。そしてそれに疑問を抱く者さえいない。まさに水泳大会は英国社会の現実の縮図だ。日本ではここまで格差が露呈することは少ない。序盤から私はあることに気づいた。それは親の教育への関心が非常に高いことだ。イギリスの中学校はランキングさえ存在する。そのため小学校選びも重視され、その関係で引っ越す人も少なくない。ここまで親が必死になるのも、こうした過酷な階級社会で生きていく上で考えざるを得ないのだろうと思った。私が中学生のとき体験した水泳大会とは全く異なる世界が存在したことに、大きな衝撃を覚えた。日本の貧困層にある子供たちは、必死にその事実を隠すと思うが、イギリスでは隠す余裕すらない子ども達が多く存在することをこの本を通じて分かった。ティムのような生徒が少なからず存在する。それが現実だった。この本は筆者が体験した日常的な出来事から、社会問題や道徳、独自の哲学まで非常に分かりやすい形で読者に伝えてくれている。違う世界を覗いた上で私達はこれからどのような未来を築いていくべきなのかを考えていきたい。

 

【みんなの感想】は、<Part2 >へと続きます。

(粕谷ゼミ3年メンバー)

オンライン受験相談のお知らせ [2020年07月01日(水)]

こんにちは、現代教養学科のアドミッション(入試)担当です。
昭和女子大学への入学をご検討されている受験生の皆さんに 【オンライン受験相談】と【バーチャルオープンキャンパス】のお知らせです!

【オンライン受験相談】は、通常オープンキャンパスに参加しないと聞けない学科の先輩の話や、疑問・質問を学科の先生にオンライン上で相談できる機会です。
次回のオンライン受験相談は7月19日(日)に実施されます。

前回6月のオンライン受験相談の様子

 

そのオンライン受験相談の申込受付が本日、7月1日よりスタートします!

「現代教養学科に興味があるけど、どんな学科なの?」

「この授業はどんな内容を学ぶの?」

「現代教養学科の雰囲気ってどんな感じかな?どんな先輩がいるんだろう?」

授業の事、プロジェクトの事、学科の先生の事、受験相談…などなど、どんな質問・疑問でも結構です!ぜひ、お気軽にお申込みください。

 

オンライン受験相談当日は、学科の教員と学科の先輩がZoom上で一緒に皆さんからの疑問・質問にお答え致します。

オンライン受験相談のお申込みはこちらから▼

https://exam.swu.ac.jp/campus/c_ocan2

※受付開始:7月1日(水)~予約受付締切:7月12日(日)17:00

 

また、「オンライン受験相談の日程が合わない!」「ネット環境が不安定でZoomはちょっと…でも相談したい!」という受験生は、メールでのお問合せも受け付けています。

《よくあるご質問》と合わせてご活用ください。

よくあるご質問▼

https://exam.swu.ac.jp/campus/c_ocan/department/social#p04

 

現代教養学科へのご質問はこちら▶oc-gendai@swu.ac.jp

今年度は新型コロナウイルスへの感染予防対策として、例年大学で実施しているオープンキャンパスの開催が見合わせとなっておりますが、そのオープンキャンパスに変わりまして、大学のホームページにて【バーチャルオープンキャンパス】を開設しています。

 

バーチャルオープンキャンパスでは、実際にキャンパスに行ったように、大学内の様子を映像で見る事が出来るコンテンツの他、各学科の紹介動画も掲載しております。

現代教養学科は、学科オリジナルのパンフレットの他、学科教員による学科紹介の動画と、学生による社会調査研修の紹介動画の2つを掲載していますので、ぜひ合わせてご覧ください!

現代教養学科紹介ページ▼

https://exam.swu.ac.jp/campus/c_ocan/department/social#p04

 

現代教養学科 学科説明動画

 

現代教養学科生による 社会調査研修の紹介動画

 

それでは、受験生の皆さんからのお申し込みをお待ちしております!

現代教養学科ブログ   -志摩先生- [2020年06月30日(火)]

オンラインの活用~1期生オンラインミニ同窓会

 

現代教養学科 教員の志摩です。

6月上旬に一期生の半数以上と繋がっているLineに、EU Film Days 2020が今年はオンラインの上映となっているので、鑑賞しやすいのではと思い、情報を提供してみた。EU Film Daysは、毎年この時期に開催されているEU加盟国の各大使館からお薦めの映画が紹介され、近年は、国立近代フィルムセンターで上映されてきたものである。

現代教養学科の一期生は、ちいさなお子さんの子育て真っ最中が多い年代で、オンラインで珍しい映画も楽しめるのではないかと思った次第だった。

そこから、反応は次々届いた。「本学のキャリア支援のメンターのお手伝いができることになりました」、「オンライン授業ができるなら、地方にいる子育て中の私でも、オンラインでみんなに会えるかもしれない」、「日程を調整しよう」など、盛り上がり、あれよあれよと1週間ほどで、一期生お試しオンライン同窓会の開催となったのが、27日(土)夜、時間は20時から22時半を設定してみた。自由に出入りできるように。

一期生は、50名の定員で、彼女たちの4年次のクラスアドバイザーが私であった。最後に卒業式の後、みんなが歌をサプライズで歌ってくれたのは、遠い思い出となっていた。急遽開催したミニ同窓会ではあったが、懐かしく、変わらない元気な顔がつぎつぎと登場、子どもも一緒に登場の人も。話しっぷりも変わらず、元気な人も落ち着いた人も変わらず。オーストラリアから、シンガポールから、愛知県から、静岡県から、奈良県からと関東以外の参加者が多くて、オンラインの威力を見せつけられたひと時であった。

にぎやかな中で、みんな、それぞれ頑張っているのだなあと、「オーストラリアから参加のKさんは、会計士の資格を取ったとか、メルボルンまで1時間くらいだけど、州をまたいで移動できないので、日本に帰国予定だったけど延期になってしまった」、「静岡のEさんは、起業するために看護師の資格が必要だから、春から看護学校に入って、オンライン授業なんです」と。「銀行務めと子育て真っ最中のMさんは、相変わらず元気いっぱい」、画面に登場してくる子供たちは、そっくりさんが次々と、みんな大きな声で語り合い、外出自粛話や子育て、果ては「幼稚園は昭和に入れたいわ」、昔の話も出て、あれこれ賑やか!「まだ仕事が終わらない、今頃参加しているはずだったのに」、「次回は絶対参加する」「台湾にいるけど、次回は参加できると思う」など、次々とLineに連絡が入ってくるなんて、嬉しい。途中に写真を送ると、また、「時間内に参加が間に合ったら行きます」、「次回、行きます」など。全部で13名くらいの2割以上の出席率だけど、確かなことはわからない。

なぜなら、私は、当日朝から夕方まで、卒業論文のオンライン中間発表会でくたくた、途中で退出となったからである。次回は参加の予約がたくさん入っているので、また、共同開催企画者となることは決定です。今回、参加を逃した人も、待っていますと、一期生に呼び掛けたい。次とは、いつでしょうか?

 

現代教養学科 志摩

現代教養学科ブログリレー -池田:国立国会図書館オンラインサービスの紹介- [2020年06月24日(水)]

国立国会図書館デジタルコレクション「日本占領関係資料」

昨日6月23日は沖縄慰霊の日でした。

国立国会図書館オンラインサービスの一つとして、国会図書館で収集・保存しているデジタル資料を検索・閲覧できる「国立国会図書館デジタルコレクション」があります。その中に「日本占領関係資料」があり、憲政資料室で公開されている戦後の日本占領に関するアメリカ公文書のうちの一部が収録されています。

この「日本占領関係資料」を筆者の生まれ育った「宇部」で検索すると、いくつか資料が検索結果として出てきて、75年前に宇部で空襲があったことが改めてわかります。

 

下の段→左から二番目が「日本占領関係資料」です。

 

米軍が撮った空撮写真は、後に家族となる筆者から見ると生々しいものがあります。筆者の父が家族と一緒に住んでいたところ、祖父が勤めていたところ、近くの軍需工場、空襲警報が鳴ると5歳にもかかわらず父が一人で逃げていた「鍋倉山」などがはっきりと写っているのです。爆撃をした場所を示す米軍の手書きの記録(下の写真参照)もありますが、父たちが暮らしていたところは、紙一重で焼けたことを示す斜線がひかれていません。

 

父が一人で逃げていた「鍋倉山」です。今もあります。

 

かつて5歳であった父が折々に淡々と話してくれる戦争体験話のうちの幾つかを紹介します。

  • ようやく家族全員入ることのできた防空壕の中で、いきなり祖父が「ここを出る!」と言い出したがために、渋々鍋倉山に向かって逃げた。その帰り道、さっきまでいた防空壕を確認したら、爆弾によって崩れていた。家族全員が命拾いをした。
  • 父が一人で逃げていた時に低空飛行の戦闘機がやってきて、父に向けて射撃を始めたにもかかわらず、運よく弾が逸れて数メートル先の牛に命中し、これまた命拾いをした。

偶然が重なり、命がつながれて、今の筆者があります。

 

古本屋から手に入れたものです。

 

図書館は、過去の時代に出版・刊行等された資料を収集し、保存する役割があります。先の戦争を体験していない筆者ではありますが、国立国会図書館に保存された資料によって、父の戦争体験をより具体的に感じることができたのも、この役割があってこそのものだと思っています。このコロナ禍、図書館の利用にはまだまだ制限がありますが、近い将来、何ものにも邪魔されず、長時間に亘って図書館の資料にどっぷりと浸りたいものです。

池田美千絵

現代教養学科ブログリレー ―小川・オープンキャンパス学科紹介動画の制作模様― [2020年06月12日(金)]

みなさん、こんにちは。現代教養学科の小川豊武です。みなさんは、ふだん、大学教員がどのような仕事をしているかご存知でしょうか。講義やゼミなどの教育活動や、自身の研究活動をやっているということはみなさんご存知だと思います。これらが大学教員の本来の仕事であり、お医者さんが行う診察や手術、弁護士が行う法務にあたるものです。しかしながら、実際には大学教員はこういった本来の仕事以外にも、実に様々な仕事をしています。各種会議への参加、委員会の仕事、学生の面談、書類の作成などに加えて、様々な行事やイベントの企画・運営・実施、プロジェクト活動のマネジメント、オープンキャンパスの実施、高校など学外での出張講義、ホームページの制作、そして今回のようなブログの更新などなど。

今年度、私はアドミッション委員を担当しているのですが、その名の通り、学科の入試に係る業務全般を担当しています。先に述べたようなオープンキャンパスの実施に加えて、各種入試の調整、大学案内や学科パンフレットの制作などを担当しています。受験生のみなさんに、昭和女子大学や現代教養学科の魅力についてお伝えし、受験を検討していただくことが役目です。例年はオープンキャンパス内での受験相談や体験授業などで、受験生のみなさんと直接お会いする機会が複数回あるのですが、今年は新型コロナウイルス感染症への対応で、そうした機会が限られてしまう可能性があります。

そこで、昭和女子大学ではこのたび、「バーチャルオープンキャンパス」という、インターネット上でオープンキャンパスを体験してもらおうというサイトを作成しています。本公開は6月15日(月)を予定しており、下記のようなコンテンツの掲載を予定しています(変更の可能性あり)。

(1)動画で見る昭和女子大学
(2)スペシャルコンテンツ(受験対策講座など)
(3)デジタルキャンパスツアー
(4)学部紹介

この中の⑷学部紹介では、各学科ごとの学科紹介動画などの掲載を予定しています。現代教養学科では下記のようなコンテンツを掲載予定です。

①教員による現代教養学科の紹介
②学科の学生による特色ある科目の紹介(社会調査研修)
⓷学科オリジナルパンフレット

今回はこの中の「②学科の学生による特色ある科目の紹介」の制作模様についてご紹介したいと思います。この動画では、現代教養学科の特色のある科目の1つである「社会調査研修」という科目について、実際にこの科目を履修したことのある学生3名に参加してもらい、研修の内容や学んだことについて紹介をしてもらうというものです。この科目は東京・国内・海外のフィールドで、様々な現場を自分の目で見て分析をするという社会調査のプロセスを学びます。フィールドはこの3つが毎年入れ替わります。

参加してくれた学生は、2017年度の国内研修に参加した中村さん、18年度の国際研修に参加した山崎さん、19年度の東京研修に参加した浅倉さんです。いずれも4年生で卒論や就活などで忙しい所、時間を作って協力をしてくれました。

今回は新型コロナウイルス感染症対策のため、協力してくれた学生3名と教員がいっさい直接会うことなく撮影することにチャレンジしました。使用したツールはいま流行りのZoomです。お三方それぞれ発表スライドを作成し、原稿を執筆して準備をしてくれました。現代教養学科の学生はプレゼンがうまい人が多く、今回の3名も最初は少し操作に戸惑いながらも、すぐに慣れて対応してくれました。私もふだんのリアルタイム配信での授業ではいっさい原稿は容易しないのですが、動画撮影となると意外とうまく話ができないもので、事前に原稿を用意しました。

おなじみの画面分割による完全オンライン制作の学科紹介動画が出来上がりました。シンプルな動画ではありますが、ここまで来るまでにリハーサルはもちろん、本番も何テイクも行って完成に至りました。編集などは最小限にしており、動画撮影時の雰囲気がそのまま伝わるような内容にすることを心がけました。本当は各研修のスライドを表示している際に、担当してくれている学生の映像も表示する形式にしたかったのですが、通信環境が安定しなかったため見送りました。オンラインでの動画制作も実際にやってみると色々な発見や学びがあります。

現代教養学科のバーチャルオープンキャンパスではこのほか、「①教員による現代教養学科の紹介」と「⓷学科オリジナルパンフレット」などもご用意しています。特に学科オリジナルパンフレットは、このようなパンフレットとしては珍しい20ページを超えるボリュームの冊子です。現代教養学科のカリキュラム、留学、プロジェクト活動、ゼミ、そして学生のみなさんの雰囲気が丸ごと分かる必読の内容です。ぜひとも、ご覧になってみてくださいね!!

★昭和女子大学の入試情報サイトはコチラ

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※上記のバーチャルオープンキャンパスのコンテンツは6月15日(月)掲載予定です。

現代教養学科 小川豊武

現代教養学科ブログリレー  -シム先生- [2020年06月08日(月)]

- 今だからこそ…READ and Create a New YOU! byシム先生 -

 

「なぜ本を読まなければならないの?」と学生に聞かれたことがあります。確かに、世の中の情報が簡単に手のひらに集まる現代において、読書の意味を疑う人がいてもおかしくありません。しかし、小さい頃から本を読むのが大好きな僕にとって、これは大変面白い質問です。なぜなら、‘Reading is to the Mind what Food is to the Body’ (心にとっての読書は体にとっての食物である)という言葉があるように、冒頭の質問はまるで「なぜご飯を食べなければならないの?」と聞いていると同じだからです。敢えて答えるのなら、自分が生きるためにご飯を食べるように、自分を変えるために本を読むのです。

本学の建学精神の礎である「愛と理解と調和」を理想とするトルストイは、‘True life is lived when tiny changes occur’(小さな変化が起こるとき、本当の人生が送られるのだ)という、とても考えさせられる言葉も残しています。そうです。あなたが本当に自分らしく生きていくためにはまず小さな変化を、そして小さな変化を自分の中に起こすためには、良い方法の一つとして本を読むことです。以下、ジャンルはバラバラですが、自分を変えるきっかけとして、たとえ普段あまり本を読まない学生でもとっつきやすい本を5冊紹介します。

 

この本を読んだら、いろいろな国のことを知りたくなるだけでなく、世界地図を部屋の壁に貼りたくなって世界に向ける目が変わります。

この本を読んだ後、きっと絵画をみる目が変わり、今度美術館を訪ねる楽しさが倍増します。

これは古い本の新版ですが、数学が苦手あるいは嫌いな学生にもきっと新鮮な感動が味わえます。目次にある章タイトルの「英語と数学」「計算されたドレミファ」「一九六一年のなぞ」だけを見ても読みたくなりませんか。

この一冊も古い本の改訂版なのですが、同じアジア人だからこそ、韓国の学者による日本文化論は日本をみるあなたの目を間違いなく変えてくれるでしょう。

最近話題にもなっているこの本の舞台はイギリスですが、日本の社会や日本の未来について必ずあなたに考えさせます。

 

さあ、小さな変化でもいいので、本を読んで自分を変えて新しいあなたを作っていきませんか。本を読まないことは、自分の将来の選択肢を狭めることにもなります。それでもあなたは本を読まないというのですか。本当にそれでいいのですか。5年後、10年後のあなたが、今のあなたにそう聞いています。

現代教養学科 シム先生

現代教養学科 ブログリレー ― 天笠 その2― [2020年06月06日(土)]

15年前の自分

こんばんは!教員の天笠です。

ブログリレーの順番が回ってきたのですが…さて、困りました…。何を書こう。悩んでいたら、窓の外には稲光が!ますます不穏な空気ですが、頑張りたいと思います。

専門分野に寄せて、コロナ自粛期間中のメディア事情のことでも書こうか。それとも、自分の研究の手法的な核になっているフィールドワークのことを語ろうか。それとも。学科のコト?シム先生の「教養とは?」の話も素敵だったしなぁ…。と考えていたら、思い出しました!

(さらに…)

現代教養学科ブログリレー -丸山先生- [2020年06月05日(金)]

「クリエイティブ創発プロジェクト」デジタルプラットフォーム上で始動!

 

皆さん、こんにちは。

丸山です。

 

すべての世界・社会全体で、企業も、団体も、学術機関も、個人も、この「with コロナ」で、何を学ぶ、何を気づき、何をすべきか考える時だと感じています。この時に新たなパラダイムを捉え、それをプログラム化し実現することこそが、次の10年後の将来を描く成功の鍵(KFS)になってきます。

パラダイムシフトに成功する企業などは、新たな価値を創りだし、成長カーブを描くことができるでしょう。一方で、パラダイムシフトができない企業などは、この2~3年で、その価値を失速させることになるのではないでしょうか?

 

そんな「with コロナ」の中において、2020年5月20日に、1年生の必須科目である「現代教養入門Ⅰ」のオンライン授業で、現代教養学科の先生方が担当されている学生プロジェクトの紹介を行いました。担当の先生だけではなく、2年生から4年生の先輩たちが、熱のこもった紹介をしてくれました。

今年度、実施予定のプロジェクトについて、1年生に参加希望調査アンケートをとったところ、今年度の1年生は、とても積極的かつポジティブで、のべ155名もの参加希望をしてくれました(1名で2~3件のプロジェクト参加希望もアカウント)。

現代教養入門Ⅰ「学生プロジェクト紹介」から(1)

 

私が担当する「クリエイティブ創発プロジェクト」も、まるゼミの3年生の学生リーダーとサブリーダーが説明をしてくれ、数多くの1年生が応募をしてくださいました。1年生の皆さん、感謝いたします。

ただ、今年度は、新型コロナウィルスの影響で、人数を限定しましたが、来年度からでも参加できますので、よろしくお願いいたします。

 

この「クリエイティブ創発プロジェクト」の目的は、『新しい価値(ヒト・モノ・コト・トキ)を想像&創造し、将来社会でビジネスをするときに大切な企画力と発信力を養う!』ことです。

今年度は、お菓子メーカー様と文具メーカー様にパートナー企業になっていただき、新商品のコンセプト開発やプロモーション企画を考え、フィードバックをいただいて、企画を実践的に学べるプロジェクトです。

現代教養入門Ⅰ「学生プロジェクト紹介」から(2)

 

プロジェクト活動を進めるために、5月に、お菓子メーカー様とのオンラインミーティングを行い、すでに、6月3日と6月5日にオンライン説明会を実施し、2020年度の活動を始動いたしました。

昨年度は、教員が主体で活動をしていましたが、今年度は、すべてを学生の皆さんが主体で活動をするために、運営体制を学生主体に切り替え、1年生の参加審査を含め、プログラム内容を検討し進めています。

 

この「クリエイティブ創発プロジェクト」においては、すべての学びは、学生が主体であり、すべての気づきは学生自身が見つけるものだと思っています。その主体的な学びを支援するのが教員のワークだと思いますし、ヒトとヒトをつなぎ、モノ・コト・トキを想像し、創造することが、楽しくなってほしいと心から願っています。

そして、その「場」は、オフラインでもオンラインでも本質的に同じであり、「常に考えることを続けること」こそが、企画の第一歩であり、基本であるとも思っています。

 

そこで、プロジェクトをデジタル上で実現するために、Zoomだけではなく、それ以外のデジタルプラットフォームも駆使して、「実践の学びの場」を創り、デジタルワークショップを実施し、昨年度と同様に、お菓子の新商品コンセプト開発の優れた企画については、最新の3Dプリンターで、お菓子のプロトタイプ(試作品)までを制作予定です。

 

さっそく、まるゼミのメンバーが主体的に活動をスタートしてくれ、そこに、新たに、現代教養学科の1年生から4年生のメンバーが参画してくれています。

今年度の新たな実践的な企画と発信に期待でワクワクしながら、いまだからこそできるベストを尽くしていきましょう!(笑)。

『クリエイティブ創発プロジェクト』2019年度活動から