第127回定例研究会を開催しました

2011年6月17日(金)学園本部館第1会議室において第127回定例研究会を開催しました。

20011年3月に昭和女子大学をご退職された尾崎保子先生が「『左伝』の女性観を探って」と題し、これまでの研究について報告されました。

男性中心の中国古代社会において、取り上げられることの少ない女性の姿を資料から丹念に拾い上げ、その姿を浮き彫りにした報告は、大河ドラマのダイジェスト版でも見るように、活き活きとした女性の姿が目の前に浮かあがるようで誰もが引き込まれていました。
また、漢字の世界や中国との付き合いのあり方などにも触れられ、大いに好奇心が刺激される内容でした。
開催日当日は、予想を超える参加者で会場はいっぱいとなり、温かで楽しい語りに笑い顔あふれる会となりました。