日文便り

10/2(土) 第9回 公開講座のご案内 [2021年07月01日(木)]

みなさんこんにちは。昭和女子大学人間文化学部日本語日本文学科では、
この度公開講座「カルチャーとしての文学-音楽・芸能・笑い」を開催します。
この講座では、批評家・DJの矢野利裕氏と、本学日本語日本文学科の山田夏樹専任講師が、
ハイフレックスによる講演を行います。

日時: 2021年10月2日(土) 14:00~15:30
形式: オンライン(Zoom)及びリアル会場(昭和女子大学8号館6階コスモスホール)
講師:矢野 利裕(批評家・DJ)
山田 夏樹(昭和女子大学 専任講師)
申し込み:こちらのURLから ※参加無料
ご予約は、日文オリジナルHPの公開講座ページからも可能です。
定員:なし
※リアル会場には定員あり。先着順とし、定員に達した場合はオンラインをご案内します。

これから当日まで、イベントの詳細やインタビューを少しずつ掲載していく予定です。
Instagramも定期的に更新していきますので、
この機会に是非フォローをお願いします 😉  (☞@swu_nichibun_official)

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

保護者懇談会が開催されました [2021年06月29日(火)]

<日文便り>

6月19日(土)に保護者懇談会が開催されました。
保護者懇談会は二部構成で行われ、
二部では今年の3月に卒業をした卒業生2名を呼び、
自身の学生生活や就活の体験談などを話してもらいました。
  

最後に保護者懇談会に協力をしてくれた卒業生より、
在学生向けにメッセージをもらいましたので、ご紹介します。

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私はIT企業に就職し、現在SEを目指してプログラミング言語の研修を受けています。
先日、保護者懇談会にて就活体験談をお伝えいたしました。
個別質問では予想より多くの保護者の方々とお話しすることができ、
私にとっても充実した時間となりましたこと、お礼申し上げます。
懇談会では主に、企業選びの軸と、
就活が本格的に始まる前に家族間で話し合っておくとよいこと、
この2つの事柄についてお話いたしました。
これから就活に向き合っていく学生さん、そしてそのご家族の方々の参考となれば幸いです。
コロナ渦で就活のあり方もだいぶ変化し、不安なことも多いと思いますが、
皆様によいご縁がありますようお祈りしています。
(2020年卒 A.O.)

保護者の方のアンケートを拝見して、沢山嬉しい言葉を頂き、
自身の就活の間違いや失敗も今となっては良かったなと
自分自身を肯定することができました。
私にとっても大変ありがたい機会で心から感謝しております。
また、このような立場に立たせて頂いたからこそ、
親御さんの心配する気持ちが大変よく分かりました。
就活は、1人で立ち向かっていかなければならず孤独だと感じますが、
陰で支え心から応援してくれる人はきっと傍にいます。
日文の先生、キャリア支援センターの方々もその中の1人です。
辛い時、悩みを抱えている時は遠慮せず周りに相談してください。
後輩の皆さんが、納得のいく進路を見つけられることを祈っています。
(2020年卒 N.Y.)
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4月に入社したばかりで、大変なことも多いと思いますが、
元気な姿を見ることができて嬉しかったです。
また遊びに来てくださいね!

(UR)

7/17(土) 公開シンポジウム 「今なぜ「あしたのジョー」か」 [2021年06月17日(木)]

<日文便り>

7月17日(土)に昭和女子大学近代文化研究所主催の公開シンポジウムが開催されます。
こちらのシンポジウムには、
日本語日本文学科の専任講師の山田夏樹先生と非常勤講師のトミヤマユキコ先生が登壇します。

このシンポジウムでは、
戦後の高度経済成長に重なる時代に社会の気分と共振し、
読者に共鳴を与え続けた「あしたのジョー」の魅力を、
「あしたのジョー」以後に生まれた世代をパネリストに招き、三つの軸から探っていきます。

以下、概要です。
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近代文化研究所 公開シンポジウム

題目:「今なぜ「あしたのジョー」か」
日時:7月17日(土) 13:30~16:00
場所:昭和女子大学コスモスホール
Zoomウェビナー同時配信
参加料:無料

プログラム(一部抜粋)
報告1
「ジョーに刻まれた時代、ジョーを刻んだ時代」
喜夛孝臣(練馬区立美術館学芸員)

報告2
「他者化するジョー―『あしたのジョー』における語り・視点・食」
山田夏樹(昭和女子大学日本語日本文学科専任講師)

報告3
「ちばてつやの『現在地』を探る」
トミヤマユキコ(東北芸術工科大学専任講師・昭和女子大学非常勤講師)

問い合わせ窓口
部署名:昭和女子大学近代文化研究所
メール:kinbun@swu.ac.jp
FAX:03-3411-4520
HP:https://content.swu.ac.jp/kinbunken-blog/
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近代文化研究所 公開シンポジウム

参加を希望される方は、
以下のURLもしくはポスターに掲載されているQRコードよりお申し込みください。
https://forms.gle/ggFQ2tm9fg5QhrXx6

どなたでも参加できるシンポジウムとなっておりますので、
ご興味のある方は奮ってご参加ください。
皆様のご参加、お待ちしております。

日本語日本文学科

自己紹介 [2021年06月15日(火)]

<日文便り>

みなさんこんにちは。
6月より日文に来ました、助手のmです。
オンライン授業が続き、学生の皆さんにはまだお会いできておらず残念ですが、
キャンパスでご挨拶できる日を楽しみにしています。

早速ですが、今回は簡単に自己紹介も兼ねて趣味の話をしたいと思います。
私は旅行や散歩が好きで、コロナが流行する前はよく海外旅行に行っていました。
まだまだウイルスが流行していて、出かけることもできないので、
最近は気分転換や運動不足解消も兼ねてよく散歩をしています。

ある日、キャンパス内に鴨がいるという情報を聞いたので
昼休みに見に行くと鴨の夫婦が気持ちよさそうに泳いでいました。

あじさいも綺麗に咲いていましたよ。

皆さんはキャンパス内でおすすめのスポットはありますか?
機会があればぜひ教えてくださいね。
では、これからよろしくお願いいたします。

(助手 m)

クリエイティブ・レッスンをめぐる冒険~それは、未来へのストーリー~ [2021年06月01日(火)]

<日文便り>

「クリエイティブ・レッスンにチャレンジしたい」そう語るたび「それは無理」と言われてきた。
理由はクリアー。
クリエイティブになるための思考ツールが現状の教育システムには存在しないから。
確かに、私自身「どこにもない新しいもの」を創り出す方法を教わった経験はないし、
規則もメソッドも、ルールもない。
だからこそ、とてつもなくスリリング。「やってみなければわからない」。
「どこにもないものを創りたい」学生たちの情熱・モチベーション・創造的な野心、
それをコアにクリエイティブ・レッスンをデザイン。
つくりながら考えていけば、見えなかったものに出会い、気づくはずだ。
情況に変化が起きれば、作戦・戦略を変えればよい。
クリエイティブなもの創りの原動力は、「方法」であって、「才能」ではない。
柔軟な発想で対処できる「筋力」を磨けば、ステキなモノは必ず生まれる。
そんな思いで、はじめたクリエイティブ・レッスン、
それは「ワクワク・ドキドキ」が生まれる現場に私を誘ってくれる。
クリエイティブ・レッスン「創作A」、その一部をご紹介しよう。


世界に一つの名刺づくり


野菜になって「わたし CM」

モノつくりへの情熱を胸に、
リスキーな冒険に果敢に挑む学生たちの言葉を紹介しよう。
★「面白い」と思う気持ちが背中をグイグイと押し続けてくれます。
★どこからインスピレーションを得たか?それは、身のまわりの、ありとあらゆるものから。
★グッとくる、そう、グッとくる本物をつくるためには、
いろんなモノやコトを体験することが必要です。
★素直であること、正直であること、モノを作るとき、それが一番大事です。


ラジオパーソナリティ「マイ・ブックの時間です」 


ショート・ショートがうまれるとき!

学生たちの感覚や心のあり様、ものの感じ方考え方に、学生自身が気づき、
世界を見る新たなまなざしをゲットする、それがクリエイティブ・レッスンの目標。
変化の激しい世の中で、新しい「ワクワク」「面白さ」を創造するクリエイティブ・レッスン、
学生たちが、エネルギーを注げる「テーマ」「素材」「仕掛け」への冒険はこれからも続いていく。

(青木幸子)

受験生のみなさん [2021年05月26日(水)]

<日文便り>

「到来を報せるベル」
本校の受験を考えているみなさんは、オープンキャンパスなどで一度は三軒茶屋のキャンパスを訪れたことがあるのではないかと思いますが、今日はみなさんがたぶんまだ見たことがないのではないかと思うキャンパスの一角をご紹介します。
キャンパスの東南、昭和之泉がある一角に光葉博物館という小さな博物館があります。
  

本学所蔵の様々なコレクションなどがその時々の企画により展示されます。
最近は、「アジア・アフリカの布」(2021/04/02〜2021/04/23)、
「日本の郷土玩具」(2021/01/14〜2021/02/12)、
「徳川将軍家を訪ねて ―江戸から令和へ—」
(第Ⅰ部2020/10/03〜2020/10/24、第Ⅱ部2020/11/07〜 2020/12/05)などがありましたが、
現在は本学の創立100周年を記念して
「想い出の昭和女子大学・三軒茶屋写真展」(2021/05/14〜2021/06/20)が開かれています。

https://museum.swu.ac.jp/

今日私もこの展示を見てきました。
創立以来の様々な場面の写真や品物が当時の先生方の証言録などとともに掲示されていて興味深かったのですが、私が最も興味を惹かれたのは、第二代理事長人見楠郎氏によるベルのコレクションでした。
学園らしく授業の開始・終了を合図するスクールベルのほかに、
卓上に置く卓鈴、馬車鈴、電車やケーブルカーの発車を合図するベルまで。
      

  

日本だけでなく、アジア、アフリカ、北米、ヨーロッパなど世界各国からのベルのコレクションは、
その形も愛らしかったり、美しかったり、荘厳だったり・・・。
このコレクションは「到来を報せるベル」と名付けられ、第二代理事長の時代に女性が活躍する新しい時代の到来を告げる象徴として収集されたのではないかと考えながら、展示を楽しみました。
キャンパスにはカリヨンと呼ぶ大小21の鐘が設置されていて、現在も授業開始前にメロディーを奏でます。
風に乗って運ばれるベルの音色には、電子音にはない心地よさがあります。
次にキャンパスを訪れる際には、是非カリヨンの音色を聴いてみてください。

(YN)

冷泉為人先生による特別講義 [2021年05月21日(金)]

<日文便り>

日文開設科目「メディア論」にて、本学特任教授・冷泉為人先生による特別講義が行われました。
和歌の家元として、古典籍を今に受け継いでいらっしゃる冷泉先生から直接、
京都・そして冷泉家の歴史と文化についてお話しいただきました。
緊急事態宣言下ということでzoomでの開催となりましたが、
先生から紡がれる言葉の一つ一つが、圧倒的な実感をもって伝わってきます。
歴史とは、伝統とは。
それらが単なる事実としてではなく、情(こころ)を通して実感できる時間でした。
歴史とは事実の羅列ではない、それをどう受け止めるか、どう考えるか。
それこそが研究、と冷泉先生。
学生たちにとっても、単に知識を得るのではなく、聴いている瞬間ごとに発見し、
そこから心を動かし、考え始める、そんな機会になったようです。

 

以下、講義を受けた学生達の感想です。
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■欲しい情報をすぐに検索できるような時代になり、
知識や教養を自分から能動的に得ようとする人が減ってしまっている。
今回の授業を通して、冷泉為人先生自身から京都のこと、
冷泉家のことを聞けたことは、検索して情報を得るのとは違った意義があったと感じた。

■とても貴重な機会を頂いたことに喜びを感じると共に、
文学的にも日常の生活的にも改めて考えるべきことが見つけられたような気がしました。

■『古今和歌集』仮名序と夏目漱石の『草枕』が同じことを言っているのではないかというお話が印象的でした。
読んでそれに気づいた時は嬉しかったと仰っていて、
私も何かを読んだ時にそれまでの知識とつなげて新たな発見をし、
「嬉しい」と感じるようになりたいと思いました。

■今回のお話を聞いて、人が古典や伝承を大事に受け継いで研究し文化としてきたことの意味が、
単に昔のことを知りたいからということではないということが理解できました。
そして、実際に歴史と文化を守り継いできたからこそ、
その大切さをさらに次の世代へ伝えていくことができるのだと思いました。
また、このような状況だからこそ自分がどのような人と関わり、
どのように人に影響を及ぼすのかについて考えなければならないと感じました。
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(須永哲矢)

夢を見た [2021年05月11日(火)]

<日文便り>

4月から日文に移動してきました田中 均です。
図書館学の科目を受け持っています。皆さん、どうぞよろしく。

さて、皆さんは寝ているときに夢を見ますよね。
アメリカ心理学会(APA)が1993年と2009年の2回、
10~80代を対象に夢に関する調査研究を行ったところ、
カラーの夢を見ると答えた被験者の割合は、
30歳未満が約80%に対して、60代ではわずか20%程度という結果が得られました。
この差違の原因をカラーテレビの普及と関係づけているところが、この研究の面白いところです。
皆さんはカラーの夢を見ますか?私はめったに見ません(見た夢をあまり覚えない方です)。

では、匂い付きの夢を見ることはありますか?私は一度だけ経験したことがあります。

それは図書館員をやめて、昭和女子大学で教員になって数年経った頃のことです。
夢のなかでの私は、図書館の地下の閉架書庫で一心不乱に書架整理作業を行っていました。
(閉架書庫とは利用者があまり入れない長期保存のための書庫です)
この作業は、本に汚損・破損は無いかや背表紙を揃えて綺麗に収納されているか、
きちんと所在記号順に並んでいるか等をチェックします。
図書館の本には、背表紙下に小さなシールがありますよね。
そこに書かれている番号の通りに並んでいるかを目視で確認していきます。
単純で根気のいる作業なのですが、
慣れてくるとダダダーと相当なスピードでチェックできるようになり、
それなりに面白くなってくるものです。私は好きな作業でした。
さて、夢のなかの私は、シーンとした静寂でひんやりとした空気、
乾いたコンクリートと本のかび臭い匂いのする懐かしさを感じる雰囲気のなか、
黙々とその作業を続けていて、
ふと「ああ、やっぱり落ち着くなぁ」と思ったところで目が覚めました。
それが、匂い付きの夢を見た最初で最後の経験です。

まぁ、冷静に振り返ると枕元に置いてあった「カビっぽい古本」が原因だと思うのですがね。
ちなみに、新刊書にブックカバー(保護カバー)を掛ける作業も好きでした。
どうやら手作業系の作業が好きだったようです。

(田中 均)

*イラスト提供 パブリックドメインQ:著作権フリー画像素材集 https://publicdomainq.net/

はじめまして [2021年04月28日(水)]

<日文便り>

4月25日に緊急事態宣言が発出され、大学の授業は再びオンライン形式が中心となりました。
1年生のみなさんはオンラインによる授業に慣れていないために
戸惑うことも多いのではないでしょうか。
2年生は今年こそ対面で授業を受けられると楽しみにしていたと思います。
3年生や4年生は就活を前に、
オンライン説明会やオンライン面接が頭をよぎっていることと思います。
みなさん、どうぞ焦らずに、感染に十分気をつけながら柔軟に対応してください。

私は4月1日に本学に着任しました。
専門は日本語教育、外国人労働者支援、ビジネスコミュニケーション等です。
学部の授業は「日本語教育入門」を担当しています。
今回は、学外で行っている二つの仕事を紹介したいと思います。

一つ目は、番組制作です。
“Easy Japanese for workしごとのにほんご”
というNHK Worldの番組の監修及び制作をしています。
世界160の国と地域で毎週月曜日に放送されています。
実際に日本で働く外国人の方々の「日本語お悩み体験」を取材し、
それをもとに日本語チャレンジドラマを作成します。
外国人の方には「ロールプレイ」という形で、
その場面にチャレンジしてもらい、日本語の「ツボ」を伝えます。
それ以外にも、日本事情紹介、敬語道場、漢字紹介などがあり、
盛りだくさんの1本15分の番組です。
下記のURLから無料で見ることができます(オンデマンド)。
働く現場を見たい方、日本人上司や同僚との関係に興味のある方はぜひ見てみてください。

https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/ondemand/program/video/easyjapaneseforwork/?type=tvEpisode&
(英語、中国語、ベトナム語字幕、ナレーションあり)

番組の内容を自主教材にしたURLは次のとおりです。https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/tv/easyjapaneseforwork/

外国人の方々がどういうふうに日本語を学んでいるか興味のある人はぜひこちらも見てください。
「やさしいにほんご」と英語のどちらかを選び解説を読んでみてください。

二つ目は、経済産業省のプロジェクトです。
「「日本人社員も外国籍社員も 職場でのミスコミュニケーションを考える」動画教材と「学びの手引き」を策定しました。
https://www.meti.go.jp/press/2021/04/20210426003/20210426003.html
METIチャンネル(YouTube)はこちらです。
「日本人社員も外国籍社員も 職場でのミスコミュニケーションを考える」動画教材です。

<https://www.youtube.com/playlist?list=PLcRmz7bR5W3kCaWuRjnba0HVNwg4BPqsk>
です。

日本人のコミュニケーションの仕方を変えることで、
外国人の方はずっと理解がしやすくなります。
日本人と外国人が協働する時代、多様性の時代において、
日本語教育は、教室で日本語を教えることはもちろんですが、
社会や他の分野とつながって新たなものを創っていくことも大切だと考えています。

(近藤彩)

図書館学課程について [2021年04月20日(火)]

<日文便り>

本学には司書を養成する司書課程、司書教諭を養成する司書教諭課程をあわせて、
図書館学課程と称しています。
この図書館学過程ですが、2021年4月から開設学科が日本語日本文学科となりました。
これを機会に当課程の歴史について触れたいと思います。


かつてこれらを用いて本を検索していました・・・目録カードとカードボックスです。

本学ではまず1960年4月に司書教諭課程が設置されました、
筆者は、当時の卒業生の成績証明書に
「図書館学」と科目名がまとめて記載されているのを見た記憶があります。
続いて24年後の1984年に司書課程が設置され、
司書、司書教諭の両課程をあわせて、図書館学課程と称されることになりました。

当初、当課程は短期大学部国語国文学科に開設され、
高宮秀夫先生と上田友彦先生が担当されました。
その後多くの資格取得者を養成し、就職(図書館、博物館、小・中学校等)にもつなげてきました。


児童サービス論で用いる児童資料です。

しかしながら時代の趨勢に伴う短期大学部の統合により、
開設学科が2003年に短期大学部人間文化学部、
2006年に短期大学部文化創造学科へと変わりました。
残念ながら、短期大学部は2014年に廃止されたために
当課程の開設学科は人間社会学部現代教養学科となり、
そしてこの4月から人間文化学部日本語日本文学科となったわけです。


さわる絵本です。

コロナ渦の昨年、当課程は本学に設置されてから60年という節目の年を迎えました。
まさに還暦、「六十ニシテ耳順(したが)フ」です。
他方、図書館界においては相変わらず資格取得者と就職のアンバランス、
さらには指定管理者制度に関わる問題等様々な問題を抱えています。


機会があったら、ぜひ「さわる絵本」に触ってみてください。

当課程としても常に問題意識を持ちながら、
そして日本語日本文学科をはじめとした本学のみなさんのご意見を「耳順フ」しながら、
当課程として何ができるかを模索し、少しでも飛躍できたらと思っています。

(池田美千絵)