2018年10月24日 宮脇啓透氏「プロジェクト管理」 [2018年11月09日(金)]

10月24日のリーダーズアカデミーでは、日鉄住金総研 調査研究事業部に所属されており、ITビジネス戦略・マーケティングをテーマに本学の現代ビジネス研究所研究員としてもご活躍されております宮脇啓透先生をお迎えし、「プロジェクト管理」をテーマにした講義を行っていただきました。プロジェクトとは何か、またプロジェクトを運営・管理するためにはどのようなことを行えば良いのかを、学生目線で分かりやすくご教授いただきました。

はじめに、プロジェクトとは何かについてお話していただきました。プロジェクトとは、独自の目的を達成するために期限がある活動であると仰っていました。大学に合格するため、試験日までに勉強をすることも目的を達成するために期限がある活動であり、大学生はみなプロジェクト活動を成功させているのだというご説明がとても分かりやすく、プロジェクトについての理解を深めることができました。

次に、プロジェクトマネジメントについてお話ししていただきました。プロジェクトマネジメントとは、プロジェクトを管理・運営することであり、企業であっても成功させることは容易ではないと仰っていました。計画通りに進むプロジェクトは少ないため、PDCAサイクルを回しながら活動することが大切であり、まずは最終的に達成したいこと(目的)を定め、目的を達成するためにどのように行動するか(目標)を設定することが必要であると学びました。

続いて、現在のチームの目標を明確にする活動を行いました。目的に合わせた目標設定をするためには6W2Hを用いて具体的に考えることが必要であるとご教授いただき、各チームの現在の目標を6W2Hに沿って発表しました。各チーム全員で改めて目標を確認することができ、宮脇先生から発表の内容に合わせて改善点などご指摘をいただけたことで各チーム内での目標をより具体的に考えることができました。

さらに、プロジェクトを進行する上で重要なことをご説明いただきました。設定した目的、目標を機能させるためには、取り組むことの優先順位をつけることやそのプロジェクトに割ける時間や人員を見積もらなければならないと知ることができました。また、プロジェクト進行の計画を立てることは、取り組むべきことを可視化して全員で共有するということであり、誰がいつまでに何をすればよいのかを一人ひとり理解することで作業効率が上がるのだと理解できました。計画を実行しながら、出てきた課題に対してどう解決するかを考え人員の配分、役割を変えたりなど計画を柔軟に変更して対応することでより効率的にプロジェクトを進められるのだと学ぶことができました。

講演の最後には、宮脇先生に事前にお伝えしてあった各チームのプロジェクトを進める上での悩みについて解決方法をご教授いただきました。自分たちが設定したプロジェクトの目的は何か、しっかりとイメージができていればその確認をすること、曖昧な場合はもう一度見直して再設定をした方が良いとアドバイスをいただきました。また、どんな成果物を出すことができればプロジェクト成功といえるのかも考えるべきだとのことでした。

今回宮脇先生からご教授いただいた内容は、リーダーズアカデミーでの活動だけではなく今後自分が達成したい目的ができたときにも活かすことのできるものでした。目的達成のために何をするべきか考えることができる力は今後の学生生活、また社会人となった後でも必要になると感じました。学んだことを自分のものにしてより一層プロジェクト活動に精を出していきます。

宮脇先生、今回はお忙しい中貴重なご講演を行っていただきありがとうございました。

リーダーズアカデミーBチーム

2018年6月27日 堀内美紀氏「人に伝わる文章講座」 [2018年07月07日(土)]

 2018627日のリーダーズアカデミーでは、テレビ番組のディレクターとして、また本学の現代ビジネス研究所研究員としてもご活躍中の、堀内美紀先生を講師にお迎えして「人に伝わる文章講座」をテーマに講義していただきました。ディレクターとしてのご経験から、文章を書くときの心構えや、実用的な文章の書き方など、読み手に対して分かりやすく情報を伝えるための方法をご教授いただきました。

 

 初めに、文章を書く心得を教えていただきました。まず、文章を書く上で大切なことは「何が言いたいのか」という軸を定めることだそうです。新聞のコラムは、平均400字から600字程度の字数で構成されています。このような短い文章では、主張の軸を固めないと、散漫な文章になってしまいます。加えて、伝えたい情報の全てを盛り込むことはできませんので、文章をそぎ落とす必要もあるそうです。短い文章では、自分の主張を固め、自分の伝えたい情報を10から1に絞り、簡潔に伝える必要があることを学びました。スピーチにおいても、情報の全てを伝えようとすると散漫な話になってしまうことがあります。なので、スピーチでも文章でも、情報を削ぎ落としてまとめることで分かりやすくなるのだなと思いました。 

 

 次に、ディレクターとしてのお仕事について教えていただきました。堀内さんがディレクターされたNHK番組「美の壺~和の化粧」について紹介していただき、ディレクターのお仕事には、構成や台本など、文章を書く機会が多いということを知りました。特に、ナレーション原稿は、分からない人にも伝わるように書く必要があるそうです。したがって「おばあちゃんにもわかるように原稿を書く」「論じるのではなく語る」の二点を心がけることが大切だと知りました。このことから、難しい言葉や専門用語を羅列するのではなく、初めて見た人でも分かる文章を書くよう心がけようと思いました。

 

 次に、グループごとにテーマを分けて、文章を作成するための切り口を考える活動を行いました。Aチームのテーマは「トランプ」Bチームは「青」Cチームは「アメフト」Dチームは「差別」でした。ひとつのテーマをもとに文章を作成するときには、そのテーマを自分に寄せてみると、想像力が広がり、文章が書きやすくなるそうです。また、一見テーマと関係なさそうなものを結び付けるのも効果的で、埋もれていた実体験が掘り起こされるそうです。この二点を手掛かりに、テーマから連想できる言葉を考え、そこから各人、そのテーマにどのような副題をつけるかを考えました。副題をつけることで、抽象的なテーマが具体的になり、文章が書きやすくなるそうです。そして、グループ内で最もユニークだと思う副題を2つずつ選び、その副題からどのような切り口で文書を書いていくのかを発表しました。

 

 最後に、初対面の人にメールでアポイントメントを取るための心得を話してくださいました。リーダーズアカデミーでの活動では、業界人や専門家に直接お話を伺う可能性もあります。そのアポイントメントを取る手段として、多くの場合、メールを使用します。メールで面識のない人に連絡する際には、自分の立場、プロジェクト内容とその目的、質問内容など、相手が自分を信用できる文章を作成しなければなりません。その際に心がけるべきことは「相手の気持ちになって文章を作る」ことだそうです。文章の構成や敬語の使い方だけではなく「会っても良い」と思えるような文章の内容を考えることも大切なのだと学びました。

 

 今回、堀内先生にご講義いただいた内容は、プロジェクト活動だけではなく、就職活動やビジネス場面など、幅広い場面で手助けとなる充実したお話でした。特に「10ある情報を1にそぎ落とす」というのは、人にわかりやすく伝えるうえで、常に心がけるべきだと思いました。プロジェクト活動でも、文章を書く機会は多くあります。今回の学びをプロジェクト活動に生かし、人に伝わる文章を作成したいと思います。

 

 堀内先生、貴重なご講義をありがとうございました。

 

リーダーズアカデミー Aチーム

 

2018年5月30日 治部れんげ氏「働く女性の日米比較~大学、仕事と子育て、リーダーシップ~」 [2018年06月04日(月)]

2018年5月30日のリーダーズアカデミーでは、ジャーナリストであり、また東京大学大学院情報学環客員研究員、本学の現代ビジネス研究所の研究員も務めていらっしゃる治部れんげ先生をお招きして、『働く女性の日米比較〜大学、仕事と子育て、リーダーシップ〜』をテーマに講義をしていただきました。ジャーナリストとして治部先生が実際に取材をされたアメリカ人女性の声などを交え、非常にわかりやすい日米比較から、“日本の女性の働き方”と客観的に向き合えるきっかけとなりました。

まず始めに、大学の学費における日米比較のお話をしていただきました。皆さんは自分の大学の学費をご存知でしょうか。本学の学費を提示され、金額が高いと感じる学生がほとんどでした。しかしアメリカの大学の学費は日本より更に高いそうです。アメリカの私立大学に通う学生の70%は平均400万円の借金を抱えているといいます。アメリカでは日本よりも、お金持ちとそうでない家庭での格差が大きく、その格差を縮めるための対策に重点が置かれています。具体的な施策として優秀な成績を残した人への奨学金を充実させたり、第一世代(ファースト・ジェネレーション)と呼ばれる、家族の中で初めて大学へ通う学生を支援するといった施策がなされているそうです。

次に、仕事と子育てにおける日米比較のお話をしていただきました。働き方について「ワーク・ライフ・バランス」という言葉の意味の捉え方が日米では違うといいます。日本のワーク・ライフ・バランスとは、育児の際に長期の育休がとれるということなど、休みの制度について着目されがちですが、アメリカでは、在宅勤務や時短勤務、仕事の合間に子どもの送り迎えをするなど、働き方に柔軟性がある、いわゆる「フレキシブル・ワーク」のことを言うといいます。”成果を出せるのであればどんな働き方をしてもいい”という概念があることを知り、競争社会で成果主義のアメリカと、日本との明らかな違いを感じました。

また、日本の問題として「家庭内の男女格差」があるということをお話ししていただきました。6歳未満の子を持つ男女の1日の家事育児時間を例に比較してみると、アメリカや、他の諸先進国は概ね女性が男性の2倍の時間を家事育児に費やしているのに対し、日本ではなんと女性が男性の7倍もの時間を家事育児に費やしているということがわかりました。この格差の大きさには、驚かずにはいられませんでした。この”無償ケア労働”の格差を縮める対策として、「3つのR」を教えていただきました。Recognition(問題を認識すること)、Reduce(家事等の量を減らすこと)、Redistribution (家族が役割を分担すること)ということです。当たり前のようでできていないこの「3つのR」を推進していくことへの必要性を感じました。

最後に、グローバル・ジェンダー・ギャップ指数についてお話ししていただきました。日本はこの男女格差を示す指数のランキングにおいて、昨年先進国最下位の114位という結果であったそうです。リーダー層の女性の割合はアメリカの43.4%に比べ、日本は12.4%とまだまだ女性リーダーの台頭は劣っています。しかし、治部先生は「日本の企業は女性を頼るようになり、女性を活躍させようとするようになってきている」とおっしゃっていました。我々の世代の女性が活躍する未来を作っていかなければならないのだと強く意識しました。

講義後、学生から治部先生への質問コーナーでは、保育園など社会制度の日米比較について、また競争が激しく成果主義のアメリカにおいて自己アピールが得意ではない人への対処についてなど様々な質問が挙がりました。日本の保育園はアメリカよりも補助金などの制度が整っているということ、またアメリカでは自己アピールに自信のない人へのカバーがまだ少なく、自己啓発を推進しているということをご返答いただきました。

今回、働く日米の女性について教えていただき、比較することによって、日本でもアメリカのように柔軟性のある働き方が一般的に認められるようになることも、女性が働きやすい社会を作るための一歩になるのではないかと予測しました。アメリカの良い部分をすべてそのまま日本に導入しようというのは、文化の違いなどにより難しいところでもあるはずですが、女性一人ひとりが自分に合ったワークライフスタイルで働ける社会というものは理想的であると感じました。一方で家庭内の男女格差など、改善しなければならない問題点とも向き合うきっかけとなりました。今回の講義をお聞きして、女性の働き方、家庭内でのパートナーとの協力についてなどさらに考えていきたいという意欲が湧きました。

治部先生、お忙しい中貴重なご講義ありがとうございました。

リーダーズアカデミー Cチーム

2018年5月9日 リーダーズアカデミー開講式/5月16日ミーティング [2018年05月22日(火)]

2018/5/9 リーダーズアカデミー開講式
昭和女子大学では、2012年度より学生のリーダーシップ養成を目的に、坂東眞理子理事長主導で「リーダーズアカデミー」という特別講座を開講しています。
今年度は各学科から推薦された学生34名でスタートし、5月9日(水)に開講式が行われました。

<開講式次第>
1.理事長挨拶・趣旨説明:坂東理事長
2.参加者自己紹介
3.オリエンテーション:リーダーズアカデミー事務局
4.チーム分け(リーダー・会計等決め、講師対応決め)

「理事長挨拶・趣旨説明」では、坂東理事長よりリーダーズアカデミーの概要説明と、今年度テーマが「女性は未来を創る」であることから、女性リーダーの必要性・女性にとってのキャリアの重要性についてお話がありました。引き続いて行われた「参加者自己紹介」では、受講生が自己紹介およびリーダーズアカデミーへの志望理由・意気込みを発表しました。最後にグループごとに分かれ、リーダー決めと業務分担を行い、開講式は終了となりました。

2018/5/16 第1回目ミーティング
初回ミーティングとなった今回、はじめは発言が出づらく、ファシリテーターを中心にアイスブレイクなどを行う場面が見られました。
その後は、徐々に打ち解けてリーダーや文化祭担当を含め、各メンバーから活発な意見が出され、議論が行われました。


今年度テーマ「女性は未来を創る」をもとにブレインストーミングを行う様子。
出されたアイディアを分類し、メンバーの興味・関心のある分野を探っていきます。
自分には思いつかなかった発想に「なるほど」と声が上がる場面も見られました。

昭和女子大学リーダーズアカデミー事務局

2018年1月17日 リーダーズアカデミー最終発表会 [2018年01月25日(木)]

2018年1月17日
今年度のテーマ「女性は世界を変える」を実現するために、各チームが取り組んだプロジェクト活動の集大成として最終発表会が行われました。

Aチーム:「Level-up Woman Project」
「学生が将来、社会で輝く」を目的とした、学生自身に足りないものを明確にし、必要な能力を身に着けられる授業開設の提案について

Bチーム:「自分らしく生きる~輝く未来へ!!新しい働き方~」
「女性が活躍すること」、「男女が共に自分の生活を充実させる」を実現するための、働き方改革について

Cチーム:「女性の女性による女性のための地域活性化」
女性目線で行う地域活性化(神奈川県秦野市)について

Dチーム:「Kimono”Wa”Fashion~Feel Japan ,Feel Slow Fashion~」
ファストファッションの問題点と、解決策であるスローファッションのある生活について

【坂東先生からのコメント】
今年度は自分達でイベントを企画するチームが多く、個々がアクティブに活動していた。学内向けの活動だけではなく、外部に向けたイベント・企画を行えたことは高く評価したい。
また、活動当初、自分はリーダーという柄ではないと考えていた学生も、様々な形のリーダー像を模索し、各々がチームに貢献していたので、1年を通じて大きく成長した学生も多かった。
今後は来年度以降のリーダーズアカデミー受講生の良くアドバイザー・相談役として後輩学生を支えてほしい。

 全てのチームの発表が終わった後、来場者全員が審査員となり、投票が行われました。
その結果、最も多くの票を獲得したAチームが優勝となりました。また今回優勝となったAチームには、2月の理事長・総長、学長講話でも在学生に対し活動内容や1年間での学びをプレゼンテーションしていただきます。

 各チームの発表と優勝チームの発表が行われた後、リーダーズアカデミー全体の修了式が行われ、坂東理事長から受講生に修了証が授与されました。

2017年12月6日 楠田弘子氏「法で守られる命と政治で救われる命 ~弁護士・教師としてかかわるアメリカの移民・難民問題~」 [2017年12月25日(月)]

2017年12月6日のリーダーズアカデミーでは、アメリカで移民法を専門とする弁護士であり、ロヨラニューオリンズ法科大学院の臨床教育教授としてもご活躍されている楠田弘子先生をお迎えして「法で守られる命と政治で救われる命」をテーマに講義をしていただきました。アメリカから昭和女子大学へ直行していただくなど楠田先生には大変お忙しい中お越しいただきました。外国で活躍されている先生のお話はこれから社会に出る私たちにとって大変励みになりました。

まず初めに、楠田先生の日本にいた幼少時代から社会人時代までどんな風に過ごしてきたかをお話していただきました。先生の幼少期はご近所さんから英語を学んでいらっしゃったとお聞きして、ここで学んだ英語の楽しさが現在のご活躍に繋がっているのだと思いました。また大学を卒業後に一般企業で社会人になってからは水曜日の朝は女子社員だけがお茶くみを行っていたが、先生自身その慣習に当時疑問を抱いていなかったそうです。

次にお話しいただいたのは、ふと思い立って渡ったという楠田先生の渡米後についてでした。初めはコミュニケーションをとることが難しく、常に英和辞典と和英辞典を持ち歩きながら生活をしていたそうです。また先生が友人との食事で勧められたロースクールとビジネススクールのi入学選考をどちらも受験し合格され、「周りにいる人の縁が自身の未来を変えてくれた」とお話してくださいました。「誰でもやろうと思えば何でもできる」というお言葉を聞いて、果敢にチャレンジすることで得られるものが大きいということがわかりました。

最後に、アメリカ移民法の法律家としての活動や現状についてお話してくださりました。そもそも「移民」と「難民」とでは意味が異なるものの、今年に入り政権の方針が大きく変わった影響により移民や難民の受け入れを制限されている現状での弁護士活動は厳しいそうです。その中でも、ロースクールの学生さんたちは誰一人としてこの現状を諦めておらず、「自分たちが変えていくんだ」という意思の強さに頼もしいとおっしゃっていました。こうして困難に直面している中、前線で活躍されている楠田先生が輝いて見えました。

今回、楠田先生にご講義いただいたことによって学生である私たちが何をすべきなのか、今後どうしていくかを見つめ直すきっかけになりました。また日本だけでは視野が狭く、海外で学ぶことの大切さも知ることができました。そこで出会う人との交流や経験が、自分をより高めることに繋がるということが分かりました。リーダーズアカデミーのテーマである「女性は世界を変える」にぴったりな楠田先生の講義は大変貴重であり、自分の財産になりました。
楠田先生、お忙しい中誠に有難うございました。

リーダーズアカデミーBチーム

2017年7月12日 堀内美紀氏「人に伝わる文章の書き方・表現方法」 [2017年07月24日(月)]

2017年7月12日のリーダーズアカデミーでは、本学の現代ビジネス研究所研究員として、またディレクターとしてNHKで20年以上番組を作っていらっしゃる堀内美紀先生を講師にお迎えして「人に伝わる文章講座」をテーマに講義をしていただきました。ディレクターとしてのご経験から、実用的な文章の作成を学生へアドバイスしていただき、人に伝えることについて考えが深まる講義となりました。

最初に、文章を書く上での心得を教えてくださいました。
本年度のリーダーズアカデミーでは、参加者全員が新聞の投書欄に一度は自らの意見を投書し、掲載されることを目標としています。そこで、文章を書く技術を向上させるコツを教えてくださいました。
まず、伝わる文章を書くためには、新聞のコラムをチェックすることが重要だと知りました。柱の主張をひとつ立て、400字から600字の短い文章で言いたいことをまとめることが、良い文章を書くためのコツとなるそうです。「10聞いたことを1書け」と堀内先生が言われるように、文章作りは削ぎ落とす作業であることを意識し、文章を作成するよう心がけながら投書を行いたいと思います。
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次にNHKディレクターのお仕事について、お話しくださいました。
始めに堀内さんがディレクターをされた番組である「美の壺〜京の舞妓」をご紹介いただきました。その中でディレクターの仕事には実は文章を書くことが多いと知りました。例えば、ナレーションの原稿を書くことがあります。ここでは簡潔な文を書くことが要求されます。そのために「論じるのではなく語る」「おばあちゃんにもわかるように」を心がけることが大切だそうです。この技術は私達がプレゼンテーションを行う際にも活用できるため、研究したいと思います。

次に学生の文章を例に、文章を書く際にやってしまいがちな間違いを教えてくださいました。
その中には例えば、一文の長さを長くしすぎることや、曖昧な表現でごまかしてしまうことがあります。これらは文章が伝わりづらくなる原因になるため、注意して避けなければなりません。このような問題点を含んだ学生の文章を読み、どこが問題かを私達自身で考えることにより、より理解を深めることができました。

次に、テーマを自分に寄せて文章を書くことで、埋もれていた体験を掘り起こす作業をグループワークで行いました。
まず、AからDの4つのグループに分かれ、各グループに割り当てられたテーマについて思いつくことを付箋に書き、ホワイトボードに貼る作業をしました。テーマはAチームが「自転車」、 Bチームが「選挙」、 Cチームが「三軒茶屋」、 Dチームが「男友達」でした。
次に、これらのテーマに副題をつける作業を行いました。これによって抽象的なテーマが具体的に捉えられ、文章が考えやすくなります。
その後つけられた副題からストーリーを想像し、発表を行いました。それぞれチームのメンバーが出したキーワードから想像を広げていくことで、自分だけでは思いつけない文章を考えることができました。

最後に、新聞のコラムを実際に読むことによって豊かな文章を確認しました。
豊かな文章とは読む人に様々な視点を与えるものです読みたくなる文章を作るには主張を明確にすること、心を揺さぶること、考えさせる内容であることが重要になります。紹介していただいた文章では、短い中にもストーリーの展開に広がりがあることを感じました。

今回堀内先生にご講義いただいた内容は、文章を書く際に明日からでも実践できる実用的且つ明確な内容でした。
人に伝えるということは私達のプロジェクト活動で最も重要な役割を果たします。今回の講義内容を思い出して、プロジェクトがより魅力的に伝わるような文章を考えられるようにしたいと思います。堀内先生、貴重なご講義をありがとうございました。

リーダーズアカデミー Aチーム

2017年6月21日 蟹瀬令子氏「自分ブランドの作り方」 [2017年07月06日(木)]

2017年6月21日のリーダーズアカデミーでは、レナ・ジャポン・インスティチュート株式会社代表取締役である蟹瀬令子氏を講師としてお招きし、『「自分ブランドの作り方~「いっしょに仕事をしたい」といわれる人』をテーマに講義をしていただきました。

蟹瀬先生はマーケティングの専門家として活躍され、ご著書には、『やっぱ、「自分ブランド」でしょ。』があります。また、紙おむつの「ムーニー」やブランド卵の「ヨード卵・光」をブランド化したコピーライターとしても有名です。さらに、現在は政策や行政に関わる仕事を通じてなど、世界の第一線でご活躍されています。
今回のテーマは「ちょっと背伸びしたキャリアプランをイメージすることについて」です。

講義に入る前に、自分が見えている姿と相手から見えている姿を知るために以下のようなワークショップを行いました。
まず、二人一組のペアを作り、自分自身を表す漢字2文字を考えて用紙に書きました。次に、そこに書いた漢字が見えないようにして、ペアと用紙を交換し、今度は相手の印象を表す漢字2文字を考えて紙に書きました。最後に、自分が書いた漢字とペアが書いた漢字を比較しました。自分が見ている”自分”と相手から見えている”自分”に差異がある場合、その差をどう減らすかが自分ブランドを作る鍵となります。このワークショップから、自分の軸を見つけ、自分ブランドを確立することの大切さを学ぶことができました。

次に、「ちょっと背伸びしたキャリアプランをイメージする」ことについてのお話を伺いました。
(1)”Yes,I Can”からのスタート
自分を発見するには書くことが大切です。スマートフォンを使ってSNSをするのではなく、毎日思いついたことや心模様を書くことで、自分を発見することができると教わりました。実際に蟹瀬先生は、いい女の条件やしらすがさくらんぼに化けた話などをスマホのメモ帳に書いているとのことでした。
(2) 働く基本は3つの”気” 勇気・根気・元気
働く上で、新しいことに飛び込む勇気、やり続ける根気、本人の元気を持つことが大切です。物事をやるだけやってできなかったら謝る度胸も必要であると仰っていました。

(3)キャリアにおける5つの段階「量のストレスを超えると、質の満足が待っている」
私たちはまず、働くようになると人に教わりながら仕事をする段階を経験します。その後、一人で独立して仕事ができるようになります。さらに時間が経過すると、人に教えることができるようになり、自分で戦略を立てられるようにもなります。そして、戦略にしたがって、人を動かし実績をあげると同時に部下を育てることができるようになるのです。
この段階に辿りつくまでに15年はかかるため、やり続ける根気が必要になると蟹瀬先生は仰っていました。また、自分の戦略を説明する際に、様々な人に正確に伝えられるよう言葉の置換えができなければいけません。そのためには、一つの言葉を三つの言葉で説明できるスキルが重要となるため、日本語の勉強が必要不可欠です。
常に現状より少し上を目指し、他人と比べるのではなく自分自身と競争をすることが重要です。
自分の中でオンリーワンになれば、いつか「人から一緒に仕事をしたい」思われるような人になれます。

最後に、蟹瀬先生は成功と幸福の違いを教えてくださいました。成功とは欲しい物を手に入れることであり、幸福とは手に入れたものを大切にすることです。

また、私たちに残してくださった「あなたの一番のお仕事は幸せになることです」という言葉がとても印象的でした。

今回の講義で私達は自分ブランドを作るにはまず、自分の軸を探すことから始まることを知りました。また、何事にも挑戦する勇気や、社会で活躍するために何をすれば良いかを学ぶことができました。社会の第一線でご活躍されている蟹瀬先生の講義を今後の私たちの人生に役立てていきたいとおもいます。

蟹瀬先生貴重なご講義ありがとうございました。

リーダーズアカデミー Cチーム

2017年6月7日 駒崎弘樹氏「半径5メートルから社会を変える方法」 [2017年06月13日(火)]

2017年6月7日のリーダーズアカデミーでは、認定NPO法人フローレンス代表の駒崎弘樹先生を講師にお招きし、「半径5メートルから社会を変える方法」をテーマに講義をしていただきました。実際に駒崎先生のご提案で実現した社会の課題に対する解決策をめぐる経験談をもとに、世の中を変える力は誰しもが持っているということを教えていただきました。

最初に、病児保育問題についてお話いただきました。熱のある子どもを保育園に預けることができず、欠勤が続いて仕事を失ってしまうことすらある母親を支えるために、駒崎先生は訪問型病児保育を考案し、実現されました。依頼者の家に訪問して保育を行う訪問型病児保育は、施設を構える費用を省けるメリットがあります。また、往診に女医さんを起用することで安心・安全なサービスを提供するとともに、通常の勤務体制では働くことが困難な育児中の女医さんに活躍の場を提供し、職場復帰を支援しています。駒崎先生の、社会課題は新たな仕事を生むチャンスでもあるという言葉がとても印象的でした。

次に、待機児童問題についてお話しいただきました。待機児童の8割は都市部に集中しているにもかかわらず、都市部に設置基準を満たす大規模な保育園を作る土地が確保できません。この課題に対し、駒崎先生は小規模保育園なら都市部でも作ることは可能だとお考えになりました。そこで、現在増加している空き家に注目し、これを保育園に転用するアイディアを提示されました。政治家や官僚の視察を受け入れるなどの活動により、駒崎先生が提案された小規模保育は設置基準の壁を突破し、現在では政府が掲げる待機児童対策の中心となっています。ここでは具体的な解決策を提示し、政策に関わる多くの人々に認識してもらうことが課題の解決に繋がると教えていただきました。

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次に、医療的ケアを必要とする子どもを受け入れる保育園が不足している問題についてお話しいただきました。

日本では周産期医療が発達したことによって新生児死亡率が非常に低くなった反面、体の機能が母体内で十分に発達する前に生まれた子どもが増えています。そうした子どもたちは人工呼吸器や経管栄養等の医療的ケアを必要としますが、医療的ケアを必要とする子どもを受け入れる保育所は極めて少ないのです。そこで、駒崎先生は日本初となる10.5時間預かることが可能な障害児保育園を開園されました。シンポジウムを行うなど政治家との協力により、2016年5月には改正障害者総合支援法に初めて「医療的ケア児」という言葉が盛り込まれました。

最後に、赤ちゃんの虐待死の問題についてお話しいただきました。虐待死の原因は望まない妊娠によるものが多いことから、駒崎先生は妊娠期から課題を抱える妊婦の相談に乗り、出産と同時に子どもを望む育ての親に託す「赤ちゃん縁組」というシステムを考案されました。当時は特別養子縁組をサポートする法律がなかったことから、事業を進めつつ政策提言を行い、2016年12月に特別養子縁組あっせん法案が成立しました。

今回のご講義で私たちは、社会の課題には必ず解決策があるということを学びました。また、個人の持つ力は大きく、社会を変革し得る可能性を一人一人が持っていることを教わりました。社会の課題を単に把握・理解するだけでなく、解決者としての視点を持ち、自分なりに解決策を考えて行動することが大切だと思いました。

最後に駒崎先生から頂いた「自分の可能性は自分だけのものであり、自分を縛る鎖はどこにもない」という力強いお言葉を胸に、社会の第一線で活躍できる女性になれるよう頑張ります。

今回のご講義で得た学びを、これからのプロジェクト活動に活かしていきたいと思います。駒崎先生、貴重なご講義ありがとうござました。

リーダーズアカデミー Bチーム

2017年5月31日 猪瀬淳也氏「プロジェクト管理」 [2017年06月06日(火)]

2017年5月31日のリーダーズアカデミーでは、猪瀬淳也先生による「プロジェクト管理」について講義が行われました。

講義の前半は、「そもそもプロジェクトとは何か」という導入から始まりました。そこでは、プロジェクトとは「限られた時間・人手・設備・お金といった資源を使って行い、明確なスタートとゴールが存在するもの」と学びました。そしてプロジェクトの成功とは、目標を達成するスコープの明確化が適切に行われて、期限とコストの範囲内で成果を達成できることを言い、それを管理することをプロジェクトマネジメント(管理)と言います。
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プロジェクトマネジメントには、具体的な内容として①目標設定②スコープの明確化③資源配分計画の3つが必要です。先生からは、わかりやすいように文化祭の出し物を例に説明がなされました。①文化祭での売り上げ目標の数字はどれくらいか、またこの数字が現実離れしていないか?②商品計画、飾り付け、呼び込み、接客など、売り上げ目標を達成するために「やるべきこと」は具体的に何か?③スコープの明確化で考えた「やるべきこと」を行うためにどれくらいの人手、材料、お金がかかるか?「人材」、「設備」、「お金」のそれぞれについて検討する必要がある、とのことでした。

②ではスコープという聞きなれない言葉が出てきましたが、スコープとは目標達成のために実施しなければならない具体的な行動のことであり、それを定めることによって、資源配分計画(WBS)を立てることができます。WBS(Work Breakdown Structure)とは、「何をいつまでにやるか」というスケジュール計画を作成することで、上記の③の「人材」、「設備」、「お金」といった資源配分をどのように投入するかを計画します。これを行うことによって、たとえ計画の変更が起きた時にでも整理をすることができ、プロジェクトの頓挫を防ぐというものです。

そしてより具体的には、プロジェクトはプロジェクトリーダーを選出し、メンバーと共有しながら、
①大事にしたいことである、プロジェクト憲章の作成
②目標を含むプロジェクトスコープの明確化
③プロジェクトマネジメント計画書の作成
④プロジェクト実行の指揮・マネジメント
⑤プロジェクト作業の監視コントロール
⑥統合変更管理
⑦プロジェクト終結
を検討・実行していくことが必要であると学びました。①、②、③はプロジェクト計画時に頑張ること、そして④、⑤、⑥、⑦はプロジェクト遂行中に臨機応変に対応すべき項目です。

講義の後半では、グループに分かれてプロジェクト管理の具体的な内容を①~③をメインにディスカッションを行い、そこで話し合ったことのプレゼンテーションを実施しました。リーダーズアカデミーが始動してからまだひと月しか経っていませんが、猪瀬先生のアドバイスもいただきながら、どのグループも活発なディスカッションが行われていました。プレゼンテーションでは、40分程度の短い時間の中で、自分達のグループが何を大事にしたいのか、なぜそう思ったのかという理由も含めて再確認することができ、目標達成のために行いたいことや、WBSの項目を絞れたグループもありました。講義はあっという間に終了しましたが、講義終了後もディスカッションを続けるグループもあり、猪瀬先生と共に議論を深める様子も見られました。

私達のグループもプロジェクトを成功させるために何をすべきか、を再確認することができ、まずは自分達がプロジェクトテーマに関する知識や背景について深く学ぶ必要がある、という原点を発見することができ、大変良い機会となりました。

プロジェクトマネジメントについての正しい理論や知識を学んだことは、これから行っていくリーダーズアカデミーでの活動に有益なものとなりました。ここで学んだことを活かしていきたいと思います。

猪瀬先生、貴重かつ大事なことを教えていただき、ありがとうございました。

リーダーズアカデミー Dグループ