5月21日、学内外から150名の方にご臨席いただき、第1回(2008年度)昭和女子大学女性文化研究賞(坂東眞理子基金)・昭和女子大学女性文化研究奨励賞(坂東眞理子基金)贈呈式・受賞者記念講演を学園本部館大会議室にて開催しました。
贈呈式は、坂東眞理子選考委員長の挨拶、森ます美選考委員の選考経過報告に続き、昭和女子大学女性文化研究賞を受賞した岩間暁子氏(立教大学社会学部社会学科准教授)と、昭和女子大学女性文化研究奨励賞を受賞した粕谷美砂子氏(昭和女子大学人間社会学部現代教養学科准教授)に、坂東眞理子選考委員長から賞 状と副賞の贈呈が行われました。
坂東眞理子選考委員長は挨拶の中で「女性文化を研究するために益する本、男女共同参画社会に益する本を顕彰したいとの思いからこの賞を創設した。言葉や研究は、派手な効果はないかもしれないけれど、人々の心に届き、社会を動かす力があると信じている。自分が伝えたいことを文章にして世に問うことを続けてほ しい。この実績が積み重なることで社会が変わっていくのではないかと期待したい」と賞に込めた思いを述べられました。
贈呈式後には、昭和女子大学女性文化研究賞受賞の岩間暁子氏が、「『女性の就業と家族のゆくえ―格差社会のなかの変容』から」と題し記念講演を行いました。
会場を学園本部館中会議室に移した記念祝賀会は、受賞者の喜びの言葉や来賓からのお祝いのスピーチなど、贈呈式とは雰囲気を変えて、和やかに行われました。
昭和女子大学女性文化研究賞選考経過報告は ⇒こちら
昭和女子大学女性文化研究奨励賞選考経過報告は ⇒こちら
なお、当日の様子は、2010年3月発行の「昭和女子大学女性文化研究所紀要」にも詳しく掲載する予定です。
坂東眞理子選考委員長 経過報告(森ます美委員)
粕谷美砂子氏に昭和女子大学女性文化研究奨励賞贈呈
岩間暁子氏による記念講演
選考委員と受賞者 祝賀会の様子