日文便り

日本語教育能力検定試験に3名合格! [2020年01月15日(水)]

<日文便り>

こんにちは。日文で日本語教育を担当している植松です。
本日はとても嬉しいお知らせがあります!

2019年10月に実施された日本語教育能力検定試験に、学生3名が合格しました!!
3名のうち1名は大学院生、2名は学部生です。1人は日文4年生のSさん、もう1人は英コミ3年生のFさんです。現場経験がない学部生が合格するのはなかなか難しいと言われているのですが、学生の努力により合格者が出たことを大変嬉しく思っています。

学部生の2名は今期、「日本語教育特論(1)言語」という日本語教育能力検定試験対策を含む科目を履修していますので、1/9の授業で受験動機や効果的な学習法・後輩へのアドバイスをお話してもらいました。

 

なお、合格した3名は、昨年度から毎年夏に実施しているピアサポートTA制度による日本語教育能力検定試験対策のための夏期講座」に参加しています。そのうち2名はTAとして活躍してくださった方です。既有知識を相手に分かりやすく伝えることを通して、より学びが深まったのではないでしょうか。

この講座は来年度も実施予定です。
受験を目指す学生は、是非TAとして積極的に参加してください。
今後受験を視野に入れている下級生も、ぜひお気軽にご参加ください。

共に学び合い、合格を目指しましょう!

(植松)

卒業論文提出日 [2020年01月08日(水)]

〈日文便り〉

雨が降る寒い日となった本日は、
大学生活4年間の集大成でもある卒業論文の提出日でした。

皆、どことなく緊張して落ち着かない様子。

それぞれの想いが詰まった卒業論文、
私たちもその重みをしっかりと感じながら大切に受け取ります。

提出を無事終えた学生は、
皆、ほっと一安心した様子で笑顔も見られました。

気づけば雨もすっかり上がり、
晴れやかな空はまるで学生の心のよう。

大学生活も残りわずか、
まずはゆっくり休んで、残りの時間を有意義に過ごしてくださいね。

本当におつかれさまでした!!!

(IR)

教職座談会を行いました(その2) [2019年12月17日(火)]

〈日文便り〉

12月14日(土)、教職に就いている卒業生を招き、教職履修者との座談会を行いました。
後輩に自身の経験や教員としての想いを熱く語る卒業生と、
熱心に耳を傾け、次々と質問をする在学生という非常に充実した時間となりました。

今回は講師として招いた卒業生の感想・在学生へのメッセージを紹介します。
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久々の大学は、なつかしく、呼んでいただき大変嬉しく思います。ありがとうございました。
学生さんとお話させていただき、私自身も「教師」という仕事に改めて向き合うことができました。
教職の資格は、すぐ教師にならなくても、自分の人生の中で役立つことがあると思いますので
(子育てなど)、卒業後すぐ教師になりたい人もそうでない人も、大学時代に思い切り学んで
みんなで成長していってほしいと感じました。

と、言いつついずれ、後輩のみなさんと働くことを楽しみにしています!
本日はありがとうございました。
(2012年卒 I.M)
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本日は、お招き頂きありがとうございました。

普段、中学校の生徒としか触れあっていないので、大学生の皆さんとお話しする機会に
とても緊張しましたが、私にとっても良い刺激になりました。
教職に就きたい人も、そうでない人も、悩んでいる人も、まずは大学4年間を目一杯楽しんで下さい。
そして、たくさん勉強して下さい。「勉強し放題」は、これがラストチャンスです。
とても久しぶりに大学へ来ましたが、私が学生の頃と変わらない1号館3階の雰囲気に、ほっとしました。
学生の皆さんが、今日の座談会を「何かのきっかけ」にしてくれることを祈りつつ、
私も今日の経験を現場に生かそうと思います。
すてきな時間を、ありがとうございました。
(2012年卒 O.Y)
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本日は教職座談会にお招きいただき、本当にありがとうございました。

自分も大学入学した時、どのような気持ちで教職を履修しはじめたか、教師になろうと決めたきっかけ、
採用されてからここまでの道のりを振り返る良いきっかけになりました。
教職は人の人生に関わり、影響を与える仕事です。人生に”正解”がない(?)ように、
教職にも”正解”はありません。自分がおかれている状況の中で今の自分には何が出来るのか考え、
一つ一つを行動に移し、その時その時に自分が出来ることに全力で取り組むことが大切だと思います。
大学生活も今しかありません。同じ時間はやって来ませんので、全力で楽しみ、学び、悩んで下さい!
(2014年卒 I.C)
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久しぶりに大学を訪れてとても懐かしく思いました。まだ、教員となって1年目なので、
仕事について
話せるものは限られていたのですが、その分教育実習や教員採用試験についてなどの
情報提供は
できたのかなと思います。
「教員はブラック」と言われていますが、子供の成長の手助けができる非常にやりがいのある職業です。
この教職座談会をきっかけに教職についてもっと興味を持っていただけたら幸いです。
本日はありがとうございました。
(2019年卒 S.C)
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教職を志す学生にとって非常に充実した座談会となりました。
卒業生のみなさん、お忙しい中、貴重な時間をありがとうございました!

(UR)

教職座談会を行いました(その1) [2019年12月16日(月)]

〈日文便り〉

12月14日(土)、教職に就いている卒業生を招き、教職座談会を行いました。
前半は司会者との質疑応答、後半は数名のグループに分かれての座談会というスタイルで、
教育実習時代の思い出や教員採用試験、現在の仕事などさまざまな話を聞きました。

以下、参加学生の感想を紹介します。
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どの仕事も大変だと思いますが、教師は気持ちの持ちようで大変だと思いました。
子どもの問題だけでなく、保護者の方との問題も解決していかなくてはいけないことを知りました。
教師になるべき人は本当に子どもが好きで、子どものためにと考えられる人だと思いました。
よく教職ブラックと言われていますが、好きな仕事だからこそ続けられる仕事だと思いました。
最近、一般企業を経てから教師になる人がいると聞きました。
確かに、教師の仕事は学校内なので視野が狭まってしまうと思います。
なのでいろんな経験を経てから教師になる人も必要だと思いました。
教師の方は生徒それぞれに対応の仕方を変えて指導していくことが大変だと思いました。
また、教えることと人の話を聞くことの両方の力が必要だと思いました。
(1年 NM)
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具体的な話がたくさん聞けてとてもためになりました。
教員は大変だというのがよく伝わってくるエピソードが出てきたとき、少し不安になりましたが、
みなさん一貫して子どもが好きで楽しいという空気が伝わってきたので、いいなと思いました。
個別でお話をきいたときも、自分の聞きたいことがきけたので、いい機会になりました。
やはり、本物の先生のリアルな話を聞くのは、ネットの情報よりも詳しく、分かりやすかったので、
またこのような機会があればいいなと思いました。
(1年 UN)
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いかに自分が教師という仕事に対してどう思うかが大事だということがわかった。
大変なこと、苦労することをたくさん知ったが、それでもやりたいという気持ちが
逆に駆り立てられたので、頑張りたい。
(1年 TN)
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あまり聞く機会のないような教員の話を聞くことができてとてもためになりました。
特に3年後、卒業式をどう向かえるかという先生のお話はすごく印象的でした。
教員は大変と言われるけれど、あまりそう思ったことがないとも言っていて、
そういう風に思えるからこそ続けられるのだなと思いました。
私も頑張ろうと思える時間となりました。
(2年 KS)
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具体的な話を伺えたことで、教員になった際のイメージを描くことができました。
保護者が管理するべき部分にも教員が関わるなど、教職の座学の授業では知り得ないことを
聞くことができたのが良かったです。
(3年 IA)
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4月から教員生活がスタートする立場なので、1年目の先生から8年目の先生まで、
現場の様々な話を聞くことができてとても勉強になりました。
また、数日前に就職先の研修があったばかりで、私学のことを学んできたばかりなので、
公立とのちがいや公立だからこそ大変なことは、参考になりました。
現場の先生方のお話を聞けば聞くほど、卒業までの時間をつかって教員になる覚悟を
決めなければいけないし、大変な仕事に就くことも、改めて自覚しなければいけないと感じました。
教員となって学生にお話をしてくださる先輩方が、すごく素敵で、自分の仕事やこれまでの経験に
誇りをもっていらっしゃるんだな、と強く感じました。
そんな教員、または一人の大人になれるように、これからたくさん努力したいです。
(4年 HK)
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次回は講師である卒業生のコメントをアップします。
お楽しみに!

(UR)

 

 

(続)SWU×TUJ交流企画「頭と体を使って楽しむ狂言講座」を開催しました [2019年12月11日(水)]

<日文便り>

前回に引き続き、11月27日に行われた「頭と体を使って楽しむ狂言講座」の運営に携わった日本文化発信プロジェクトの学生から寄せられた感想を紹介します。

○狂言についての発表でのリアクションや、質問コーナーでの途切れない質問に、自分が思っていた以上に狂言に関心が持たれていることを実感しました。

○今回の活動で、学外の人との交流で、自分たちの活動を振り返り、またその意義を感じることができ、大事な機会だったと思います。交流会を通して異文化を伝えるには、やはり本物を見せること(プロフェッショナルである野口さんに来ていただき実際に狂言を見てもらうこと)、座学だけでなく体を動かす時間があることが大切だと感じました。

○前半は教える立場、後半は教えられる立場を経験した。二つの立場を短い時間で経験したことで、何も知らない無垢の状態に新しい知識を伝える行為は、伝えられる方の興味をどれだけ惹けるかが重要であることを実感した。

○TUJの先生から、「日本人には違和感なく、外国人にも理解できる発表だった。」ということを聞き、自分たちは外国人に理解してもらうにはどうしたら良いかということを一番に考えていたが、専門用語などが多くある場合、それをあまり知らない人に教える時には簡単な言い回しにすることが日本人にとっても必要だと思いました。

○今まで何度か留学生と話をする機会があったので、今回の発表でもゆっくりと分かりやすい言葉で話すことを意識しながらできました。

後から留学生の方に内容を理解できたか質問したところ、わかりやすかったと言って貰えたので良かったです。参加された皆さんも楽しそうにしていましたし、狂言に興味を持ってもらえてとても嬉しいです。私自身も新しい知識を身につけることができたので、有意義な時間でした。

今回の企画は、これまで留学生との交流を経験してきた学生達にも、新たな気づきがあったようです。TUJとの交流をきっかけに、更に視野を広げ、これからの学びに活かしていくことを期待しています。

(山本晶子)

 

SWU×TUJ交流企画「頭と体を使って楽しむ狂言講座」を開催しました [2019年12月10日(火)]

<日文便り>

こんにちは。日本文化発信プロジェクト担当の山本です。
日本文化発信プロジェクトは、日本語日本文学科で行っているプロジェクト活動で、日本の文化を外国人にわかりやすく紹介する取り組みです。今日は、先月11月27日に行われた「頭と体を使って楽しむ狂言講座」について、ご報告します。この催しは、講師として和泉流狂言師の野口隆行氏をお招きし、日本の伝統芸能である狂言の体験を通して、SWU(昭和女子大)とTUJ(テンプル大)との交流を行うことを目的として企画したものです。

当日は、SWUとTUJの学生・教職員、あわせて41名の参加がありました。当日は、SWUのプロジェクトの学生による狂言の紹介、野口隆行氏による狂言のしぐさとせりふの体験、狂言装束の体験、最後に狂言小舞「七つになる子」の実演と進みました。SWUの学生によるクイズを交えた紹介では、狂言に登場する蚊や茸(きのこ)の精に、大きな驚きの声が上がりました。

続いて行われたワークショップでは、「柿山伏」の冒頭、山伏が柿を食べるまでの場面の実演があり、その曲中の台詞としぐさを、全員で演じました。野口氏の後について繰り返し台詞を言い、体を動かしていると、初めはぎこちない動きだったのが、次第に大きな声で、体も思い切り動かし、時折笑い声を上げながらも真剣に取り組んでいました。

 

中休みにSWUとTUJの交流を兼ねたブレイクタイムがあり、後半は狂言装束の体験です。「柿山伏」の柿の木の主の装束をTUJの学生さんが身に着け、野口氏から装束に関するお話を伺いました。身近に装束を見ることができる貴重な機会でした。最後に野口氏の狂言小舞「七つになる子」を堪能し、充実した2時間の講座でした。

日本文化発信プロジェクトでは、これまでも留学生に狂言を紹介する催しを行ってきましたが、今回は体験を交えた企画で、これまで以上にスムーズに交流ができたようです。20時過ぎに会が終わっても、いくつかのグループが残って話を続けている様子が印象的でした。

次回は、運営に携わったプロジェクトの学生からの感想を紹介します。

(山本晶子)

映画『ドリーミング村上春樹』ニテーシュ・アンジャーン監督特別講義 [2019年12月05日(木)]

<日文便り>

村上春樹作品の翻訳家メッテ・ホルムを追ったドキュメンタリー映画『ドリーミング村上春樹』(10/19〜全国公開)の公開に合わせ来日したニテーシュ・アンジャーン監督を招き、「日本文学Ⅱ(近代A) 中・短編小説を読む」内において、10月17日に特別講義を行った。

世代的に、そこまで村上春樹作品に馴染みのある受講生ばかりではなかったものの、村上春樹作品に魅入られたメッテ氏やニテーシュ監督が、その世界観をどのように描き出そうとしているのかといった話や、監督が素材をどのようにカメラに収め、またそれをどのように作品として成立させているのかといった、映画を撮る過程の話などに強く興味を惹かれたようであった。
そのため、最後の30分に行われた監督と受講生の質疑応答の場は非常に活発であり、監督の講義に触発された質問が絶えることなく提出された。そこでは、製作に関わる具体的な質問をめぐってのやりとりに加え、母国語と他言語といった文化的越境や、言語と映像といった表現媒体の差異に関わる議論も為されていった。
講義後には、〈映画を実際に観ようと思った〉〈村上春樹作品を改めて読んでみようと思った〉といった声も多く聞かれ、具体的には以下のようなコメントが寄せられた。

・翻訳、通訳とはその裏にある文化や歴史を知らないと、結果的にはその意味が通らないことを知った。

・翻訳者は現実世界と作家、作品の世界(この場合は村上の世界)を媒介する存在だということに気付いた。

・「翻訳者であるメッテさんを通して村上春樹の幻想的な世界を表現したかった」という監督の発言が興味深かった。「コミュニケーションで言葉の壁は重要ではない。それはもっとも表面的なものであり、より重要なのはボディランゲージや目の表情だ」という発言は多言語を扱うニテーシュ監督の言葉であるから説得力があった。

・「計画的に撮ったものより、偶然に出会ったものを撮った方が面白くなった。しかし、こういう副作用は計画があってこそだ」という発言が印象的だった。

・今日の講演を聞いて、本を読むうえで大切なことは理解することではなく、どう感じるかのではないかと思いました。

これらからも窺えるが、監督の熱意に大いに刺激を受けたようであり、非常に貴重な機会となった。

(山田夏樹)

留学生向け日本語クラスの紹介 [2019年12月04日(水)]

<日文便り>

こんにちは。日文の植松です。
今日は私が担当する留学生を対象とした日本語科目を紹介したいと思います。

私が担当しているのは、【話す】スキルの養成が中心の科目です。
今期は受講生のニーズに基づき、授業計画の中の「ストーリーを話す」を拡大する形で、韓国でベストセラーとなり日本語訳も刊行されたチェ・ナムジュ著、斎藤真理子訳の『82年生まれ、キム・ジヨン』(筑摩書房)を読んでいます。この授業では、内容言語統合型学習(CLIL:Content and Language Integrated Learning)という方法を取り入れ、内容重視のコミュニケーションを大事にすると同時に形式の側面もフォローして正確さにも配慮し、総合的に日本語力を伸ばしていきます。この方法を取り入れるのは今期が初めてなのですが、日本語力を鍛えるだけでなく、異なる立場を認め合い異文化交流を促進することにもつながることを実感しています。準備は大変ですが、毎回の授業が楽しみです。

さて、実際の授業ですが、本文を読み進めていく傍らで、関連する生のデータにふれるようにしています。先日は筑摩書房のHPで公開されている「100人の声」(様々な年代・性別の方による感想)を取り上げ、KJ法で話し合いを進めました。「100人の声」を大きく4つの年代に区切り、学生を4グループに分け、印象的だった部分をふせんに書き出してシェアしていきます。活動の中では、こちらが予期せぬ “問い” に出会うこともあります。その “問い” を大切に温め、自分の中で咀嚼し、誰かと共有する。その過程において、異なる価値観に出会うこともしばしばあります。同じ感想を抱いたとしても、そう感じた理由は異なるということもあります。どの学生も自分が「言いたい」「伝えたい」気持ちを言葉にしようとするため、なかなか予定どおりに授業が進みません(笑)。嬉しい悩みです。

今後は読み進めていく中で出会った “問い” やキーワードをもとにチームで発表資料を作成し、プレゼンテーションを実施する予定です。この小説を読むことを一つの契機として、個人の視点に立って広く言語と文化について、そして自分自身についてみつめてもらえればと思っています。

(UE)

黛まどか先生主催の句会 [2019年11月29日(金)]

〈日文便り〉

槍田良枝先生のご担当「創作B(俳句・短歌)」では、俳句の歴史や基本を学び、句会を行います。

授業の一環として、11月28日(木)3限、客員教授・黛まどか先生主催の句会が開催されました。
※黛まどか先生は現代を代表する俳人であり、2016年度から日本語日本文学科の客員教授です。

授業履修学生のほか、TUJの教員1名、本学の教員が加わり、17名の参加となりました。
今回の兼題(句会の前にあらかじめ出しておく題)は、「小春」でした。
参加者は事前に俳句を詠み、会に臨みました。
  

句会では、選句、披講、黛先生・槍田先生より講評をいただき、
黛先生に俳句を詠む際のポイントなどを教えていただきました。
更に今回の句会では特選句に選ばれた学生に、黛先生から書籍のプレゼントがありました。

書籍の詳細は以下をご覧ください。
題名:『サランヘヨ―韓国に恋をして
著者:黛まどか
釜山からソウルまでをご自身の足で歩き、旅の途中で詠んだ俳句をつづった1冊となっています。


句会には本学の理事長・総長である坂東眞理子先生とTUJの山口麻子先生もご参加くださいました。

句会を通して、俳句を詠む楽しさや自分や他の人の俳句を鑑賞する楽しさを実感しました。
また、他の人の感性に触れることで自分の感性を磨くことにも繋がったのではないでしょうか。

(UR)

日本語教育海外実習報告会が行われました [2019年11月28日(木)]

〈日文便り〉

11月27日(水)お昼休みに、日文開設「日本語教育Ⅱ(日本語指導実践(3)海外)」の
報告会が行われました。
この実習は、ベトナム(ハノイ)・韓国(ソウル)・インドネシア(ジョグジャカルタ)にある
協定大学の日本語実習プログラムです。
参加する学生は、現地の大学で、日本語の授業の補助や実際の授業を行います。
今回は、今年度前期に実施した、ベトナム  ハノイ国家大学とインドネシア  ガジャマダ大学での
実習の様子が報告されました。
なお、この実習は、国際交流基金「大学連携日本語パートナーズ」の
支援を得て実施されました。

 

発表は実習先に分かれて2グループが行いました。
どちらのグループからも、実際に日本語を教えることの難しさ、
そしてその楽しさが伝わってきました。
授業運営では、教材選びから日本語を教える生徒の心のつかみ方まで、
さまざまな工夫が見られました。
異文化に触れることで、日本ではなかなか得られない、多くの気づきがあったようです。
どの学生も、この実習を通して自分自身の成長を実感していました。
ぜひこの貴重な経験を活かして、これからの学びと将来につなげていってほしいと思います。

(MR)