5月25日、第2回(2009年度)昭和女子大学女性文化研究賞(坂東眞理子基金)・昭和女子大学女性文化研究奨励賞(坂東眞理子基金)の贈呈式・受賞者記念講演を学内外から約150名の方にご臨席いただき学園本部館大会議室にて開催しました。
贈呈式では坂東眞理子選考委員長のあいさつの後、森ます美選考委員の選考報告に続き、辻村みよ子氏(東北大学大学院法学研究科教授)に昭和女子大学女性文化研究賞が、掛川典子選考委員の選考報告に続き、斎藤悦子氏(岐阜経済大学経済学部教授)に昭和女子大学女性文化研究奨励賞が贈呈されました。
坂東眞理子選考委員長はあいさつの中で「昨年からスタートしたこの賞を今年は日本が誇る辻村先生と昭和女子大学を舞台に力をつけてくださった若い斎藤先生に差し上げることができて大変うれしく思う。また、昭和女子大学女性文化研究賞は特に男女共同参画、社会政策といったものに重きを置きたいと考えており、 そういう意味でも趣旨にぴったりの受賞作に決定することができたことを大変喜んでいる。」と述べられました。
贈呈式に引き続き、昭和女子大学女性文化研究賞を受賞された辻村みよ子氏が「『憲法とジェンダー―男女共同参画と多文化共生への展望』から」と題し記念講演をされました。
式後の記念祝賀会は会場を学園本部中会議室に移し、和やかな雰囲気の中で受賞者の喜びの言葉のほか、お祝いのスピーチや歌の披露などが行われました。
昭和女子大学女性文化研究賞選考報告は⇒こちら
昭和女子大学女性分家研究奨励賞選考報告は⇒こちら
*当日の様子と辻村みよ子氏の記念講演会の内容については、2011年3月発行の「昭和女子大学女性文化研究紀要」に詳しく掲載する予定です。